愛知県田原市ロングビーチ(2025年9月17日水曜日)
愛知県田原市赤羽根町・大石海岸(ロングビーチ)で開催中の WSL Men’s & Women’s QS6000「Billabong Tahara Pro」は大会2日目を迎えた。

本日のスケジュールは男子ラウンドオブ128のヒート13〜16、女子ラウンドオブ64、そして男子ラウンドオブ96のヒート1〜8までが行われ、これでDAY-2は終了。会場は曇りのち晴れ、風は微風のオンショア、潮は若潮。

波は朝一にサイズアップしてコシ〜ハラ。練習時には切れた波も入ったが、昼にはモモ〜コシまでダウン。インサイドのワイドブレイクは変わらず、今日も波の見極めが勝敗を分ける展開となった。

今日は女子のトピックスから。ヒートが始まった7時には波のブレイクが落ち着き始め、会場の向かって左の奥の岩場に全員がポジショニング。
セットを掴めば2発は入れられる状況の中、ヒート1ではインドネシアのリディア・カトーが4.67と6.33を揃えてトータル11.00ポイント。女子全体のトータルハイエスト、シングルも6.33がハイエストを記録し、1位通過。


その後は波が厳しくなり、勝負は1発のストレートアップ中心に。ヒート2では小学生ながらJPSA公認プロ資格を持つ石田海夏が、年上の選手に混じり自分のライディングを正確に披露し1位でラウンドアップ。体格は小さいが的確に当てこんだ演技が得点につながった。


ヒート4の松野杏莉は切れた波を選び力強いライディングで5.00と5.57をマークし、トータル10.57。女子全体のセカンドハイエストを叩き出した。ほかにも御前崎戦で話題となったHana Bakker(JPN)やHolly Williams(AUS)、芳田花瑚、馬場心、庄司莉花らが1位で明日へ。



男子は女子の試合の後、ラウンドオブ96に入り、会場正面にポジショニング。ただしヒートごとに波の割れ方にムラがあり、勝ち上がったのは来た波をしっかり仕留め、エンドセクションで1発を決めた選手たちだった。

女子の時間帯よりも波にばらつきはあるものの、セットであれば技が決まりやすい場面も多く見られた。エンドセクションで1発決めることができれば、アベレージのグッドスコアを叩き出すことができた。


1位でラウンドアップを果たしたのはDom Thomas(AUS)、足立海世、岡村晃友、Bohdie Williams(AUS)、Joshua Levey(JPN)、脇田泰地、I Made Ariyana(INA)、金沢太規の各選手がひと足先にラウンドオブ64へ駒を進めた。



マデ・アリヤナ(INA)はインドネシア勢の好調を維持し、男子ラウンドオブ96のベストとなるヒートスコア10.00をマーク。アリヤナは小波の中で驚異的なスピードをクリエイトし、テールハイエアリバースを決めてジャッジを唸らせた。
明日のDAY-3は6:30AMにファーストコールで、7:00AMから試合開始予定。男子のラウンドオブ96の残りのヒート9からスタートし、その後は男子・女子ともにスタンバイがかかっている。






ライブはこちら。
https://taharapro.jp/live
大会HP
https://taharapro.jp/information
WSL HP
https://www.worldsurfleague.com/events/2025/qs/428/billabong-tahara-pro/main
今大会はインドネシアもチームでサポート。会場にはインドネシア国旗がはためく。
今回の田嶋鉄兵コーチは、小林桂、鈴木仁、岩見天獅、鈴木莉珠、木津優芽、佐藤李を担当。(写真:田嶋鉄兵コーチと木津優芽)
女子のROXYチームは大村奈央コーチ。自身も試合に出場しながら、具体的なアドバイスでチームをサポート。(写真:大村奈央コーチと高橋結奈)
ヒート1位通過の選手には注目の勝利者インタビュー!笑顔が弾ける瞬間。(写真:松野杏莉)
WSLでお馴染みの「BONSOY」ブースも登場!オーストラリアで長年愛される豆乳飲料が日本でも発売。まろやかな口当たりはコーヒーやチャイとの相性抜群で、バリスタも大絶賛。安心の品質でイベントを彩る。
こちらもWSLでお馴染みの「コロナビール」ブース。暑い中で飲む一杯は格別!
キッチンカーは日替わりで出店者が入れ替わる。
駐車場
※期間中は矢印のように一方通行となりますのでご注意ください。
※交通規制は大会期間中のみ実施となります。
[大会期間中]赤羽根市民センター駐車場(最大300台程度)
[※土日のみ]田原市給食センター駐車場(約60台)
[大会期間中]海岸西駐車場(約60台)
※駐車場では係員の指示・誘導に従ってください。
※駐車場からは会場まで徒歩でご移動ください。





