ポルチュギー・ワイルドカードが波乱を巻き起こす「Mocheリップカール・プロ・ポルトガル」

ポルチュギー・ワイルドカードが波乱を巻き起こす「Mocheリップカール・プロ・ポルトガル」 


キアヌ・アシン(HAW)IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

 

 

スーパーチューブス、ペニシェ/ポルトガル(2015年10月25日、日曜日)2015 年のサムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアー第10戦「Mocheリップカール・プロ・ポルトガル」は3日間連続のオン。

 

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Highlights: Huge Upsets, Major Moves in Peniche


 

クリーンなスウェルが、ハイクオリティ・ウェイブを形成するなか、ポルチュギー・ワイルドカードのフレデリコ・モライスとバスコ・リベイロがトップシードの地位を揺るがす一流のパフォーマンスで、番狂わせを続けた。

 

ジャイアント-キラーのフレデリコ・モライス(PRT)は、今日、カレント・ジープ・リーダーボード第1位のポジションを維持するミック・ファニング(AUS)を下す事によって、もう一つの巨大な番狂わせをプロデュースした。

 

 

フレデリコ・モライス(PRT)IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

 

 

モライスはヒート開始直後に 9.13というニアパーフェクトのスコアで彼の攻撃を開始。更に彼のシグネチャー・フォアハンドのパワー・カーヴィングとコンビネーション・スナップを披露。6.90のバックアップスコアでファニングを破った。

 

ミック・ファニングとのヒートで素晴らしいスコアをマークし、勝てたなんて信じられない。最高です。」と、モライスが言った。「このイベントに出ているサーファーは誰もがタフなコンペティターで、失うものがない僕は、最高の気分でヒートに臨みました。」

 

モライスは、そのあとに行われたラウンド4でも勝ち上がり、クオーターファイナル進出を決めている。

 

ミック・ファニング(AUS)IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

 

 

何度となくチャージを繰り返したファニングだったが、必要とした波を見つけることができず、彼のポルチュギー・キャンペーンは終わった。


「自分はインサイドで、セットの波を狙っていた。振り向いた時には彼は物凄い波を掴んでいたんだ。それで彼は9ポイントを出し、6ポイントでバックアップ。一時は16ポイント近くが必要なコンビネーションだった。でも、そこに全ての力を注いだからね。しょうがないね。」

 

 

バスコ・リベイロ(PRT)IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

 

 

同じポルトガルのサーファーによる素晴しい活躍にインスパイアされて、ワールド・ジュニア・チャンピオンのバスコ・リベイロ(PRT)は、その次ぎのヒートでカレントWSL No.2のエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)を下す、番狂わせを続けた。


ヒート中盤に、リベイロはバックハンドでエクセレントの8.43をスコア。その勝利を決めた。ファニングの敗退を利用して、その差を縮めたかったデ・スーザだったが、最終戦のハワイでは、ワールド・タイトルにはビッグなリザルトが必要となる。

 

 

 

IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

 

 

WSLチャンピオンに君臨するガブリエル・メディーナ(BRA)は、カイオ・イベリ(BRA)に対し、終了間際の巨大なバックハンド・フル・ローテーションで大逆転勝利を決めた。


ヒート終盤にバレルライドを決め、9.77をスコアしてメディーナにプレッシャーをかけたイベリだった。しかしメディーナは、そんなプレッシャーもものともせず、ビッグエアをメイクして勝利した。


「あ の最後の波を得られたことを幸せに思う。僕は、神にもう1つのチャンスと幸運をお願いしていたんです。」と、メディーナが言った。

 

「今日はエイドリアーノ とミックが破れるクレイジー・デイでしたけど、僕はワールド・タイトルのことは考えていないので、いつものように、良いサーフィンがしたかっただけです。

最近の自分のサーフィンは調子が良いですね。プレッシャーが全くないですから。自分のサーフィンを楽しみたいですね。」

 

 

25,000ドルの賞金ボーナスを手に入れたコロヘ・アンディーノ(USA)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

 

 

10月上旬にポルトガルで行われたWSL-QS10,000で優勝した勢いで、今回のイベントに挑んだコロヘ・アンディーノ(USA)。パワフルなスナップとエアリアルのコンビネーションでビード・ダービッジ(AUS)を倒した。さらにアンディーノは、ラウンド4でイベント初のパーフェクト10ポイント・ライドをスコアした。

