2025年9月15日(月)、愛知県田原市赤羽根町・大石海岸(ロングビーチ)大会本部棟において、翌日より開催される WSL(ワールドサーフリーグ)公認「QS6000」大会『2025 BILLABONG TAHARA PRO』 の公式記者会見が行われた。
オーストラリア/オセアニアとアジア地域の共同公認となる本大会には、2026年WSLチャレンジャーシリーズ出場権を懸け、アジア太平洋地域から200名以上の有望な若手サーファーが集結し、各々が2026年WSLチャレンジャーシリーズのスポット獲得を目指す。

本大会は、2025年9月16日(火)から21日(日)までの6日間にわたり開催され、日本最高グレードに位置づけられる国際大会。2026年に愛知・名古屋で開催される第20回アジア競技大会のサーフィン競技会場であり、日本屈指の波質を誇るサーフポイント。
田原での国際大会開催は7年ぶりであり、世界トップレベルの選手が集う高グレード大会であることから、日本、アジア各国やオーストラリアを中心とした多くの有力サーファーがランキングポイントを懸けて熱戦を繰り広げる予定だ。

また本大会は2025年ボンソイ・アジア・スーパーシリーズの第4戦を兼ね、現在ランキング首位を走るケトゥ・アグス(INA)と松岡亜音(JPN)が日本で更にソリッドな好成績を固め、今年後半にフィリピンと台湾で開催されるシリーズ最終2戦に臨みたいところ。

今週注目すべき選手には、エルサルバドルのISAで6位となった都築虹帆(JPN)、そして脇田紗良(JPN)、オリンピック選手のペイジ・ハレブ(NZL)、オーストラリアの新鋭ジャリー・ストークス(AUS)とルーシー・ダラー(AUS)らが名を連ねる。
男子では、同じくエルサルバドルから帰国した西慶司郎(JPN)稲葉玲王。リーフ・ヘイズルウッド(AUS)、小林桂(JPN)、ウィンター・ヴィンセント(AUS)も同様に好調を維持している。
記者会見の出席者は⼤会⻑代⾏ ⽥原市⻑ ⼭下政良 ⽒、⼤会実⾏委員会委員⻑ 加藤昌⾼ 氏、BILLABONGブランドディレクター 清⽔英知 ⽒。選手代表として、鈴⽊仁 選⼿、 松⽥詩野 選⼿が参加。それぞれが歓迎の挨拶に、質疑応答と写真撮影が行われた。

大会長代行・田原市長 山下政良 氏
『2025 BILLABONG TAHARA PRO』がここ田原市で開催されますことを大変嬉しく思います。本大会は来年のアジア競技大会にもつながる重要な機会であり、田原の波や自然、文化を広く発信できるものと確信しております。田原市はサーフタウン構想を進めており、皆様に何度も訪れていただける魅力あるまちづくりを目指してまいります。今後もおもてなしの心を大切に、皆様をお迎えしてまいります。

大会実行委員会委員長 加藤昌高 氏
スポンサーのご支援と田原市の多大なご協力により、本大会を開催できることを心から感謝いたします。このロングビーチは、私がサーフィンを始めた思い出の場所であり、自然豊かな環境と地域の皆様のお力添えで大会を実現できました。大会期間中は素晴らしい演技が期待されます。今後も「田原市・ロングビーチ・サーフィン」を合言葉に盛り上げてまいります。

BILLABONG ブランドディレクター 清水英知 氏
「Only a surfer knows the feeling!」—私たちが大切にしている言葉です。ビラボンとして12年ぶりにこの地で大会を開催できることを心から嬉しく思います。選手の皆さんにはサーフィンの魅力を存分に表現していただきたいです。大会を支えてくださった関係者の皆さま、地元の皆さまに深く感謝いたします。 明日から自分たちも楽しんで、この大会を迎えたいと思っております。


鈴木仁 選手
スポンサーのビラボン主催のQS6000という大舞台に挑むにあたり、ロングビーチの波への戦略やご自身の見せたいサーフィン、そして、今大会での目標をお聞かせください。
ビラボンには、もう10年近くお世話になっており、この大会に出場できることをとても光栄に思います。正直、緊張もありますが、それ以上に開催を聞いてからずっとワクワクして、この日のために努力して準備をを重ねてきました。そこはすごく緊張よりもいいモチベーションになっていると思っています。
会場となるロングビーチは、数年ぶりに大会が開かれる場所で、波の種類も豊富で僕自身とても好きなブレイクがあります。得意なエアや速いターンを、この大会でしっかり見せられればと思っています。もちろん、目標は優勝で、絶対に優勝します!


松田詩野 選手
この大会に向け、ロングビーチの印象や過去の思い出(中学2年の13歳の時、同じ田原でWSL、JPSA共催の大会でJPSAプロ公認を得た時は、パーフェクト10も出した)。今シーズンの手応えと今大会での目標とファンへのメッセージをお願いします。
田原ロングビーチは、私がプロとしてのキャリアを始め、10ポイントも記録した特別な場所です。そんな大切なビーチで世界大会に戻って来られたことを、とても嬉しく思います。今シーズンはまだ自分の力を出し切れていないと感じていますので、この大会ではしっかり結果を残したいです。
地元・日本で多くの方々に応援していただき、さらにビラボンの皆さんにもファミリーのようにサポートいただいているので、それをパワーに変えて、優勝を目指して頑張ります!
明日から始まる『2025 BILLABONG TAHARA PRO』 の大会はライブ放映も行われる。会場に来れない方は下記からチェック!
大会HP
https://taharapro.jp/information
WSL HP
https://www.worldsurfleague.com/events/2025/qs/428/billabong-tahara-pro/main
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■⼤会開催概要
⼤会名称:2025 BILLABONG TAHARA PRO(WSL QS6000)
開催期間:2025年9⽉16⽇(⽕)〜9⽉21⽇(⽇)の6⽇間で開催
開催場所:愛知県⽥原市⾚⽻根町⼤⽯海岸(ロングビーチ)
公認:World Surf League
主催:2025 WSL TAHARA PRO実⾏委員会
共催:⽥原市、⽥原市教育委員会
主管:⼀般社団法⼈ラブアンドピース
後援:スポーツ庁、海上保安庁、愛知県、愛知県教育委員会、
⼀般社団法⼈渥美半島観光ビューロー
協⼒:公益社団法⼈⽇本サーフィン連盟、⽇本サーフィン連盟愛知⽀部
⽥原市サーフィン協会、⽥原市サーフィン業組合
出場選⼿:男⼦144名/ ⼥⼦61名
開催時間:07:00 〜17:00 ※コンディションによって、変更あり

大会スケジュール
[駐車場]
※ 期間中は矢印のように一方通行となりますのでご注意ください。
※ 交通規制は大会期間中のみ実施となります。
[大会期間中]赤羽根市民センター駐車場(最大300台程度)
[※土日のみ]田原市給食センター駐車場(約60台)
[大会期間中]海岸西駐車場(約60台)
※駐車場では係員の指示・誘導に従ってください。
※駐車場からは会場まで徒歩でご移動ください。

「2025 BILLABONG TAHARA PRO」オフィシャルグッズ販売!
大会メインビジュアルの限定TEEやCAP&HATが登場。残暑にも映える特別デザインで、イベントの熱気をいつでも感じられます。今年の夏を最後まで盛り上げるアイテムをぜひ手に入れよう!

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