9月26日(金)から28日(日)にかけて、神奈川県茅ヶ崎市パークにて「JPSA さわかみ S.LEAGUE 25-26 《S.ONE/S.TWO》ロングボード第3戦 ALL JAPAN CLIO MANSION CHIGASAKI LONGBOARD PRO」が開催される。


本大会は《S.ONE》と《S.TWO》の合同戦であり、全日本タイトルを懸けた重要な一戦となる。なお、賞金是正制度「さわかみブースト賞」の適用はない。

今回の出場人数は、シード枠(NASシード、ローカルシード)を含めて以下の通り。
男子:《S.TWO》/46名+《S.ONE》/20名+シード2名=68名
女子:《S.TWO》/19名+《S.ONE》/10名+シード1名=30名
男子では《S.ONE》上位選手が全員出場予定。開幕戦でプロ公認を獲得し、続く鵠沼での《S.TWO》第2戦で準優勝した秋田期待の15歳・佐藤正英は、オルタネート(代替)選手としてR3から参戦。
《S.TWO》からは46名がエントリーし、NSAシードの土屋貴洋、さらに茅ヶ崎市長杯アマチュアサーフィンコンテスト・メンクラス優勝の鈴木頼がローカルシードとして加わり、総勢68名で戦いが繰り広げられる。スタイルマスター瀬筒雄太の出場も決定しており、見応えある試合になりそうだ。

女子では、オーストラリアでのWSL LT(ロングボードツアー)を終えた田岡なつみと吉川広夏が参戦。田岡は昨年は準優勝で、今回は17位に終わったが、吉川が準優勝という好成績での帰国となり、注目を集める。
ランキング6位の佐久間由佳が欠場し、代わって《S.TWO》ランキングトップの原田來愛がオルタネートとしてR-3から出場。女子は《S.ONE》が10名、《S.TWO》が19名に加え、茅ヶ崎市長杯ロングボードで優勝しローカルシードを得た中学1年生・内田鈴音を含め、合計30名がエントリーする。
また、男女ともアマチュアシード選手はトップシードのラウンド3を勝ち上がることで、JPSA公認プロ登録資格が与えられる。次世代のスター誕生にも期待が高まる。

本日の会場は快晴。朝は無風で、潮が上げる時間帯にはヒザ〜モモのサイズ。引きに入るとコシ程度まで上がったが、午後からはサイドの風が入り、面が乱れるコンディションとなった。ブレイクはワイドでダラつき気味ながら、ライト方向の波では比較的長く乗れる場面も見られた。総じて波の選択が勝敗を大きく左右する一日となった。
今日のスケジュールは、男子がラウンド1の12ヒートに続きラウンド2の6ヒート。女子はラウンド1の6ヒートを消化して終了。



まずアマチュア勢から。男子では、NSAシードの土屋貴洋が惜しくも敗退する一方、地元シードの鈴木頼が果敢な攻めを見せ、ラウンド2も突破して明日へと駒を進めた。女子では同じくローカルシードの内田鈴音が見事1位で勝ち上がり、こちらも明日のラウンド2へ。

男子のハイライトは櫻井凰太。多彩なノーズワークを交え、インサイドまでしっかりメイク。シングル7.50、合計14.50で本日の男子最高点をマーク。


僅差で続いたのはスタイルマスター瀬筒雄太。持ち味のスタイルを生かした流れるようなライディングで7.00、7.45を揃え、トータル14.45。両者ともラウンド2を突破し、明日以降の活躍が期待される。


さらに《S.TWO》初戦「井戸野浜オープン」で好成績を残した長谷川兄弟も奮闘。悠(15歳)が2位、漣(12歳)が4位となった勢いそのままに、2人揃って2ラウンドを勝ち抜き、ラウンド3へ進出した。



女子の主役は、《S.TWO》第2戦「宝ビスケット鵠沼プロアマオープン」覇者の山口晴菜。他の選手が苦戦する中、難しいコンディションでもノーズライドを完璧に決め、つないでインサイドまで乗り切ると8.17がコール。さらに7.23を加え、合計15.40で、男女通じて本日の最高得点を記録した。
「良い波たくさん乗れて良かったです。めちゃくちゃ緊張してて、乗れるかなぁって思っていたら結構良い波が来ていたので、たくさん乗れて良かったです。」と笑顔で山口が語った。
山口晴菜を絶賛していた解説のデヴィッド木下は、これまでスポーツはやっていたのかと質問。それに対し山口晴菜は「バレー部に入っていて、サッカーとかはよくやってました。」。
更にショートボードは乗ってましたかという質問に対して「ファンボードを小さい時にやっていて、マニューバーから始めたんです」と答えた。
伊良湖のロングボードシーンの盛り上がりに関して「長谷川悠 漣の兄弟たちとも一緒に試合やったりとか、練習とかも普段からやっているので、本当力になります。」と語った。素晴らしい選手が現れたとデヴィッド木下は山口のサーフィンを高く評価した。
明日DAY-2の選手集合は6:30AM。スケジュールは明日朝に発表となる。
ライブはAbemaにて放送。
https://abema.go.link/lr0G8
スコアはこちらから。
https://sleague.jp/25-26/chi.php
S.LEAGUE:HP https://sleague.jp/
JPSA:HP https://www.jpsa.com/


9/28(日)にはビーチクリーンに参加して、豪華商品をゲットしよう!抽選会は表彰式の後に実施予定。賞品ラインナップは RAINBOW 折り畳み自転車(キャリア付き)やBGGM ULTIMATE COOLER BAG、BGGM WET DRY BAG、BGGM WATER PROOF MINI TOTEなど盛りだくさん。ビーチをきれいにして、素敵な商品をゲットしよう!
湘南ならではの風景、江ノ島をバックにライディングするのは高貫佑麻選手。
今回の勝利者インタビューは、Abemaライブ放送ブース内で実施。河村正美氏(マミさん)が瀬筒雄太選手にインタビュー。
ビーチレポートは、茅ヶ崎をホームとする大矢ひいなプロが担当。
この日は選手会も開催。写真は女子選手会の様子。
さわかみブースでは、今大会もハワイ関連グッズを販売。トロピカルなアイテムが揃う。
フードコーナーではホットドッグやチリドッグを販売。
Cureからは救急スタッフ2名が今大会も常駐。選手のケガや体調不良に対応