 

 

また、アゾレス、カスカイスと現在のペニシェで行われたポルチュギー・レッグを通して素晴しい成績を残したアンディーノは、本日カイオ・イベリ(BRA)とセバスチャン・ジーツ(HAW)が敗退したことによって、公式にポルチュギー・ウェイブ・シリーズ ― カスカイス・トロフィーと25,000ドルの賞金ボーナスを手に入れた。

 


ブレット・シンプソン(USA)IMAGE CREDIT: WSL / Poullenot

ブレット・シンプソン(USA)は、ラウンド3で見せたパワフルなプログレッシブ・サーフィンのソリッド・ディスプレーで、11-タイムWSLチャンピオンのケリー・スレーター(USA)を下した。シンプソンにとってラウンド4進出は今シーズン初となった。

 

IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

ブラジルのフリーペ・トリード(BRA)は、プログレッシブ・エアリアル・マニューバーでラウンド4進出。

 

 

ネクストコールは、現地時間の明朝、2015年10月26日7時、日本時間の 2015年10月26日16時0分です。

 

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ミック・ファニング(AUS)はポルトガルで4度目のワールドタイトルを決められるのか。

 

オフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1307/moche-rip-curl-pro-portugal

 

 

 

Mocheリップ・カール・プロ・ポルトガル・ラウンド2結果:
ヒート8:C.Jホブグッド(USA)12.43 def.カイ・オットン(AUS)6.17
ヒート9:ジョエル・パーキンソン(AUS)12.00 def.アダム・メリング(AUS)7.70
ヒート10:セバスチャン・ジーツ(HAW)11.90 def.エイドリアン・バカン(AUS)9.43
ヒート11:コロヘ・アンディーノ(USA)14.43 def.ジャドソン・アンドレ(BRA)9.47
ヒート12:ミシェル・ボレーズ(PYF)11.17 def.ミゲール・プポ(BRA)10.83

 

Mocheリップ・カール・プロ・ポルトガル・ラウンド3結果:
ヒート1:フリーペ・トリード(BRA)14.70 def.メイソン・ホー(HAW)2.76
ヒート2:コロヘ・アンディーノ(USA)13.06 def.ビード・ダービッジ(AUS)10.43
ヒート3:ブレット・シンプソン(USA)13.54 def.ケリー・スレーター(USA)8.06
ヒート4:ナット・ヤング16.67(USA)def.セバスチャン・ジーツ(HAW)13.17
ヒート5:ジョエル・パーキンソン(AUS)15.00 def.マット・ウィルキンソン(AUS)14.60
ヒート6:フレデリコ・モライス(PRT)16.03 def.ミック・ファニング(AUS)14.40
ヒート7:バスコ・リベイロ(PRT)14.36 def.エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)11.80
ヒート8:キアヌ・アシン(HAW)13.43 def.ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)13.16
ヒート9:ジェレミー・フローレス(FRA)17.26 def.C.Jホブグッド(USA)12.47
ヒート10:イタロ・フェレイラ(BRA)14.17 def.リカルド・クリスティ(NZL)12.84
ヒート11:ミシェル・ボレーズ(PYF)13.17 def.ジョシュ・カー(AUS)13.10
ヒート12:ガブリエル・メディーナ(BRA)17.67 def.カイオ・イベリ(BRA)15.87

 

Mocheリップ・カール・プロ・ポルトガル・ラウンド4結果:
ヒート1:フリーペ・トリード(BRA)19.00、コロヘ・アンディーノ(USA)18.00、ブレット・シンプソン(USA)17.57
ヒート2:フレデリコ・モライス(PRT)14.96、ナット・ヤング(USA)14.50、ジョエル・パーキンソン(AUS)7.43

 

残りのMocheリップ・カール・プロ・ポルトガル:ラウンド4マッチアップ
ヒート3:バスコ・リベイロ(PRT)、キアヌ・アシン(HAW)、ジェレミー・フローレス(FRA)
ヒート4:イタロ・フェレイラ(BRA)、ミシェル・ボレーズ(PYF)、ガブリエル・メディーナ(BRA)