テイラー・ジェンセン（USA）がネッド・スノー（HAW）を下し、2年連続のASPワールド・ロングボード・タイトルを獲得
万寧、海南島/中国（2012年11月29日木曜日）2012年のメンズASPワールド・ロングボード・チャンピオン決定戦「CITICパシフィック神州半島プロ hosted by Wanning」が終了。クリーンな2 – 3フィートのコンディションで行われたファイナルで、テイラー・ジェンセン（USA）は、ハワイアンのネッド・スノー（HAW）を下し、2年連続のASPワールド・ロングボード・タイトルを勝ちとった。
イベント前半は体調を崩し、病院で点滴まで打っていたジャンセンだが、ファイナルでピークに達し、17.65対9.75という圧倒的な強さでスノーを下した。今日のジェンセンのサーフィンはクリティカルで、ノーズライドからリエントリーと、優雅さとパワーを併せ持った素晴らしいコンビネーションを見せた。「自分の病気がどれくらい悪いのか分かりませんでした。」と、ジェンセンが言った。「でも48時間は完全に起き上がれませんでしたね。物凄い選手ばかりを相手にして、それは予断を許さない状況で、僕のファースト・ヒートは不完全なものでした。でも毎日コンテストが行われ、日に日に体調は回復していきました。
ケリー・スレーターのような選手が、コンテストを通して勢いを増して、ハイエスト・ヒート・トータルを出した選手が、通常どのように次のラウンドで負けるか、皆さんも聞いたことがあると思う。ヒートを勝ち上がることが悪いことでは無いのは分かっていたけど、僕は自分のベストのサーフィンが出せず、まだ何かがタンクに残されていると感じていたんだ。」
テイラー・ジェンセンは昨年、2つのイベントが行われたあとにイタリアでASPワールド・ロングボード・タイトルを獲得した。彼は両方のツアーイベントで第2位となり、王冠を勝ちとるために、十分なレイティング・ポイントを集めた。今年はASP-WLTのイベントはこのイベントしか行われず、今回の優勝者がワールドチャンピオンになることが決まっており、34名のワールド・ベスト・ロングボーダーの頂点に立ったのはジェンセンであった。
「まだ信じられないですね。」と、ジェンセンが言った。「イタリアでの僕の勝利が先週セットされたばかりなんです。初のASPワールド・ロングボード・タイトルを決めるのが常に目標でした。しかし連続で、2つのタイトルを持っているなんて信じられませんね。言葉も出ません。まだ僕は、それが起こったことを実感で来ていないんです。」
ネッド・スノーは、カジュアルで人を引きつけるスタイルで、今年のCITICパシフィック神州半島プロで第2位となった。スノーはセミファイナルで素晴しいショーを披露。 ノーズライドと、いくつかのパワフルターンを実行して、パーフェクトに近い9.00のシングル・ウェイブ・スコアを記録した。スノーは、セミファイナルをメイクした3名のハワイアンのひとりで、カイ・サラス（HAW）とネルソンIIIアヒナ（HAW）は第3位となった。
「表彰台に上がれて嬉しいです。」と、スノーが言った。「と同時に優勝を逃して凄く残念です。また中国に来られて最高です。イベントが開催できて本当にハッピーですよ。しばらくの間、イベントが開催できないと思っていましたから。セミファイナルでは良い波でサーフィンが出来て、僕たちのサーフィンを披露することが出来ました。それから、仲間のハワイアンのカイ・サラスと対戦したは、ちょっと嫌でしたね。でも結局のところ、勝ちたいのはみんな一緒。 僕は、そのヒートに僕のベストでぶつかりました。」
またエドゥアール・デルペーロ（FRA）、ハーレー・イングルビー（AUS）、コール・ロビンス（USA）、トニー・シルヴァニ（USA）は第5位という結果に終わった。
CITIパシフィック神州半島プロファイナル結果：
優勝：テイラー・ジェンセン（USA）17.65
第2位：ネッド・スノー（HAW）9.75
CITIパシフィック神州半島プロ・セミファイナル：
SF 1：テイラー・ジェンセン（USA）13.00 def.ネルソンIIIアヒナ（HAW）12.10
SF 2：ネッド・スノー（HAW）16.67 def.。カイ・サラス（HAW）13.10
CITIパシフィック神州半島プロ・クオーターファイナル：
QF 1：ネルソンIIIアヒナ（HAW）13.50 def.ハーレー・イングルビー（AUS）7.90
QF 2：テイラー・ジェンセン（USA）15.50 def.コール・ロビンス（USA）13.00
QF 3：カイ・サラス（HAW）14.60 def.エドゥアール・デルペーロ（FRA）11.25
QF 4：ネッド・スノー（HAW）13.40 def.。トニー・シルヴァニ（USA）12.15
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