ASPウイメンズWCT「バンズ USオープン」がスタート。メンズプライムはR2ヒート6まで終了

ASPウイメンズWCT「バンズ USオープン」がスタート。メンズプライムはR2ヒート6まで終了


Lakey Peterson (USA) moves through to Round 3 of the Vans US Open of Surfing after defeating Nikki Van Dijk (AUS) and Bianca Buitendag (ZAF) in Round 1. Image: ASP / Rowland

 

ハンティントン・ビーチ、カリフォルニア/USA(2014年7月29日火曜日):この夏、最大のユースカルチャー・フェスティバル「バンズ USオープン・オブ・サーフィン」は大会4日目。サーフイベントは、ピーキーな1~3フィートのコンディションで、ウイメンズのWCTラウンド1が戦いの火蓋を切った。

 

2014年のサムスン・ギャラクシーASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)第6戦となる「バンズ USオープン・オブ・サーフィン」は、ワールドタイトル・レースの後半戦に差し掛かる、極めて重要な役割を果たす試合。

 

5タイムASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンで元USオープン勝利者であるステファニー・ギルモア(AUS)は、厳しいコンディションにもかかわらず、オープニング・キャンペーンでエクセレントなパフォーマンスを見せた。エクセレントなウェイブ・セレクションを見せたギルモアは、本日のハイエスト2ウェイブ・ヒート・トータル15.77を記録した。

 

「私の戦略は、常にアウトでアクティブで居ること。オープンマインドで、フリーサーフィンの時には、乗らないような波でも見なければならないのです。」とギルモアが言った。「時にその波が、 スコアを手に入れるチャンスとなるわけですから。私は、ココ(ホー)が選ばなかった波を掴んで、幸運にもスコアを手に入れたんです。ハードでしたが、ポジティブに出来る限り良い波を見つける努力が必要なんですよ。」

 

2度のASPウイメンズ・ワールド・チャンピオンで、VANS USオープンのディフェンディング・チャンピオンであるカリッサ・ムーア(HAW)は、ハンティントン・ビーチでのサクセス・ランを続け、ラウンド3へダイレクトに勝ち上がった。

 

「前半は波を見ていたんです。凪があるのは分かっていたんですが。」と、ムーアが言った。「レイラが5ポイントで逆転出来る状況で、辛抱強く波を待ち続けたのは辛かったですね。女子は本当に良いサーフィンをしています。サリーも良いサーフィンをしてますね。だから、ここで良い結果を残すには自分のベストを出さなければならないと思います。」

 

2012USオープン・チャンピオンのレイキー・ピーターソン(USA)は、終始ハンティントン・ビーチ・ラインナップでリズムを掴んで、ビアンカ・ビュインダッグ(ZAF)ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)を抑えて、ラウンドアップを果たした。

 

「ステフ(ギルモア)は自分のヒートの前に長い間波を見ていました。彼は何処で待って、どの波に乗るか分かっていたんです。」と、ピーターソンが言った。「私はレフトを見ていました。ピアに向って割れるあのレフトです。良い波を掴めて良かったです。ホームで出来て嬉しいですね。この試合は、カリフォルニアのサーファーにとって物凄いイベントなのです。ギャラリーは素晴らしいし、ファンも素晴らしい。そして、いつも私はここで良い成績を残し、2012年には優勝しました。再び表彰台へ上がりたいと思います。」

 

 

 

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Day 4 Highlights – Vans US Open of Surfing

 

ウイメンズのラウンド1の後で、メンズ・プライムのラウンド2が6ヒート行われ、ネクスト・ジェネレーションによるエレクトリック・パフォーマンスが披露された。

 

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Top Moves – Beyrick De Vries Round 2

ASP-QSカレントNo.39のベイリック・デ・ブリース(ZAF)は、ドロップするタイドによって上向いたコンディションを使い、激しいバックハンド・アタックでハイエスト・スコアをマーク。パーフェクトな9.23を含む、16.40のヒート・トータルをスコアした。

 

「自分のヒートは、ヒートの前半早くに、2本を揃えてしまったのでメローでしたね。」と、デ・ブリースが言った。「ネイト(イエオマンズ)は本当に良いサーファーですね。ミッチ(クルーズ)とミゲール(プポ)はCTサーファー。彼らが簡単にスコアを出して来るのは分かっていたので、そんなにリラックスすることは出来ませんでしたね。」

 

 

ウイリアン・カルドゾ(BRA)は、スモールなハンティントン・コンディションでも、ヒートのベスト・ウェイブを見つけ出し、パワフルなパフォーマンスを披露。エクセレントな17.20のヒート・トータルで、ラウンド2を勝ち上がった。

 

野呂玲花は、ジュニアプロのウイメンズでセミファイナルまで勝ち進んでおり、セミファイナルで野呂玲花はヒート1で、ハワイのブリアナ・コープ、ベイリー・ナージ、ブラジルのチェルシー・トゥアと対戦。またヒート2には、ハワイの前田マヒナ、タティアナ・ウェストン・ウェブ、アメリカのミアー・コリンズ、ティア・ビアンコといった強豪が顔を揃える。ウイメンズ・プロジュニアのセミファイナルは、現地時間の現地8月2日(土)午後12時半頃からスタート予定。(日本時間の 2014年8月3日4時30分頃)

 

 

彼らの活躍を期待し、エールを送り続けよう!

