足立海世、小野里弦、馬場心、髙井汰朗、高橋結奈、石井有沙がラウンドアップ。ISA世界ジュニアサーフィン選手権大会2日

波乗りジャパン小野里弦 Credit: ISA /Pablo Franco

ペルー、プンタ・ロカス – 2025年12月7日

2025年ISA世界ジュニアサーフィン選手権(WJSC)2日目は、6~8フィートのソリッドな波がプンタ・ロカスに押し寄せ、メインピークとエル・ボスケのインサイドレフトの両方を盛り上げた。メインラウンド1は、U18女子とU16男子の両方で終了し、U18男子の最初の22ヒートとU16女子の19ヒートも実施された。

 

ミリアニ・シモン(TAH) Credit: ISA /Jersson Barboza

 

14歳のミリアニ・シモン(TAH)は、3度目のISA WJSC出場となるU18女子に昨日デビューし、ラウンド最高レベルのシングルウェイブ・スコアを記録した。

本日、シモンはU16女子で初のエクセレントスコアとなる8.00をマーク、自身の身長をはるかに超える波でバックハンドの2ターンコンボを決めた。これまで毎年順位を上げてきたシモンは、2025年の大会でさらに上位を目指す。

 

「ペルーでサーフィンし、両部門に出場できるのが本当に楽しみです」とシモンは語った。「とても良い感覚でしたね。あの波にはすごく興奮したし、バックアップスコアも上げたかった。このチームに所属できて本当に嬉しい。皆とても仲が良く、互いに支え合っています」

 

ベイリー・ターナー(USA) Credit: ISA /Sean Evans

 

開催国ペルーのメダル候補、カタリナ・ザリキエ(PER)も、彼女自身の力強いオープニングパフォーマンスで続いた。しかし、このラウンドでシモンのスコアを上回った唯一のサーファーは、USAのベイリー・ターナー(USA)だった。

彼女のヒート合計は14.83で、U16女子で最高のシングルウェイブ・スコアである8.10を記録した。2023年に銀メダルを獲得するなど、常に表彰台に立っているにもかかわらず、USAは2019年以来、チーム世界チャンピオンシップで優勝していない。

ウィル・ディーン(USA)Credit: ISA /Sean Evans

 

チームキャプテンのウィル・ディーン(USA)は、2025年にこの状況を変えたいと考えている。ディーンは、3回目となる最後のISA世界ジュニアで、16.00というエクセレントなヒート合計で存在感をアピールした。ノースカロライナ出身の彼は、アグレッシブなレイバック、力強いパワートーン、さらにはアリーウープまで披露し、8.50と7.50をスコア。この部門で際立ったパフォーマンスの一つとなった。

 

「この波が本当に大好きなんです。ここに来て約1週間です」とディーンは語った。「波を完全に掴むのは確かに難しかったけど、コツを掴みつつあると感じているし、本当に調子が良いです。チームは最高です。皆がすごく支えてくれて、雰囲気も本当に良い。このまま続けられるのが楽しみですね。

ISAは3度目の出場で、過去2回は自分にプレッシャーをかけすぎて期待通りの結果が出せなかったんです。今年は肩の力を抜いて、できれば上位まで進みたい。チームは最高で、皆のサーフィンも本当に良い。金メダルを持ち帰りたいですね。

 

 

競技は現地時間で明日12月8日(月)午前7時(PET)に再開される。プンタ・ロカスではU18男子メインラウンド1が、エル・ボスケではU16女子メインラウンド1が行われる予定だ。

 

高橋結奈 Credit: ISA /Pablo Franco
高橋結奈 Credit: ISA /Jersson Barboza

 

本日の波乗りジャパン。

TOWER1のライトハンダーのプンタ・ロカス はU-18 GIRLS(H-28から32まで)からU-18 BOYS(H-1から24まで)が行われた。

U18 GIRLS のH32に登場した高橋結奈は4.17をスコアしてトップをキープしていたが、ヒート終盤に逆転されて2位通過。

 

小野里弦 Credit: ISA /Pablo Jimenez
小野里弦

 

U18 BOYS H8  小野里弦は、豪快なフォアハンドターンを繰り出し、6.57と5.67の2本をしっかり揃えて余裕の1位通過。

 

足立海世 Credit: ISA /Jersson Barboza
足立海世 Credit: ISA /Jersson Barboza

 

H12の足立海世は、スタートから5.17をスコアしてバックアップがないまま、ヒート後半まで3位を強いられていたが、ビッグセットをキャッチ。クローズセクションでブローテールのリエントリーをメイク。7.10をスコアして大逆転でトップ通過を果たした。

 

髙井汰朗 Credit: ISA /Pablo Jimenez
馬場心  Credit: ISA /Jersson Barboza
石井有沙  Credit: ISA /Jersson Barboza

 

 

TOWER2のレフトのエル・ボスケではU16 BOYS(H-28から32まで)からU16 GIRLS(H-1から24まで)が行われた。

U16 BOYS H32 では髙井汰朗がパワフルなバックハンドを披露し、6.17を4.67でバックアップして1位でラウンドアップ。U16 GIRLS H4の馬場心はバックハンドで7.33をスコア。1位でラウンドアップ。7.33はU16 GIRLSのトップ3のスコアとなった。

H13 石井有沙は4.10と2.83をスコアして2位通過を果たした。

 

 

サーフィン日本代表 NAMINORI JAPAN

 

  • U-18 男子: 小野里弦岡野 漣 足立海世(男子キャプテン)

  • U-18 女子: 高橋結奈池田美来松野 杏莉(女子キャプテン)

  • U-16 男子: 髙井 汰朗佐藤 頼斗、松野 太郎 

  • U-16 女子: 馬場 心、草深心虹、石井 有沙 

 

■2025 ISA World Junior Surfing Championship
名 称  2025 ISA World Junior Surfing Championship
主 催  国際サーフィン連盟(ISA)
期 間  2025年12月05日(金)~14日(日)※現地時間
開催地  Punta Rocas, Peru(プンタロカス/ペルー

大会オフィシャルサイト:https://isasurf.org/event/2025-isa-world-junior-surfing-championship/

 

大会の様子やヒートの結果、選手のオフショットなどを現地からInstagramで随時UP予定。NAMINORI JAPAN公式Instagram「@naminori_japan」をフォローいただき、応援のほど、宜しくお願いいたします!

 

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