ASPウイメンズWCT「バンズ USオープン」はベスト8が決定。ジュニア・メンズも8強決定。
ハンティントン・ビーチ、カリフォルニア/USA(2014年7月31日木曜日):この夏、最大のユースカルチャー・フェスティバル「バンズ USオープン・オブ・サーフィン」は大会6日目。ピーキーな2~3フィートのコンディションで、ウイメンズWCTのラウンド4からスタート。メンズプライムのラウンド3、そしてジュニアメンズのクオーターファイナルが行われ、ウイメンズWCTではクオーターファイナル進出のベスト8が決定した。
Day 6 Highlights – Vans US Open Of Surfing
ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)は、リプレイスメント・サーファーのタティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)を僅差で下し、彼女のルーキー・シーズンで最高の結果を手に入れた。「それは本当に楽しいヒートでした。タティアナ(ウエストン-ウェッブ)は本当に良いサーフィンをしていて、素晴しいですね。」と、ニッキ・ヴァン・ダイクが言った。
「彼女は、ワイルドカードとしてツアーのすべてのガールズをプッシュしています。マリア(マニュエル)はいま信じられないようなサーフィンをしていますね。クオーターファイナルでは彼女と対戦ですが、駄目もとでぶつかります。自分のベストなサーフィンがしたいだけです。クオーターファイナル進出出来て最高です。」
カレントASPワールドNo.4のタイラー・ライト(AUS)は、圧倒的なフォームで仲間のローラ・エネバー(AUS)をコンビネーション・シチュエーションで下した。ライトは、コミットしたターンでエクセレントな9.00をマーク。更にクリーンなフロントサイド・エアで8.67を叩き出し、このラウンドにおけるベスト・パフォーマンスを見せた。
前回のフィジーでは見事クオーターファイナル進出を決めたジョアン・デフェイ(FRA)は、再びクオーターファイナルへ行く道をハンティントン・ビーチで見つけた。デフェイは、ページ・ハレブ(NZL)とシーソー・バトルを演じたが、ヒート後半のバックハンド・ターンで7.77をスコアして、勝利を手に入れた。
「明日はWCTウイメンズはレイデイのスケジュールなので、この2日間のビッグデイの疲れを取って、クオーターファイナルについて考えたいと思います。」と、ジョアン・デフェイが言った。
ウイメンズWCTの USオープン ― クオーターファイナル組み合わせ:
クオーターファイナル1:マリア・マニュエル(HAW)対ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)
クオーターファイナル2:カリッサ・ムーア(HAW)対タイラー・ライト(AUS)
クオーターファイナル3:サリー・フィッツギボンズ(AUS)対ジョアン・デフェイ(FRA)
クオーターファイナル4:ステファニー・ギルモア(AUS)対レイキー・ピーターソン(USA)
ウイメンズのラウンド4終了後に、メンズのプライムは、敗者なしのラウンドオブ24が行われた。このラウンドの勝利者はダイレクトにラウンドオブ16に進出。2位と3位の選手はマンオンマンでラウンド4を戦う。1位でラウンドオブ16進出したのは、ミッチ・クルーズ(AUS)ウイリアン・カルドゾ(BRA)チャーリー・マーティン(GLP)キアヌ・アシン(HAW)ジャドソン・アンドレ(BRA)ジョナサン・ゴンザレス(CNY)ビード・ダービッジ(AUS)コロヘ・アンディーノ(USA)の8名。
またジュニア・メンズはクオーターファイナルが行われ、4人ヒートのセミファイナル・2ヒートを戦う8名の選手が決定した。
Top Moves – Mitch Crews Round 3
今回好調に勝ち上がるミッチ・クルーズ(AUS)は、ハンティントン・ビーチ・ピアのライトでカーヴィング、スナップ、エアのフル・レパートリーを組み立て、仲間のドリーム・ツアー・キャンペーナー、ジョシュ・カー(AUS)とASPワールド・ジュニア・チャンピオンのマキシム・フスナット(FRA)を抑えて、1位でラウンドオブ16進出を決めた。
「今シーズンはショックな敗退を繰り返して来たので、このイベントは自分にとって、かなり重要なのです。 」と、ミッチ・クルーズが言った。「ツアーでは圧倒され、ナーバスになって。でもリラックスして自分のベストを出し、良い結果を残したいと思っています。
自分にとって、このイベントは自信を取り戻すチャンスだと思っています。カリフォルニアでは最高な時間を過ごせて、ハッピーな気持ちでリラックス出来ているんだと思いますよ。」
Ryan Callinan’s 9.40
Top Moves – Josh Kerr Round 3
VANS USオープン ― メンズ・プライムのラウンド4組み合わせ:
ヒート1:マキシム・フスナット(FRA)対ティム・レイズ(USA)
ヒート2:ジョシュ・カー(AUS)対ベイリック・デ・ブリース(ZAF)
ヒート3:アダム・メリング(AUS)対ビノ・ロペス(BRA)
ヒート4:アリツ・アランブルー(ESP)対ジョディ・スミス(ZAF)
ヒート5:マット・バンティング(AUS)対カノア五十嵐(USA)
ヒート6:フリーペ・トリード(BRA)対マイケル・ダンフィ(USA)
ヒート7:ブレット・シンプソン(USA)対ピーターソン・クリサント(BRA)
ヒート8:ギャレット・パークス(AUS)対ライアン・キャリナン(AUS)
明日、現地時間8月1日金曜日は、7:30からメンズ・プライムのラウンド 4(H1 -8)11:30からは、ウイメンズのプロジュニアのセミファイナル(ヒート1と2)、12:20からはVANSジョエル・チューダー・ダクト・テープ・インヴィテーショナルのクオーターファイナルとセミファイナルが行われる予定。
