バートン・オートモーティブ・ウイメンズ・クラシックで須田那月が好スコアでラウンド4進出
2015年2月18日、水曜日:WSL-QS6000のバートン・オートモーティブ・プロは大会3日目。本日はメンズは行われず、ウイメンズのラウンド1からラウンド3のヒート8までが行われた。
マウド・レ・カー(FRA)は本日の際立ったサーファーのひとりで、ラウンド2で18.60、ラウンド3で18.70という、2つのハイエスト・ヒート・トータルを集めた。ル・カーはパーフェクションへ、あらゆるターンとカーヴィングを合わせ、フィン・フリー・スナップとレール・カーヴィングをコネクトした。
「これまで、あんなに高いスコア出した事がなかったので本当にハッピーです。」と、レ・カーが言った。「マンリーでは、過去最悪のヒート・トータルを出して、本当に残念でした。でも今回良くなったのは、より低いレイティングでストレスがなかったからでしょうね。自分のサーフィンで、自己表現する方法も学んでいて、本当に楽しんでいます。」
ホームタウン・ヒーローのフィリッパ・アンダーソン(NSW/AUS)も、高速なプログレッシブ・アプローチでソリッド・スコアをマーク。みごとなスタイルでラウンドアップを決めた。「今年はホームからずっと離れていたので、ホームで試合に出られて本当に嬉しいです。」と、アンダーソンが言った。
「自分の2つのヒートの間に、家に帰ってベッドに横になることが出来ました。そんな機会はあまりないけど、リラックス出来ましたね。今シーズン、何試合出るかは分からないですが、ネクスト・イベントに出場するためにニュージーランドは予約済みです。ここで賞金を得ることができるならば、更にもうひとつ試合に出る余裕を持つことができるかもしれない。」
須田那月がR2とR3を勝ち上がり、ラウンド4進出
今回のバートン・オートモーティブ・ウイメンズ・クラシックには、ラウンド2のH2に武知実波、H9 橋本恋、H13 田代凪沙、H14 須田那月がクレジットした。
今回のオーストラリアで好調な須田那月は、ラウンド2で終始リードをとり、6.67 にバックアップ4.67を揃え、ヒートスコア11.34として、最後は2位となるも、ラウンド3進出を決めた。
そして、須田那月は、ラウンド3の最終ヒートで、アリッサ・ロック(AUS)、カリ・マクドーナ(AUS)、ドミニク・バロナ(ECU)と対戦。須田はビッグスナップからのクリティカルセクションへのリエントリーをコネクトして6.83 をスコア。 さらにフローターからのテールスライドで4.33をスコアして2位のポジションを固める。
ヒートはアリッサ・ロックがバックハンドで終始リード。残り時間7分でビッグセットを掴んだ須田は、2つのビッグターンをメイクして7.47をスコア。2位でラウンド4へ勝ち上がった。一方、H2の武知実波、H9の橋本恋、H13の田代凪沙は残念ながらここで敗退となった。
明日ウイメンズが再開されれば、須田那月はラウンド4のヒート3で、マウド・レ・カー、ビリー・ミレンツ、イザベラ・ニコルズと対戦する。メンズが再開となれば、ラウンド2のヒート13から始まり、大原洋人はラウンド3のヒート3でキアヌ・アシン、ウイリアン・カルドゾ、クーパー・チャップマンと対戦する。
サーフィン大国オー ストラリアでの彼らの戦いは続く。頑張れ日本!
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