WSLウイメンズQS6000「サムスン・ギャラクシー海南プロ 」ベスト8決定。野呂、大村17位。

WSLウイメンズQS6000「サムスン・ギャラクシー海南プロ 」ベスト8決定。野呂、大村17位。 


快進撃を続けるタティアナ WSL/Will H-S

 

 

2015年1月18日日曜日、2015年初のウイメンズ・クオリファイ・シリーズ(QS)イベント「サムスン・ギャラクシー海南プロ」は大会2日目。本日は、エクセレントな日月湾でラウンド3ヒート7からラウンド4、ラウンド5までが行われ、クオーターファイナルを戦うベスト8が決定した。

 

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ブロンテ・マコーレー(AUS)は、イベント初のパーフェクト10ポイント-ライドをスコア。クオーターファイナルで彼女のスポットを決めた。マコーレーは、彼女の洗練されたフロントサイド・アタックを用いて自分の道を刻み、イベントにおけるファイナル8スポットのうちの1つを確保した。

 

ブロンテ・マコーレー(AUS)WSL/Will H-S

 

 

ブロンテの父は、元世界2位のデイブ・マコーレー。その父も選手時代にスコアすることのなかったパーフェクト10を娘がマークしたことを誇りに感じていたに違いない。「コンテストの波がこんなに良いなんて信じられないですね!」と、マコーレーは言った。

 

「コンペティションを忘れて、ただ波を掴んでサーフするためにパドルアウトしていました。10ポイント-ライドをスコアしたことは、素晴らしいと感じます。明日のファイナルが本当に楽しみです。」

 

 

エリー-ジーン・コフィー(AUS)WSL/Will H-S

 

 

エリー-ジーン・コフィー(AUS)もフォアハンドでスピーディーでハードなマニューバーを描き、パーフェクトに近いスコアをマーク。コフィーは過去に多くのQSイベントで争ったが、今年の彼女のフォーカスはワールド・チャンピオンシップ・ツアー(WCT)へのクオリファイであることを認めた。

 

 

ジャスティーン・デュポン(FRA)WSL/Will H-S

 

 

今回の海南島へのトリップでは散々な目にあったジャスティーン・デュポン(FRA)。彼女の荷物は届かず、サーフボードを借りるはめになった。しかし、そんな逆境を物ともせずに彼女はタフなコンペティションをクリアしてクオーターファイナル進出を決めた。「今回の旅は少し災難続きでしたけど、いまは本当にハッピーですよ。でも今もまだ自分のボードと荷物は到着してません。」と、デュポンが言った。

 

タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)WSL/Will H-S

 

 

タティアナ・ウエストン-ウェッブ(HAW)は、いま世界で最もエキサイティングな新進サーファーとし注目される1人。今回のイベントも彼女にとってのウイメンズWCTのルーキーイヤーの準備のために出場している。また、ワールド・ジュニア・チャンピオンに君臨するマヒナ・マエダ(HAW)も、昨年のポルトガルでのワールド・タイトル勝利から、その勢いを続けている。

 

そして、昨日ラウンドアップを決めた野呂玲花とともに、ラウンド3を2位で勝ち上がった大村奈央は、ラウンド4の3人ヒートを戦ったが、両者とも3位で惜しくも敗退。17位でフィニッシュとなった。今シーズンも更なる頂を目指して頑張れ!日本!

 

明日は大会最終日。クオーターファイナルから素晴しいパフォーマンスが繰り広げられるだろう。しかし、今回はスコアのみでライブ中継がないのは非常に残念である。

 

WSLオフィシャルサイト:

http://www.worldsurfleague.com/events/2015/wqs/1187/samsung-galaxy-hainan-pro-presented-by-wanning

 

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