WSL2025ロングボードツアー(LT)第2戦バイオグラン・ベルズビーチ・ロングボードクラシック開幕。吉川、井上鷹がR16進出

ベルズビーチ、トーキー、ビクトリア州、オーストラリア(2025年9月17日水曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2025ロングボードツアー(LT)の第2戦となるバイオグラン・ベルズビーチ・ロングボードクラシックがスタート。女子オープニングラウンドから開始され、男子オープニングラウンドが続いて行われた。

 

選手たちはベルズビーチの非常にクリーンな波を堪能。波の高さは現在2~3フィート(約0.6~0.9メートル)だが、日中はオーバーヘッドまで上がる見込みで本日のエリミネーション・ラウンドは行われなかった。

 

 

本日は、男子の世界チャンピオン、テイラー・ジェンセンが8.67と7.90というハイスコアでを叩き出し、圧倒的な勝利。一方でカイ・サラスがエリミネーション・ラウンドへ。女子ではソレイ・エリコが7.83 と6.07を圧倒的な勝利をスコアした。

 

初日のオープニングヒートでは、ベルズの大会で過去に2位に入ったアリス・リモイン(FRA)が吉川広夏(JPN)とエミリー・レスブリッジ(AUS)と対戦し、初日の幕開けを飾った。

 

吉川広夏 Credit: WSL / Cait Miers
吉川広夏 Credit: WSL / Ed Sloane
吉川広夏 Credit: WSL / Cait Miers

 

ヒートは、吉川がスタートからリードするも後半にバックハンドのエミリーがトップに。しかし、終盤にトップのエミリーが吉川に対してプライオリティのインターフェアを侵し3位へ。ヒート終盤に6.17 と5.63をスコアした吉川が1位でラウンドアップを決めた。

 

井上楓(JPN)Credit: WSL / Ed Sloane

 

H4で井上楓(JPN)とトライアルを勝ち上がった井上桜 (JPN)が元世界チャンピオンのソレイユ・エリコ(USA)と対戦。エリコは7.83と6.07をスコアして快勝。井上楓が2位。井上桜は3位でエリミネーション・ラウンドへ。

 

田岡なつみ(JPN) Credit: WSL / Cait Miers
田岡なつみ(JPN) Credit: WSL / Ed Sloane

 

H6では田岡なつみ(JPN)が、クロエ・カルモン(BRA)キラ・モルナー(AUS)と対戦。ヒートはスタートからクロエがリード。田岡は思うような技の入る波を見つけられず3位で後半戦へ。

バックハンドのクロエが巧みなノーズライドで6.50 と 6.00をスコアしてトップ通過。田岡は2位となりエリミネーション・ラウンドへ。

 

井上鷹(JPN) Credit: WSL / Ed Sloane

 

男子のオープニングラウンドH 6で 井上鷹(JPN)は、カニエラ・スチュワート(HAW)トニー・シルヴァーニ(USA)と対戦。僅差のクロスヒートとなったが、シームレスなターンからのノーズライドを見せたカニエラがトップ。6.47のヒートベストをスコアをメイクした井上はラストウェイブでバックアップを5.97まで上げて逆転。見事1位で勝ち上がった。

 

 

2025年バイオグラン・ベルズビーチ・ロングボードクラシックの詳細はWorldSurfLeague.comを参照のこと。