WSL-CT第5戦「フィジープロ」のラウンド2が再開。ケリーがディープバレルでハイスコア

WSL-CT第5戦「フィジープロ」のラウンド2が再開。ケリーがディープバレルでハイスコア。 


エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

 

 

タヴァルア、フィジー(2015年6月13日土曜日)-サムスン・ギャラクシーWSLチャンピオンシップ・ツアー(CT)第5戦「フィジー・プロ」は、4~6フィートのクラウドブレイクでラウンド2が再開。しかし、ラウンド2の最初の5ヒートまでを行った時点で、コンディションが悪化して本日はそこまでで終了となった。

 

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ジープ・レイティング・リーダーのエイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)は、今日のオープニング・ヒートで、ローカル・ワイルドカードのイニア・ナカレヴ(FJI)と対戦。

 

デ・スーザは、サイズのあるセットの波をじっくりと待ち、バックハンドのカーヴィングターンのコンビネーションで6.83をスコア。6.67でバックアップしリードを続けたデ・スーザは、コンビネーション・シチュエーションでロコボーイを下した。

 

「開始5分後に僕は風が強くなったことを実感しました。そして、コンディションは変わった。僕がよりインサイドで波を待ちました。」と、デ・スーザが言った。「ラウンド3へ勝ち上がれて嬉しいです。ここは自分のサーフィンを見せる素晴しいチャンスです。波はもっと大きくなると思いますよ。」

 

同じブラジリアンで現在ランキング2位のフリーペ・トリード(BRA)も、セカンド・フィジー・ワイルドカードのアカ・ラヴロ(FJI)と対戦してラウンドアップを決めている。

 

ワイルドカードのデーン・レイノルズ(USA)IMAGE CREDIT: WSL / Kirstin

 

 

一方で、ラウンド2のヒート3ではジョシュ・カー(AUS)が、エキサイティングなワイルドカードのデーン・レイノルズ(USA)と対戦。ミッド・レンジ・スコアの勝負となったヒートだが、レイノルズが8.17のエクセレントでトップ・スポットを掴み、そのまま勝ち上がった。

 

「昨日のサーフィンはそんなに悪くないと思っていたんです。しかし、僕には多くのチャンスがなかった」と、レイノルズが言った。「今日も良かったんじゃないかと思いますよ。でもいい気分です。もう一つのチャンスをもらって嬉しいです。」

 

ケリー・スレーター(USA)Photo credit: © WSL/ Roberstson

 

 

11-タイム・ワールド・チャンピオンのケリー・スレーター(USA)はワイルドカードのジェイ・デーヴィス(AUS)と対戦。彼がこのフィジーのオーソリティである事を証明し、今日最高のパフォーマンスを見せた。

 

ここまでのコンテスト最大の波で、深いバレルをメイクしてパーフェクトに近い9.93をスコア。さらにエクセレントの8.77で圧倒的な強さを見せた。

 

オーウェン・ライト(AUS)Photo credit: © WSL/ Roberstson

 

 

また、オーウェン・ライト(AUS)と元CTサーファーのアリツ・アランブルー(ESP)はロースコアリング・ヒートを演じた。ヒートはアランブルーが終始リードしたが、ヒート終盤に逆転したライトがラウンド3へ勝ち上がった。

 

予報では波は月曜日の午後をピークに続く見込み。

 

イベント主催者は、明朝午前7時30分にコールする。

 

関連記事:WSL-CT第5戦「フィジープロ」が開幕。多くの番狂わせが発生。C.J.ホブグッドが引退表明

 

オフィシャルサイト:http://www.worldsurfleague.com/events/2015/mct/1236/fiji-pro

 

 

 


フィジー・プロ・ラウンド2結果:
ヒート1:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)13.50 def.イニア・ナカレヴ(FJI)6.87
ヒート2:フリーペ・トリード(BRA)10.70 def.アカ・ラヴロ(FJI)8.86
ヒート3:デーン・レイノルズ(USA)15.00 def.ジョシュ・カー(AUS)14.10
ヒート4:ケリー・スレーター(USA)18.70 def.ジェイ・デーヴィス(AUS)9.47
ヒート5:オーウェン・ライト(AUS)10.10 def.アリツ・アランブルー(ESP)9.03

 

アップカミング・フィジー・プロ・ラウンド2マッチアップ:
ヒート6:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対C.J.ホブグッド(USA)
ヒート7:ビード・ダービッジ(AUS)対ダスティー・ペイン(HAW)
ヒート8:ジョエル・パーキンソン(AUS)対グレン・ホール(IRL)
ヒート9:マット・ウィルキンソン(AUS)対アダム・メリング(AUS)
ヒート10:ミゲール・プポ(BRA)対フレデリック・パターチア(HAW)
ヒート11:ジェレミー・フローレス(AUS)対リカルド・クリスティ(NZL)
ヒート12:コロヘ・アンディーノ(USA)対マット・バンティング(AUS)