WSL-QSローカル・モーション・サーフ・イントゥ・サマープロでジョエル・センティオ優勝
2015年5月24日、日曜日、ホノルル・ハワイ:オアフ島の夏のサーフシーズン到来を告げるイベントとしてハワイアンたちに親しまれて来た、オアフ島の夏の名物イベントである「ローカル・モーション・サーフ・イントゥ・サマー」。
30年以上、サウスショアを代表するアラモアナ・ボウルズのホローロング・レフトで開催されている「ローカル・モーション・サーフ・イントゥ・サマー」は、これまでアマチュイベントであったが、今シーズンはWSL-QSイベントが追加され、ハワイをはじめ、多くの国からトッププロがエントリーして、ハイパフォーマンスを披露した。
本日は、QSイベントのファイナルデイとなり、ノースショアのハレイワ・ローカルである、ジョエル・センティオが、エクセレントな5フィートのバレル・パーフェクションで、ハイ・スコアを叩き出し、サニー・ガルシア、ハンク・ギャスケル、カイマナ・ハキアスといったオールハワイアンのファイナルを制して、優勝した。
photo:Local Motion Hawaii
“これまで僕がサーフィンしたなかで、間違いなくベストのボウルズでした。”
ファイナルデイに際立ったパフォーマンスを見せた32才のセンティオは、4ラウンドのヒートを戦い、クォーターファイナルでは、17.05というイベントのハイエスト2-ウェイブ・ヒート・スコアを記録した。
「今日は、これまで僕がサーフィンしたなかで、間違いなくベストのボウルズでした。」と、今回の会場となった、夏のサウスショアを代表するサーフスポットであるアラモアナ・ボウルズについて、センティオが言った。
「波はずっと最高でしたね。最初の日は、パーフェクトな3~4フィートのミドルズで、そして、今日はノース・ウインドの良いサイズで、それぞれの選手が素晴らしいターンと最高のバレルにチャージしてましたね。そんな中で優勝できて本当に最高です。」
「自分のボードが本当に素晴らしいと感じていました。エリック(アラカワ)は本当に長い間、僕のためにグッド・ボードをシェイプしてくれています。それのお陰でハードにプッシュできるし、ビッグなターンが出来るんです。
たまにスコアが聞こえて来て、自分がエクセレントを出していると分かった。それが聞こえて来たから、自分のサーフィンに自信を持てて、そのペースをキープできたんです。」
村上舜が13位でフィニッシュ。
今回のイベンには、日本からも多くのサーファーが参戦。そんな中で、ラウンドオブ64のラウンド3から出場した村上舜は、そこを1位でラウンドアップ。
ラウンド4では、カヘア・ハート、ジョシュア・モニーツといった強豪ハワイアンを抑え、マカイ・マクナマラに次いで2位でラウンドアップした。
そして、ハワイアンの強者が顔を揃えたクオーターファイナルまで勝ち上がった村上舜だったが、センティオ、カイ・バーガーらに抑えられ、惜しくも4位敗退となり13位でフィニッシュとなった。
そして、彼らの次なる戦いの舞台は日本へ。
WSLジャパンとJPSAの共同開催となる、WSL 1,000イベント「BILLABONG PRO SHIKOKU supported by PLAYER RESORT」が、6月3日から7日まで、高知県東洋町生見海岸にて開催される。そこには、海外の試合を転戦する選手達も勢揃い。熱い戦いが繰り広げられる。
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