ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ハワイ/タヒチヌイクオリファイシリーズ(QS)のシーズンが、オアフ島で有名なノースショアにて冬の開催に向け本格化。3つの大会が大復活を遂げる。
ハワイ州観光局(Hawaiʻi Tourism Authority HTA)は2025/2026シーズンのスポンサー契約を更新し、チャレンジャーシリーズ出場権獲得に向けた貴重なポイントスコアする機会を島の選手たちに提供する。
これにより、HTAサンセットプロQS2000、HTA HICハレイワプロQS2000、ロングボードプロ、そしてフローレンス・パイププロ・プレゼンテッド・バイ・HTAQS2000が、2025年QSシーズンを締めくくるノースショアにおける大会の舞台となる。
「ハワイ観光局が再び協賛してくださり、これらの素晴らしい大会がスケジュールに組み込まれたことを大変嬉しく思っております。サンセット、ハレイワ、パイプはノースショア大会の最も象徴的な会場であり、QSアスリートたちのシーズン最終3大会として、これほどの歴史と威信ある会場が復活することは大変意義深いことです」と、WSLツアー&イベント担当VPロビン・アーブ氏はと語った。
「これらの大会は、キャリアの次の大きなステップを目指す男女選手たち、あるいはチャンピオンシップツアーへクオリファイする機会を再び得る選手たちにとって、極めて重要な大会となります。」
サンセット、ハレイワ、パイプラインが華々しく復活

オアフ島ノースショアの7マイルに及ぶ海岸線は、世界有数のヘビーウェイブをホールドしている。その中でも特に有名な3つのリーフブレイクが、ハワイ/タヒチ・ヌイQSスケジュールに復帰する。
11月19日から26日にかけて開催されるHTAサンセットプロQS2000は、2026年チャレンジャーシリーズ予選の最終3戦のキックオフ試合となる。サニー・ガルシアの伝説的パフォーマンスから1960年代のデューク・カハナモク・インビテーショナルまで、サーフィン史に刻まれた数々の名場面がこの地の輝かしい歴史をさらに彩る。


続いて11月29日から12月6日にかけて、HTA HIC ハレイワ・プロ QS 2,000とロングボード・プロ LQS 1,000が開催され、地域のトップロングボーダーたちがQS挑戦者たちと共に再び集結する。
ロングボーダーにとって素晴らしい年となった2024年は、カイ・サラス(HAW)とシヴ・ジャラード(HAW)がハレイワ初開催のWSLロングボードイベントで見事な勝利をスコアしたことで頂点を迎えた。
ハレイワのライト・リーフブレイクにスウェルがヒットすると、ここは究極のハイパフォーマンス・テストグラウンドとなる。2024年にジョシュア・モニーツ(HAW)とゾーイ・マクドゥガル(HAW)が大会勝者リストに名を連ねた後、2025年にはさらなる歴史が待っている。


最後に、フローレンス・パイプ・プロ ・プレゼンテッド・バイ・HTA QS 2,000が、2021年以来初めてQSイベントがサーフィンの聖地パイプラインに復活。開催は12月10日から20日まで。
パイプQSの勝者リストには、ジョシュア・モニ-ツ(HAW)、2度の世界王者ジョン・ジョン・フローレンス(HAW)、2度のパイププロCT勝者バロン・マミヤ(HAW)、モアナ・ジョーンズ・ウォン(HAW)らが名を連ねる。今、男女が世界一有名な波を勝ち取るべく再び挑む。
ハワイ観光局が地元選手を強力支援
ハワイ観光局は、アラモアナ・ボウルズからパイプまで、島内各地で開催されるQSおよびLQSのリージョナル大会に対し、引き続き大規模な支援を提供している。
2021年に大会が通常スケジュールに戻ると、ハワイ観光局はその後開催される3~4大会すべてにおいて、プレゼンティングスポンサーまたはタイトルスポンサーとして参画した。今回の契約更新により、WSLハワイ/タヒチヌイとのパートナーシップは2026年まで継続される。
詳細はWorldSurfLeague.comを参照のこと。




