ASPプライム「クイックシルバー・サクアレマ・プライム」は大会2日目。大橋海人はR2で敗退。
2014年5月21日-サクアレマ、リオデジャネイロ:リオデジャネイロのプライア・デ・イタウナで開催中のASPプライム「クイックシルバー・サクアレマ・プライム presented by Powerade」は大会2日目。軽いオフショアの吹く3-4フィートのクオリティ・コンディションで、ラウンド1であるラウンドオブ96のヒート18から、ラウンド2のヒート10までが行われた。
そんな中で、イベントのハイエスト・ヒート・ウェイブ・トータル17.63をマークしたのは、ビリー・ステアメンド(NZL)。また、セバスチャン・ジーツ(HAW)が、イベントのハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.77をマークした。そのジーツのパフォーマンスに続き、9.57をスコアしたのは、エアゲームを披露したフリーペ・トリード(BRA)。
「僕は自分のヒート前から試合を見ていて、 みんながレフトに固執していると思っていました。でも最高のライトハンダーがあったので、僕はそれにフォーカスしたんです。」と、トリードが言った。「ビッグエアでヒートをスタートし、最後にさらにグッドスコアを加えて、次のラウンドへ勝ち上がったんです。自信に満ちていて、明日のヒートが楽しみですよ。」
今回のイベントでは、初めて4人ヒートのプライオリティー・システムを実施。これを適用することによって、ASPは、ヒートのクオリティを改善して、コンペティションで提供されるチャンスを増やそうと考えている。
エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)は、新しいプライオリティー・システムについてコメントした。「僕はこのアイデアは良いと思いますね。これは、多く敵に注意を払うことなく望む波を待つ自由を与えてくれます。自分のサーフィンに集中する事が出来るのです。導入には少し混乱するかも知れないけど、サーフィンを改善する事に繋がると思う。」
大橋海人は37位でフィニッシュ
昨日のラウンド1の激戦を見事勝ち上がった大橋海人は、ラウンド2ヒート8で、アレホ・ムニーツ、ウィゴリー・ダンタス、クリス・ワードと対戦。ヒートはダンタスが、スタートからフォアハンドでチャージし、5.33をスコアしてリード。大橋海人もフォアハンドのシャープなスナップで6.93をスコア。素晴しいスタートダッシュを見せる。レフトのビッグセットを掴んだワードは、トップスコアとなる9.40のエクセレントをスコア。
WCTサーファーのパワーを見せ付けたアレホ・ムニーツもエクセレントをマーク。ヒートはトップが激しく入れ替わるハイスコア・バトルとなる。大橋は再びレフトでカーヴィングのコンビネーションを見せ、バックアップを4.10とするも4位を強いられる。ヒートは最終的ににダンタスが大逆転でトップ。2位にワードが入り、最後までチャージを続けた大橋だったが、惜しくも4位で敗退となった。今大会は37位でフィニッシュとなり、賞金$1,600と650ポイントを獲得した。
今シーズン初のプライムに挑んだ大野修聖と大橋海人。大野がラウンド1、大橋がラウンド2で敗退という結果に終わったが、彼らの戦いは始まったばかり。次なるイベントに向けて、調整を行っていくサムライたち。彼らにエールを送り続けよう!
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現在の日本とリオデジャネイロとの時差は12時間。日本の方が、12時間進んでいます。
現地時間の 7時30分 は、日本時間の19時30分です。
オフィシャルサイトではライブ中継も行われる予定。
http://quiksilver.com.br/quiksilverprimesaquarema14/