4 – 6フィートのクラウドブレイクでWSL-CT第5戦「フィジー・プロ」がスタート。

4-6フィートのクラウドブレイクでWSL-CT第5戦「フィジー・プロ」がスタート。 


ジョディ・スミス WSL / Kelly Cestari

 

タヴァルア、フィジー(2016年6月5日、日曜)南太平洋の楽園フィジーのクラウドブレイクとレストラツといったワールドクラス・リーフ・ブレイクで開催される、2016年サムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアー第5戦「フィジー・プロ」がスタート。本日は4 – 6フィートのクラウドブレイクでメンズ・ラウンド1の12ヒートが終了した。

 

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Highlights: Opening Day at Fiji Pro

 

今回は、パーソナル・イヤー宣言をした3タイムWSLチャンピオンのミック・ファニング(AUS)、前回のブラジルをスキップした11-タイムWSLチャンピオンのケリー・スレーター(USA)の二人が揃って出場。

 

引き続きリハビリのため欠場が続く、昨年のフィジー・プロ勝利者オーウェン・ライト(AUS)とビード・ダービッジ(AUS)のポジションは、アダム・メリング(AUS)とスチュアート・ケネディ(AUS)がリプレイス。

 

また、2012WSLチャンピオンのジョエル・パーキンソン(AUS)は一昨日の朝、クラウドブレイクでウォームアップ中に膝を痛めたため今回は欠場。ダスティー・ペイン(HAW)が替わって出場する。

 

そんな中で本日のトップ・パフォーマーの一人であったジョディ・スミス(ZAF)は、16.67のハイエスト2-ウェイブ・ヒート・トータルで、タジ・バロウ(AUS)とエイドリアン・バカン(AUS)を抑えて、1位でラウンド3へ勝ち上がった。

 

ケリー・スレーター WSL Sloane

 

 

今シーズンは過去の素晴しいキャリアの中でも最悪なシーズンスタートとなっているスレーターは、セバスチャン・ジーツ(HAW)コロヘ・アンディーノ(USA)と本日の最終ヒートで対戦。

 

4度のフィジー・プロ勝利者であるスレーターは、本日のトップ・シングルスコアとなるエクセレントの9.03をマーク。ソリッドな16.13というヒート・トータルでラウンド3へ勝ち上がった。

 

スレーターがラウンド1からラウンド3へダイレクトに勝ち上がったのは、意外にも2015年のポルトガル戦以来の事となる。

 

「ヒートに勝つことは、気分が良いよ」と、スレーターが言った。「コロヘの波は見ていなかったけど、リップを2、3発決めなくてはならないことは分かっていた。それから、あの良い波を手に入れたんだ。ビハインドからカムバックし、リードを掴むのは良い気分だね。自分とっての今シーズンがいま始まったような感じだ。」

 

ファニングはラウンド2へ。WSL Sloane

 

3タイムWSLチャンピオン・ミック・ファニング(AUS)は、ヒート8でウィゴリー・ダンタス(BRA)とカイ・オットン(AUS)と対戦。コンペティションに戻ったファニングだったが、ヒートはダンタスがバラエティとパワーを示し制圧。ファニングはラウンド2を強いられた。


キアヌ・アシンがラウンド3進出 WSL / Kelly Cestari

 

またヒート4ではカレント・ジープ・レイティング・リーダーのマット・ウィルキンソン(AUS)が、キアヌ・アシン(HAW)CTベテランのジョシュ・カー(AUS)と対戦。ヒート残り時間3分までリードしていたウィルキンソンだったが、アシンのディープバレルに逆転され、同じくラウンド2へ。

 

タジ・バロウ WSL / Kelly Cestari

引退宣言をしたタジ・バロウは、今回のフィジーを最後にCTを去る。

セレモニーに参加するジョン・ジョン WSL / Sloane
ラウンド3へ勝ち上がったフローレンス WSL / Kelly Cestari

 

 

現在の日本とフィジーとの時差は、3時間です。ネクストコールは、現地時間の 2016年6月6日6時30分 、日本時間の 2016年6月6日3時30分です。

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2016/mct/1443/fiji-pro

 

 

Fiji Pro Round 1 Results:
Heat 1: John John Florence (HAW) 10.33, Alejo Muniz (BRA) 9.33, Davey Cathels (AUS) 8.60
Heat 2: Filipe Toledo (BRA) 13.76, Ryan Callinan (AUS) 12.56, Jack Freestone (AUS) 9.94
Heat 3: Jadson Andre (BRA) 14.60, Stuart Kennedy (AUS) 12.67, Gabriel Medina (BRA) 12.26
Heat 4: Keanu Asing (HAW) 13.04, Matt Wilkinson (AUS) 12.56, Josh Kerr (AUS) 10.26
Heat 5: Miguel Pupo (BRA) 15.23, Italo Ferreira (BRA) 15.10, Alex Ribeiro (BRA) 8.63
Heat 6: Adriano de Souza (BRA) 11.73, Tevita Gukilau (FJI) 8.17, Kanoa Igarashi (USA) 4.84
Heat 7: Matt Banting (AUS) 10.34, Julian Wilson (AUS) 9.16, Conner Coffin (USA) 3.57
Heat 8: Wiggolly Dantas (BRA) 15.60, Mick Fanning (AUS) 11.90, Kai Otton (AUS) 8.47
Heat 9: Jeremy Flores (BRA) 12.67, Nat Young (USA) 9.70, Dusty Payne (HAW) 8.46
Heat 10: Jordy Smith (ZAF) 16.67, Adrian Buchan (AUS) 15.44, Taj Burrow (AUS) 10.44
Heat 11: Adam Melling (AUS) 11.26, Michel Bourez (PYF) 11.14, Caio Ibelli (BRA) 8.60
Heat 12: Kelly Slater (USA) 16.13, Kolohe Andino (USA) 15.90, Sebastian Zietz (HAW) 12.60

 

 

Fiji Pro Round 2 Match-Ups:
Heat 1: Italo Ferreira (BRA) vs. Tevita Gukilau (FJI)
Heat 2: Matt Wilkinson (AUS) vs. Alex Ribeiro (BRA)
Heat 3: Gabriel Medina (BRA) vs. Ryan Callinan (AUS)
Heat 4: Julian Wilson (AUS) vs. Alejo Muniz (BRA)
Heat 5: Mick Fanning (AUS) vs. Kai Otton (AUS)
Heat 6: Nat Young (USA) vs. Dusty Payne (HAW)
Heat 7: Caio Ibelli (BRA) vs. Taj Burrow (AUS)
Heat 8: Sebastian Zietz (HAW) vs. Kanoa Igarashi (USA)
Heat 9: Kolohe Andino (USA) vs. Josh Kerr (AUS)
Heat 10: Michel Bourez (PYF) vs. Stuart Kennedy (AUS)
Heat 11: Adrian Buchan (AUS) vs. Jack Freestone (AUS)
Heat 12: Conner Coffin (USA) vs. Davey Cathels (USA)