ブラジルにNAMINORI JAPANが到着。チャレンジャー・シリーズ第5戦「バンコ・ド・ブラジル・サクアレマ プロ 」日本時間11日今夜から

ブラジル・リオデジャネイロ・サクアレマ(2025年10月10日金曜日)– 世界トップクラスのサーファーたちが、10月11日から19日にかけて開催される「バンコ・ド・ブラジル サクアレマ プロ プレゼンテッド・バイ・コロナ セロ」に向け、プライア・デ・イタウナビーチへ向かっている。

本大会は2025年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャレンジャー・シリーズ唯一の南米開催地である。

パワフルな波と熱狂的な観客で長年愛されてきたサクアレマは、選手たちが2026年チャンピオンシップツアー(CT)出場権獲得に向けてプッシュする中、重要な役割を担うことになる。

 

 

現在のチャレンジャーシリーズ・ランキングナンバー1のティーア・ゼブロウスキー(FRA)とカウリ・ヴァースト(FRA)は、2026年CTスポット獲得目前。14歳のゼブロウスキーがサクアレマでスポットを獲得すれば、史上最年少でクオリファイとなる。

 

バンコ・ド・ブラジル サクアレマ・プロ プレゼンテッド・バイ・コロナ・セロは10月11日~19日、worldsurfleague.comで視聴可能だ。

 

 

ランキング争い:注目すべき動向

ティーア・ゼブロウスキー(FRA)Credit: WSL/ Damien Poullenot

 

オーストラリア、南アフリカ、アメリカ、ポルトガルでの激戦を経て、ブラジルでCT出場権争いはさらに激化する。

女子部門では、爆発的な才能の14歳、ティーア・ゼブロウスキー(FRA)がEDPエリセイラ・プロで驚異的な優勝を果たし、ランキングナンバー1でブラジル戦に臨む。

ゼブロウスキーは、サクアレマでのCTクオリファイに向けて順調に進んでおり、CTクオリファイした最年少サーファーとなる可能性がある。

 

有力候補であるヨランダ・ホプキンズ(POR)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、フランシスカ・ベセルコ(POR)も、CTクオリファイを争っている。

 

カウリ・ヴァスト(FRA)Credit: WSL/ Manel Geada
ルーク・トンプソン(RSA)Credit: WSL/ Manel Geada

 

 

男子では、カウリ・ヴァスト(FRA)が EDP エリセイラ・プロで優勝し、ブラジル大会に向けてチャレンジャーシリーズランキングのトップに立っている。

また、ルーク・トンプソン(RSA)、ジョージ・ピター(AUS)、マテウス・ハーディ(BRA)も、イタウナのスピードとパワーに最適な選手であり、ランキング上位に食い込む可能性を秘めている。

 

 

マテウス・ハーディ © WSL / Daniel-Smorigo

 

チャレンジャーシリーズ唯一の南米開催地であるサクアレマは、サーフィン界で最も熱狂的なファン層の前でポイントを獲得する重要な機会を地域選手に提供する。マテウス・ハーディ(BRA)を筆頭とするブラジル勢は、ローカルナレッジと勢いを活かしてイタウナでのランキング上昇を目指す。

 

ランキング上昇を目指す他のブラジリアン選手には、CTで見られるようなパワフルな波を得意とするマイケル・ロドリゲス(BRA)、サミュエル・プポ(BRA)、ルーカス・シルベイラ(BRA)がいる。

 

現在のWSL南米QSチャンピオンであるラウラ・ラウプ(BRA)は、過去数年にわたり地域大会を席巻し、現在CTスポットを争っている。その他の南米の注目選手には、ソフィア・メディーナ(BRA)、ソル・アギーレ(ペルー)、そして6月にサクアレマで開催されたVIVOリオプロCT大会で5位をスコアしたアレナ・ロドリゲス(ペルー)がいる。

 

 

写真:ウェスリー・ダンタス(BRA)がバンコ・ド・ブラジル・サクアレマプロのワイルドカードに選出された。クレジット: © WSL / Aleko Stergiou

 

タイナ・ヒンケルとウェスリー・ダンタスが大会ワイルドカードに選出

 

タイナ・ヒンケル(BRA)Credit: WSL/ Thiago-Diz

 

WSLは、バンコ・ド・ブラジル・サクアレマ・プロの大会ワイルドカードとしてタイナ・ヒンケル(BRA)とウェスリー・ダンタス(BRA)の選出を正式に発表した。両選手はブラジルサーキットのランキング首位を走り、サクアレマで世界トップクラスのサーファーたちと競う機会を得た。

 

タイナ・ヒンケル(BRA)Credit: WSL/ Manel-Geada

 

ブラジルで最も有望なサーファーの一人であるヒンケルは、プログレッシブなアプローチと地域サーキットでの好成績で注目を集めている。イタウナでの出場は、ブラジリアン女子サーフィンの次世代を担う選手として、トップクラスのチャレンジャーシリーズ選手たちと対戦する貴重な機会となる。

 

ダンタスは、強力なフォアハンドと爆発的なエアリアル技で知られ、経験と国際的な実績を兼ね備えている。過去にイタウナでのQSイベント優勝経験があり、熱狂的なサクアレマの観客の前でこの機会を活かすことを熱望している。

 

彼らの参加は、既に豪華な選手層にさらなる興奮を加え、ブラジルの新星たちが母国で脚光を浴びることになりそうだ。

 

 

NAMINORI JAPAN がんばれ!日本!

 

大原洋人 Credit: WSL/ Manel Geada

 

前回のポルトガルではインタフェアで悔しい敗退を喫した大原洋人は、現在CS世界ランク14位でブラジル入り

ポルトガル9位となって33位までランキングアップした加藤翔平、34位(▼3)西慶司郎、53位(▼4)伊東李安琉 、69位   安室丈 、70位  (▼3) 岩見天獅、78位(▼2)田中大貴 。

 

都筑有夢路  Credit: WSL/ Damien Poullenot

 

女子ではポルトガルで5位となり、CS世界ランク10位となった都筑有夢路29位(▲4) 池田美来 、34位(▲3) 野中美波 、36位(▲7) 中塩佳那 、39位(▼4) 都築虹帆、42位(▼3) 松岡亜音、49位(–) 佐藤李がコンファームされて出場。

 

 

本日ヒートドローが発表になり、男子ラウンドオブ80H1岩見天獅、H2田中大貴、H3加藤翔平、H4安室丈、ラウンドオブ64H3大原洋人、伊東李安琉、H16西慶司郎。

女子ラウンドオブ48H3佐藤李、H4池田美来、中塩佳那、H6都築虹帆、H7松岡亜音、野中美波、ラウンドオブ32H4都筑有夢路と発表になった。がんばれ!日本!

 

 

ファーストコールは日本時間10月11日の夜19時

First Call during Dawn Patrol Oct 11, 2025 7:00 PM JST*

https://www.worldsurfleague.com/events/2025/cs/347/banco-do-brasil-saquarema-pro/main