ウイメンズのプロジュニアでセミファイナルまで勝ち進んでいる野呂玲花は、ヒート1で、ハワイのブリアナ・コープ、ベイリー・ナージ、ブラジルのチェルシー・トゥアと対戦。またヒート2には、ハワイの前田マヒナ、タティアナ・ウェストン・ウェブ、アメリカのミアー・コリンズ、ティア・ビアンコといった強豪が顔を揃える。
ウイメンズ・プロジュニアのセミファイナルは、現地時間の 2014年8月1日11時30分は、日本時間の 2014年8月2日3時30分です。
また、VANSジョエル・チューダー・ダクト・テープ・インヴィテーショナルには、ケリア・モニーツ、トロイ・マザーヘッド、ジャスティン・キンタル、ライアン・バーチ、アレックス・ノスト、トロイ・エルモア、タイラー・ウォーレン、アンディ・ニエブラ、ハリソン・ローチ、チャド・マーシャル、ジェームズ・パリー、デボン・ハワード、カシア・ミーダー、ルーカス・ダークシー、ジャレッド・メルといった蒼々たるメンバーに日本の瀬筒雄太が招待選手として出場。
彼らの活躍を期待し、エールを送り続けよう!
ライブ中継が行われるオフィシャルサイトはこちら。サイトではヒートアナライザーも設置され、見逃したヒートもチェック可能。
http://www.vansusopenofsurfing.com/2014
現在の日本とロサンゼルスとの時差は、16時間 (サマータイム中)。
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ASPウイメンズWCT「バンズ USオープン」がスタート。メンズプライムはR2ヒート6まで終了
ASPプライム「バンズ USオープン」がスタート。番狂わせも続出。 大原洋人はR1で敗退。
バンズ USオープン・オブ・サーフィンのジュニア・プロで、野呂玲花がセミファイナル進出
バンズ USオープンは、男子ジュニアがスタート。ベスト16決定。大原、仲村R1敗退。
バンズ USオープン・オブ・サーフィンは、日本時間7月27日午前0時(26日深夜)にスタート。
ASP「VANS USオープン」ジュニアプロは日本時間27日0時開始。大原、仲村、野呂が出場。
Vans US Open of Surfing Women’s Round 4 Results:
Heat 1: Nikki Van Dijk (AUS) 12.90 def. Tatiana Weston-Webb (HAW) 12.50
Heat 2: Tyler Wright (AUS) 17.67 def. Laura Enever (AUS) 9.13
Heat 3: Johanne Defay (FRA) 14.10 def. Paige Lareb (NZL) 11.03
Heat 4: Lakey Peterson (USA) 15.44 def. Dimity Stoyle (AUS) 11.83
Vans US Open of Surfing Men’s Round 3 Results:
Heat 1: Mitch Crews (AUS) 15.60, Maxime Huscenot (FRA) 14.36, Josh Kerr (AUS) 10.00
Heat 2: Willian Cardoso (BRA) 17.20, Beyrick De Vries (ZAF) 8.93, Tim Reyes (USA) 6.23
Heat 3: Charles Martin (GLP) 11.33, Adam Melling (AUS) 11.06, Jordy Smith (ZAF) 10.83
Heat 4: Keanu Asing (HAW) 16.73, Aritz Aranburu (ESP) 14.27, Bino Lopes (BRA) 9.23
Heat 5: Jadson Andre (BRA) 17.97, Matt Banting (AUS) 13.83, Michael Dunphy (USA) 13.40
Heat 6: Jonathan Gonzalez (CNY) 14.06, Filipe Toledo (BRA) 13.50, Kanoa Igarashi (USA) 9.50
Heat 7: Bede Durbidge (AUS) 14.77, Brett Simpson (USA) 14.43, Ryan Callinan (AUS) 9.50
Heat 8: Kolohe Andino (USA) 11.60, Garrett Parkes (AUS) 10.27, Peterson Crisanto (BRA) 8.83
Men’s Pro Junior Quarterfinals Results:
QF 1: Cam Richards (USA) 14.00, Skip McCullough (USA) 12.30, Jake Davis (USA) 12.20, Kanoa Igarashi (USA) 8.57
QF 2: Matt Banting (AUS) 14.53, Luan Wood (BRA) 14.50, Dylan Lightfoot (ZAF) 11.17, Koa Smith (HAW) 7.26
QF 3: Miguel Tudela (PER) 13.00, Yago Dora (BRA) 10.10, Taylor Clark (USA) 7.13, Kevin Schulz (USA) 4.07
QF 4: Joshua Moniz (HAW) 17.23, Nic Hdez (USA) 12.54, Jakey Kelley (USA) 10.84, Jake Halstead (USA) 7.90