小熊海ノ介と山口晴菜が初優勝。S.LEAGUE 25-26 “S.TWO” ロングボードツアー第2戦「宝ビスケット 鵠沼プロアマオープン」

神奈川県藤沢市鵠沼海岸にて9月12日(金)から13日(土)の2日間、S.LEAGUE 25-26 “S.TWO” ロングボードツアー第2戦「宝ビスケット 鵠沼プロアマオープン」が開催。大会2日間を通して、スネヒザたまにモモという非常に厳しいコンディションの中で開催され、小熊海ノ介と山口晴菜が初優勝した。

 

 

女子は昨年のルーキーオブザイヤーの鎌倉の宮崎友祈子、S.TWO開幕戦でプロ公認を得たばかりの愛知県の15歳、山口晴菜(はな)、2024年にプロ公認を得た千葉の原田來愛(こあ)、昨年の茅ヶ崎でプロ公認を得た鵠沼をホームとする田村聡美、ベテラン大池裕美子がファイナル進出。

 

S.TWO開幕戦が行われた井戸野浜では第2位となった原田來愛、第3位となった田村聡美の2名が2試合連続のファイナル進出。

 

 

 

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ヒートは原田がスタートから4.33をスコアしてリード。山口晴菜も4.17をスコアして応戦。原田はバックアップを3,33としてリードを広げる。

大池はハングファイブを決めて、ファイナルベストとなる5.67をスコアしてトップに躍り出る。残り時間は10分。第2位に原田。大池はバックアップを3.17まで上げる。

残り5分となり、レフトに的を絞った山口がベストスコアを4.77に塗り替えて逆転トップに。更にバックアップを4.57まで上げてリードを広げ、そのまま逃げ切り勝利を掴んだ。

 

 

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男子は鵠沼のパンクボーイ小熊海ノ介、鵠沼の若きスタイルマスター櫻井凰太、秋田出身で開幕戦でプロ公認を得た佐藤正英、セミファイナルのラストライドで大逆転でファイナル進出を決めた、石川県の高校生、橋本優李の4名がファイナルを戦った。

 

優勝候補の小熊はハングファイブのコンビネーションを披露し、6.17という高得点をマークしファイナルをリード。スタイリッシュなサーフィンを見せる佐藤正英も7.33というエクセレントに迫る高得点を1本目からスコア。小熊を抑えてトップに躍り出る。

 

それに刺激された小熊はハングファイブから得意のソウルアーチをコンビネーションさせて波をメイク。7.27というハイスコアを叩き出し、トータル13.44で再びトップを奪う。

 

櫻井凰太は巧みなステップでインサイドまで乗り継ぎ、4.23をスコアして2位に浮上。佐藤はワンライドのみで3位へ。バックアップを3.63まであげた佐藤は2位に浮上するが、最後は小熊にマークされて終了。小熊海ノ介がS.LEAGUE初優勝を決めた。

 

今大会は若手の活躍が目を引いた。新しい力がシーンを引っ張る形が業界を盛り上げてことになるだろう。S.TWOで力をつけ、S.ONEイベントでの勝利を目指せ! そして、その先にある世界へ羽ばたいて欲しい。

 

男子
優勝:小熊 海ノ介 13.44  2000 pt 100,000円
2位:佐藤 正英 10.96 1720 pt 80,000円
3位:櫻井 凰太 7.96 1440 pt 40,000円 
4位:橋本 優李 7.37 1360 pt 20,000円

 

女子
優勝:山口 晴菜 9.34  2000 pt 100,000円
2位:大池 裕美子 8.84 1720 pt 80,000円
3位:原田 來愛 7.66 1440 pt 40,000円
4位:田村 聡美 5.13 1360 pt 20,000円

 

<プロ合格者>
田中 綾帆
瀬筒 雄太
奥村 太陽
竹森 喜和

女子:田中 綾帆 

 

S.TWO ロングボードの次戦第3戦は、 ALL JAPANでS.ONE ロングボードツアーと合同で2025年9月26日(金) ~ 9月28日(日)神奈川県茅ケ崎市で開催。

第4戦は2025年11月19日(水) ~ 11月20日(木)千葉県いすみ市太東海水浴場でS.ONEと併催となる予定。

 

「S.LEAGUE」
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