JPSA「新島プロ」9/10から開幕。仲村拓久未が新島でグラチャンを決定するためのシナリオ。

JPSA「新島プロ」9/10から開幕。仲村拓久未が新島でグラチャンを決定するためのシナリオ。 


 

 

JPSAジャパンプロサーフィンツアー2015 ショートボード第7戦「新島プロ」が9/10~13 東京都新島村 羽伏浦で開催される。台風の影響によりスケジュールが変更。9/10(木)14:00 羽伏浦海岸に選手集合となっている。

 

今シーズン8戦が予定されているJPSAショートボードにおいて、茨城の第6戦が終了した時点で、トップを独走するのは、仲村拓久未。彼は今回の茨城ではファーストラウンドで敗退したが、ここまでの6戦中5戦ファイナルに残り3戦優勝という圧倒的な強さを見せている。

 

そしてランキング2位タイには、茨城で準優勝の田中英義と、第5位となった加藤嵐。そして第4位には大澤伸幸と続く。

 

JPSAは、全8戦中、上位7戦のポイント合計で年間ランキングを決定。(同順位の場合は全8戦のポイント合計で決定。更に、同順位の場合は最高ポイントで決定。)

 

この計算(合計得点から最低得点を引く)を現段階で行うと、

 

仲村拓久未、10240-800=9440

加藤嵐、7560-720=6840

田中英義、7560-800=6760

大澤伸幸、7260-800=6460

 

すると暫定で順位が仲村、2位加藤、3位田中、4位大澤となって来る。

 

残り2戦、大差を付けて独走する仲村拓久未に対して、下位の選手が目指すのは2戦優勝。最終戦はポイントが1.5倍なので、このアジャストされたポイントに2戦とも優勝した場合、最大5000ポイントを加える事ができる。しかし、この時点で仲村は2位以下の選手に2680ポイントの差を付けている。

 


仲村拓久未は新島でトップシードが登場するラウンド3から出場。

仮に仲村がこの新島で優勝すると、

仲村拓久未のアジャスト後の保持ポイント9440に2000ポイントを加算して11,440ポイント。

そうすると、田中英義はこの新島でファイナルまで残り2位にならないと、最終戦の鴨川で優勝したとしても仲村拓久未を逆転できない。(アジャストポイント6760に最終戦優勝ポイント3000を足し、今回の新島の2位のポイント1720を加えると11480となる。)

加藤嵐も田中英義と同様で、仲村が優勝すると、この新島で2位しか道は残されていない。(アジャストポイント6840に最終戦優勝ポイント3000を足し、今回の新島の2位のポイント1720を加えると11560となる。)


大澤伸幸は、この新島で仲村拓久未が優勝すると、レースから外れる。


仲村が2位ならば、加藤嵐と田中英義は最終戦の鴨川までレースを続けるために
セミファイナルまで勝ち上がり3位以上が必要。大澤伸幸は優勝(2位以上)が必要。

仲村が3位ならば、加藤嵐と田中英義は5位、大澤伸幸は3位以上が必要。

仲村が5位ならば、加藤嵐と田中英義は9位、大澤伸幸は5位以上が必要。

仲村が9位ならば、加藤嵐と田中英義は13位が必要。大澤伸幸は9位以上が必要。


ただし仲村のライバルたちは最終戦で優勝するという条件付きで最終戦へレースを持ち越す事が出来る。


今回もサーフメディアでは現地から最新情報をお伝えしますのでお楽しみに。

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今回もライブ中継が行われるので要チェック!

ライブ中継はこちら。http://www.namiaru.tv/ust/jpsa/