中国、海南島、日月湾(2025年12月16 日(火) WSL インターナショナル・ワニング・コロナ・セロ・プロ ワールド・サーフ・リーグ(WSL) クオリファイングシリーズ 4000 およびプロジュニアイベントが終了。
女子QSのファイナルは、セミファイナルで佐藤李を下した脇田紗良と、松田詩野を僅差で下した中塩佳那が対決。
脇田がスタートからバックハンドで8.00をスコアしてヒートをリード。後半にはバックアップ7.50をスコア。
さらにラストライドで8.30とトップスコアを塗り替えて、圧倒的な強さで脇田が2023年の台湾オープン以来の勝利を手に入れた。
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男子QSセミファイナルでブロンソン・メイディとの激戦を勝ち抜いたパジャールことマデ・アリヤナ と渡邉壱孔を下した伊東李安琉がファイナルで対戦。
伊東は開始早々にクリティカルなセクションで難易度の高いハイリスクなマニューバーを決め、9.00という大会最高得点をマーク。
続けて6.00でバックアップして、パジャールを追い込む。リアルはフリーサーフィンを楽しむかのようにやりたい放題。バックアップを7.00まで伸ばして圧勝した。
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男子プロジュニアでは、QSセミファイナルで惜しくも敗れた渡邉壱孔 と長沢侑磨がファイナルで対戦。
ヒートは長沢が7.00をスコアし4.33でバックアップしてヒート後半まで完全にワンサイドゲームとなった。渡邉のニードスコアは8.16。
しかし渡邉はバックハンドでヒートベストとなる8.00をスコア。その差は3.33まで縮まる。
長沢もバックアップを伸ばしその差を広げるが、優先権を持った渡邉が残り時間 10分を切り、5.00をスコアして逆転に成功。最後は7.10をスコアし渡邉が2026シーズンの初戦で見事な勝利を手に入れた。
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女子プロジュニアのファイナルでは、鈴木莉珠と中国のワン・ジンウェイが対戦。ワンは中国初のWSLファイナル進出。
ヒート前半はリードした鈴木だったが、ワンはクリティカルなポジションでのバックハンドターンで7.00 と6.50をスコアして圧倒。ワン・ジンウェイ中国初のWSL優勝を果たした。
WSL ASIAのQS大会予定
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2026年2月18日-22日 オーストラリア・クイーンズランド州バーレーヘッズゴールドコースト・オープンQS4000
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2026年2月26日~3月4日 オーストラリア・ビクトリア州
フィリップ・アイランド プロQS4000
オーストラリアで開催される上記の2戦はアジアおよびオーストラリア/オセアニアのデュアル公認大会となる。
今回のWanning Pro Juniorは、2026年アジア・ジュニア・ランキングにカウントされる大会となります。




