タジ・バロウがFour Seasons Maldives サーフィン・チャンピオン・トロフィー2016で総合優勝
ハイライト映像: Burrow Wins Four Seasons Surfing Champions Trophy
クダ・フラ、モルディヴ(2016年8月13日)8月8日から、WSLのスペシャル・イベントとして、インド洋に浮かぶ楽園、モルディブで開催された「2016年のフォーシーズンズ・モルディヴ・サーフィン・チャンピオン・トロフィー」が終了。
今年でCTツアー選手から引退を表明した、ウェスタン・オーストラリアのタジ・バロウが見事優勝を飾った。
2011年にスタートしたこのイベントは、シングル・フィン、ツイン・フィン、スラスターという、異なった3種類のタイプのサーフボードを使う3ディビジョンでコンテストを行い、その総合で競い合うというもの。
インビテーション・イベントの今年は、2015年のイベント・チャンピオンであるシェーン・ドリアン、タジ・バロウ、ベサニー・ハミルトン、ロブ・マチャドといった超豪華メンバーに、パイプ・スペシャリストのジェイミ・オブライエン、元CTコンペティターとWSL副コミッショナーのトラヴィス・ロギー、ローカル・チャンピオンのフセイン『Iboo』アリーフが参加。
バロウは、ファイナルでイベントのディフェンディング・チャンピオンで、ビッグ・ウェイブ・レジェンドのシェーン・ドリアンと対戦することとなった。
スラスター・ディビジョンのセミファイナルとファイナルに勝った後に、総合イベントのファイナルをドリアンと戦ったバロウ。
素早く9.17と8.67という2つのエクセレントスコアをマーク。17.84のヒート・トータルでリードしたバロウは、ファイナルデイを通して、クリティカル・セクションでのフィンアウト、レール・カーヴィングを披露し、勝利を手に入れた。
「最高に楽しいイベントでした。サルタンの素晴しいリッパブルな波において、自分の幼い頃からのヒーローだったシェーン・ドリアンと二人でファイナルを戦うなんて、夢が実現したようでしたね」と、バロウ。
2位となったシェーン・ドリアンは、オール・ディビジョンでエクセレントなスコアを記録し、ツイン・フィン・ディビジョンでは優勝。タジとのファイナルではヒュージ・パワー・ハックを見せたが僅差で破れた。
関係者全員が豪華リゾートに滞在し、モルディブ最速の豪華クルーズ船Four Seasons Explorerを利用して行われる「世界で最も贅沢なサーフィン大会」において、優勝したタジ・バロウ。素晴しい優勝賞金とともに来年のイベントにもディフェンディング・チャンピオンとして招待される事が決まった。
ツアーを引退しても、相変わらずのキレたサーフィンを見せ続けて、ファンを魅了するタジ・バロウであった。
フォーシーズンズ・モルディヴ・サーフィン・チャンピオン・トロフィー・ファイナル結果
優勝:タジ・バロウ(AUS)17.84
第2位:シェーン・ドリアン(HAW)17.33
オーバーオール・ランキング
1. タジ・バロウ
2. シェーン・ドリアン
3. トラヴィス・ロギー
3. ロブ・マチャド
4. ジェイミ・オブライエン
5. フセイン『Iboo』アリーフ
6. ベサニー・ハミルトン
http://www.worldsurfleague.com/events/2016/spec/1751/four-seasons-maldives-surfing-champions-trophy