 

ライブ中継が行われるオフィシャルサイトはこちら。サイトではヒートアナライザーも設置され、見逃したヒートもチェック可能。今回出場予定だったケリーは怪我のため欠場。昨日フロリダでボートサーフィンをしていたという報道もあるようだが定かではない。

明日はウイメンズのR2からスタート、ウイメンズのWCTのラウンド1、そしてメンズのラウンド2も7ヒートから行われる予定。

http://www.vansusopenofsurfing.com/2014

 

現在の日本とロサンゼルスとの時差は、16時間 (サマータイム中)。

 

関連記事:ASPプライム「バンズ USオープン」がスタート。番狂わせも続出。 大原洋人はR1で敗退。

バンズ USオープン・オブ・サーフィンのジュニア・プロで、野呂玲花がセミファイナル進出

バンズ USオープンは、男子ジュニアがスタート。ベスト16決定。大原、仲村R1敗退。

バンズ USオープン・オブ・サーフィンは、日本時間7月27日午前0時(26日深夜)にスタート。

ASP「VANS USオープン」ジュニアプロは日本時間27日0時開始。大原、仲村、野呂が出場。

 

Vans US Open of Surfing Women’s Round 1 Results:
Round 1: Dimity Stoyle (AUS) 14.03, Malia Manuel (HAW) 12.97, Johanne Defay (FRA) 10.75
Round 2: Tyler Wright (AUS) 13.16, Paige Hareb (NZL) 6.53, Laura Enever (AUS) 5.86
Round 3: Carissa Moore (HAW) 13.16, Leila Hurst (HAW) 12.60, Pauline Ado (FRA) 10.00
Round 4: Sally Fitzgibbons (AUS) 8.67, Tatiana Weston-Webb (HAW) 7.87, Alessa Quizon (HAW) 2.23
Round 5: Stephanie Gilmore (AUS) 15.77, Coco Ho (HAW) 12.50, Alana Blanchard (HAW) 6.57
Round 6: Lakey Peterson (USA) 14.70, Nikki Van Dijk (AUS) 12.84, Bianca Buitendag (ZAF) 8.00

 

Vans US Open of Surfing Women’s Round 2 Match-ups:
Round 1: Alessa Quizon (HAW) vs. Johanne Defay (FRA)
Round 2: Coco Ho (HAW) vs. Paige Hareb (NZL)
Round 3: Malia Manuel (HAW) vs. Leila Hurst (HAW)
Round 4: Bianca Buitendag (ZAF) vs. Tatiana Weston-Webb (HAW)
Round 5: Laura Enever (AUS) vs. Alana Blanchard (HAW)
Round 6: Pauline Ado (FRA) vs. Nikki Van Dijk (AUS)

 

Vans US Open of Surfing Men’s Round 1 Results:
Heat 19: Garrett Parkes (AUS) 16.16, Jadson Andre (BRA) 15.00, Damien Hobgood (USA) 12.80, Torrey Meister (HAW) 12.10
Heat 20: Bede Durbidge (AUS) 13.23, Jake Halstead (USA) 11.16, Caio Ibelli (BRA) 10.83, Nathan Hedge (AUS) 7.67
Heat 21: Mason Ho (HAW) 13.27, Sebastian Zietz (HAW) 13.06, Billy Stairmand (NZL) 11.94, Vicente Romero (ESP) 10.33
Heat 22: Peterson Crisanto (BRA) 15.04, Hizunome Bettero (BRA) 12.26, Adrian Buchan (AUS) 11.73, Brian Toth (PRI) 7.43
Heat 23: Brett Simpson (USA) 14.50, Ryan Callinan (AUS) 12.10, Hodei Collazo (EUK) 9.60, Mitch Coleborn (AUS) 7.60
Heat 24: Kolohe Andino (USA) 15.27, Santiago Muniz (ARG) 12.17, Stu Kennedy (AUS) 10.47, Jay Thompson (AUS) 9.13

 

Vans US Open of Surfing Men’s Round 2 Results:
Heat 1: Josh Kerr (AUS) 13.34, Tim Reyes (USA) 13.33, Thiago Camarao (BRA) 11.20, Tom Whitaker (AUS) 9.94
Heat 2: Beyrick De Vries (ZAF) 16.40, Mitch Crews (AUS) 13.34, Nathan Yeomans (USA) 10.53, Miguel Pupo (BRA) 8.00
Heat 3: Willian Cardoso (BRA) 17.20, Maxime Huscenot (FRA), C.J. Hobgood (USA) 11.16, Tanner Gudauskas (USA) 9.84
Heat 4: Jordy Smith (ZAF) 14.66, Aritz Aranburu (EUK) 12.30, Joan Duru (FRA) 12.17, Ezekiel Lau (HAW) 9.53
Heat 5: Charles Martin (GLP) 13.64, Bino Lopes (BRA) 13.33, Wiggolly Dantas (BRA) 11.60, Vincent Duvignac (FRA) 10.60
Heat 6: Keanu Asing (HAW) 12.34, Adam Melling (AUS) 11.56, Gavin Gillette (HAW) 10.66, Perth Standlick (AUS) 9.83

 

Upcoming Vans US Open of Surfing Men’s Round 2 Match-ups:
Heat 7: Cory Arrambide (USA), Matt Banting (AUS), Dane Reynolds (USA), Filipe Toledo (BRA)
Heat 8: Carlos Munoz (CRI), Alex Ribeiro (BRA), Michael Dunphy (USA), Jonathan Gonzalez (CNY)
Heat 9: Kanoa Igarashi (USA), Travis Logie (ZAF), Jadson Andre (BRA), Jake Halstead (USA)
Heat 10: Bede Durbidge (AUS), Garrett Parkes (AUS), Granger Larsen (HAW), Julian Wilson (AUS)
Heat 11: Mason Ho (HAW), Peterson Crisanto (BRA), Ryan Callinan (AUS), Santiago Muniz (ARG)
Heat 12: Kolohe Andino (USA), Brett Simpson (USA), Hizunome Bettero (BRA), Sebastian Zietz (HAW)