フィリピン・シャルガオクラウドナイン(2025年10月23日木曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)シャルガオ・インターナショナル・サーフィンカップQS6000に向け、多数の国際選手がフィリピンに到着した。
アジア及びオーストラリア/オセアニア地域から180名以上のサーファーが「クラウドナイン」で開催される第29回大会に向け、シャルガオ島に集結した。ファーストコールは現地時間7時。日本時間の 2025年10月24日8時0分です。
「初日から素晴らしい波で大会を開始できる見込みです」と、WSLアジアパシフィックツアーマネージャーのタイ・ソラティ氏は語った。
「クラウドナインは、常に完璧なバレルを生み出す素晴らしい波であり、多くのアスリートにとって年間の見どころとなっています。
WSLは、アジアおよびオーストラリア/オセアニア地域から集うトップサーファーたちを、この由緒ある長年の大会に再び迎え入れることをフィリピンのパートナーの皆様に心より感謝申し上げます。素晴らしい競技の一週間となることを楽しみにしております。」
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この共催イベントは、2026年チャレンジャーシリーズ出場権を目指すサーファーにとって重要なポイントを獲得できる場であり、ボンソイ・アジア・スーパーシリーズの最終戦の一つ前の大会となる。
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現在のアジアリージョンとスーパーシリーズランキング首位を走る中塩佳那(JPN)と小林桂(JPN)は、両レースでの優位拡大を目指す。中塩は前回スーパーシリーズ戦「タハラプロ」での優勝を糧に、小林は日本で3連勝を達成したQS2000シリーズの勢いを維持する。
オーストラリア/オセアニア地域を代表するチャーリー・ヘイトリー(AUS)とレニックス・スミス(AUS)は、それぞれ初のQS6000優勝を目指している。両者ともこのレベルでのファイナル進出経験があり、ヘイトリーは2024年シャルガオでファイナルに進んでいる。この安定感を勝利につなげたいところだ。

この長きにわたる大会の大きな特徴は、強力な地元勢の存在だ。元勝者のニルビー・ブランカダ(PHL)とジョン・マーク・トコン(PHL)が率いるローカル選手たちは、驚異的な実績で今も人々を鼓舞し続けている。
QSレベルで出場した8大会のうち、トコンは驚異の5回のファイナル進出を果たし、4度の優勝を勝ち取っている。29歳の彼は地元での成功を再現し、チャレンジャーシリーズ復帰を目指してランキング上昇を目指す。
「シャルガオでQS6000が開催されるのは本当に嬉しい」とトコンは語った。「雰囲気は最高だし、多くの選手が素晴らしい波に乗っているのを見た。良いスウェルが来て、皆が海で楽しめることを願っている。約170人のサーファーが競う中、全ての選手に幸運を祈りたい」
ヒートドローが発表になり、男子ラウンドオブ128H1上山キアヌ久里朱、H2矢作紋乃丞、H3藤本世音、H5和氣匠太朗。H6仲村拓久未、守城海、H7西村昇馬 、H8ジョシュア・リヴィ、H9井上龍一、丸山晴凪、H10太田拓杜、H11小栗 碧壬、H12萩田泰智、友重リキ、H13宇野雅志、野中秀馬、H15本郷拓哉、加藤賢三、H16岩瀬裕哉、飯田素宇、
男子ラウンドオブ96H1岡村晃友、H3増田来希、H4西優司、H6佐藤利希、H8新井洋人、H9三輪紘也、森友二、H11小濃来波、H12長沢侑磨、
男子ラウンドオブ64H2大音凛太、金沢呂偉、H4加藤翔平、H5岩見天獅、H7鈴木仁、H11稲葉玲王、安室丈、H12渡邉壱孔、H13伊東李安琉、H14須田喬士郎、H15小林桂、
女子ラウンドオブ48H2清水ひなの、スカイ・ブラウン、H4馬庭彩、石井有紗、H5佐藤李、H7清水ひなた、H8松田詩野、
女子ラウンドオブ32H1池田美来、H2脇田紗良、H3松岡亜音、H4中塩佳那、鈴木莉珠、H5野中美波、H8都築虹帆
2025年シャルガオ・インターナショナル・サーフィンカップQS6000は、2025年10月24日から31日までクラウドナインで開催される。詳細情報や結果については、www.WorldSurfLeague.comにアクセスするか、無料のWSLアプリをダウンロードすること。
オフィシャルサイト:Siargao International Surfing Cup
Cloud 9, Siargao Island, Philippines




