サンクレメンテ、カリフォルニア/USA(2017年9月12日火曜日)昨日からのスウェルがキープし、WSL−CT第8戦「Hurley Pro at Trestles」が3−4フィートのロウワー・トラッソルズで再開。男子ラウンド2のヒート5から12までの8ヒートが終了。その後女子の「スウォッチ・プロ」のラウンド2とラウンド3のヒート2までが行われた。
ホームタウン・ヒーローのコロへ・アンディーノ(USA)が、ジャドソン・アンドレ(BRA)に僅差で敗れる番狂わせが発生するなか、ハンティントン・ビーチ・ローカルのカノア五十嵐(USA)は、同じツア−2年目のカイオ・イベリ(BRA)と対戦した。
19才のカノア五十嵐は、落ち着いた試合運びで、じっくりと波を待つスマートなウェイブ・セレクションを見せ、スタートからリードを奪った。タイトなバトルの中で、イベリはニード7.23と追い込まれ、最後のチャンスを生かせず敗退。カノアがR3へ勝ち上がった。
「このようなヒートで重要なのは、メンタル・サイドだと思います。」と、五十嵐は言った。
「僅か30分のヒート。フリーサーフィンをしていたような気分でした。流れに任せていくつもりです。プレッシャーもなくサーフィンでき、失敗を恐れずにできる一日でした。QSの試合で良い結果を残すことは、自分のメンタル的な部分に良いです。自分のサーフィンの調子が良いと感じますし。ストロングに戦わなければならない。そのコツを掴んだ感じですね。」
.@miguelpuposurf advances over @michelspartan in #HurleyPro Rd 2, Heat 6 https://t.co/v5Zhd0CiJv pic.twitter.com/L4Z4YHIS2Q
— World Surf League (@wsl) 2017年9月12日
ミゲル・プポ(BRA)は、パワー・カーヴィングとエアリアルによるプログレッシブ・フォアハンドを披露。巨大なパフォーマンスでタヒチアン・パワーハウスのミシェル・ボレーズ(PYF)を下す、番狂わせを続けた。
イズキール・ラウ(HAW)は、エクセレントの9.50をスコアして、イアン・ゴウベイア(BRA)を撃退。ウィゴリー・ダンタス(BRA)、エイドリアン・バカン(AUS)とイタロ・フェレイラ(BRA)も、ラウンド3へ勝ち上がった。
WSL-CT第7戦「スウォッチ・プロ」のウイメンズでは、シルヴァナ・リマ(BRA)と3度のWSLチャンピオン・カリッサ・ムーア(HAW)の二人が、3人ヒートのラウンド3を1位で勝ち上がり、クオーターファイナル進出を決めた。
レイキー・ピーターソン(USA)もアグレッシヴに波を攻めて、ウイメンズのサーフィン・レベルの限界をプッシュする。
イベント主催者は、現地時間午前8時00分のスタートを目指して午前7時30分(日本時間23時30分)にネクストコール。ウイメンズのラウンド3の残りの2ヒートから開始予定で、その後のスケジュールは明朝に決定される。
男子のラウンド3が再開されれば、大原洋人は、再び世界チャンピオンであるジョン・ジョン・フローレンス(HAW)と。カノア五十嵐は、ミック・ファニングとマン・オン・マン対決。 GO!洋人! GO!カノア!
オフィシャルサイト:
http://www.worldsurfleague.com/events/2017/mct/1935/hurley-pro-at-trestles/live
残っているハーレー・プロ・ラウンド2結果(ヒート5 – 12):
ヒート5:ジャドソン・アンドレ(BRA)12.93 def.コロへアンディーノ(USA)12.50
ヒート6:ミゲル・プポ(BRA)14.60 def.ミシェル・ボレーズ(PYF)13.67
ヒート7:ジョアン・ドゥルー(FRA)14.83 def.ナット・ヤング(USA)10.50
ヒート8:エイドリアン・バカン(AUS)14.60 def.スチュアート・ケネディ(AUS)13.70
ヒート9:ウィゴリー・ダンタス(BRA)14.84 def.レオナルド・フィオラバンティ(ITA)7.60
ヒート10:カノア五十嵐(USA)13.80 def.カイオ・イベリ(BRA)11.30
ヒート11:イタロ・フェレイラ(BRA)15.93 def.ジャック・フリーストーン(AUS)14.74
ヒート12:イズキール・ラウ(HAW)16.83 def.イアン・ゴウベイア(BRA)10.50
ハーレー・プロ:ラウンド3マッチアップ
ヒート1:エイドリアーノ・ド・スーザ(BRA)対ジョシュ・カー(AUS)
ヒート2:セバスチャン・ジーツ(HAW)対イタロ・フェレイラ(BRA)
ヒート3:ガブリエル・メディーナ(BRA)対ジャドソン・アンドレ(BRA)
ヒート4:フレデリコ・モライス(PRT)対イズキール・ラウ(HAW)
ヒート5:エイドリアン・バカン(AUS)対ウィゴリー・ダンタス(BRA)
ヒート6:ジョーディ・スミス(ZAF)対エヴァン・ガイゼルマン(USA)
ヒート7:ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)対 大原洋人(JPN)
ヒート8:コナー・コフィン(USA)対ジェレミー・フローレス(FRA)
ヒート9:ミック・ファニング(AUS)対カノア五十嵐(USA)
ヒート10:フィリーペ・トリード(BRA)対ミゲル・プポ(BRA)
ヒート11:ジョアン・ドゥルー(FRA)対ビード・ダービッジ(AUS)
ヒート12:ジュリアン・ウィルソン(AUS)対イーサン・ユーイング(AUS)
スウォッチ・プロ・ラウンド2結果:
ヒート1:カリッサ・ムーア(HAW)15.56 def.マリア・マニュエル(HAW)13.70
ヒート2:ポーリン・アドゥ(FRA)12.63 def.タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)12.43
ヒート3:タイラー・ライト(AUS)12.93 def.メイシー・キャラハン(AUS)12.83
ヒート4:ステファニー・ギルモア(AUS)14.17 def.ブロンテ・マコーレー(AUS)9.50
ヒート5:ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)13.03 def.ローラ・エネバー(AUS)12.67
ヒート6:レイキー・ピーターソン(USA)16.60 def.ココ・ホー(HAW)12.13
スウォッチ・プロ・ラウンド3結果(H1-2):
ヒート1:シルヴァナ・リマ(BRA)18.10、ステファニー・ギルモア(AUS)14.40、ジョアン・ディフェィ(FRA)12.36
ヒート2:カリッサ・ムーア(HAW)17.43、レイキー・ピーターソン(USA)15.83、タイラー・ライト(AUS)14.60
残っているスウォッチ・プロ・ラウンド3マッチアップ(H3-4):
ヒート3:サリー・フィッツギボンズ(AUS)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、キーリー・アンドリュー(AUS)
ヒート4:コートニー・コンローグ(USA)、セージ・エリクソン(USA)、ポーリン・アドゥ(FRA)