QS男子ベスト16、女子ベスト8が決定。MIDAS CAPITAL OMAEZAKI PRO 2025 QS 2000/Pro Junior大会4日目

WSL Asia / Men’s & Women’s QS2000 & Pro Jr「MIDAS CAPITAL OMAEZAKI PRO 2025」は9/6 のDAY-4。昨日のDAY-3は台風通過の影響でノーコンテスト。本日は朝から雲が残るものの概ね晴れ。風はオフショア、波は頭オーバーでブレイクは不規則。潮回りは引きが午前10時30分、満潮は17時15分という潮回り。

コンテストは男子ラウンドオブ64・ヒート7からスタートし、女子ラウンドオブ32、男子ラウンドオブ32、女子ラウンドオブ16まで進行。朝7時から夕方5時50分までノンストップの合計30ヒートを消化するハードスケジュールとなった。

足立海世

朝のコンディションはサイズこそあるものの厚く割れづらいタルい波。ここで鍵となったのはレールワーク。自力でスピードをつけられるかどうかが勝負の分かれ目だった。戦術としては、リスク覚悟でセクションに当て込むか、インサイドまでつなぎフィニッシュを決めるか。

安室丈
安室丈

ただしインサイドまで乗り切ればパドルバックに時間を取られるため、波の選択が勝敗を大きく左右した。午後は風がサイドオンに回り、サイズもムネ〜カタにダウン。ミドルへポジショニング移動と、速いワイドブレイクの攻略が勝ち上がりの鍵となった。

小林桂
小林桂

 

男子はラウンドオブ32が終了し、ベスト16が出揃った。安室丈、小林桂がともにトータル10点超えをマークし実力を示す。海外勢ではRaphael Castro(USA)、Westen Hirst(INA)の2名が勝ち上がり。さらに鈴木仁、鈴木一歩も好調を維持している。

 

 

Raphael Castro(USA)
Raphael Castro(USA)
Westen Hirst
鈴木仁
鈴木一歩

 

最も白熱したのはヒート8。ノーズを折りながらも諦めず戦った渡邉壱孔が逆転で1位通過。2位はWesten Hirst(INA)。惜しくも押し出される形で長沢侑磨が3位、大音凛太が4位で敗退となった。

 

ノーズが折れた渡邉壱孔
渡邉壱孔
長沢侑磨

 

女子はラウンドオブ16が終了し、ベスト8が決定。ヒート1ではHana Bakker(JPN)が切れ味鋭いライディングで1位通過。野中美波が2位に続き、松田詩野は惜しくも敗退。ヒート2は得点が伸び悩む展開の中、Jasmine Studer(INA)と松岡亜音が勝ち上がった。

 

Hana Bakker(JPN)
USA Surfing National Championshipの18歳以下女子で全米チャンプに輝いたカリフォルニアを拠点とするバッカー花。来年はWSL ASIAを回ると宣言
野中美波
松田詩野
Jasmine Studer(INA)
松岡亜音

 

ヒート3では積極的に波を攻めた鈴木莉珠がトップ通過。草深心虹が逆転で2位に入り、川瀬心那を抑えた。最終ヒート4は地元の佐藤李が試合をリードするも、同じく地元の池田美来が入れ替わりで首位に。さらに窪田怜が後半に連続で波を掴み、渾身の演技で逆転。明日への切符を掴んだ。

 

鈴木莉珠
鈴木莉珠
草深心虹

 

明日のDAY-5はいよいよ大会最終日。6:30AMファーストコール、7:00AMスタート予定。男子ラウンドオブ16から決勝まで一気に行われる。果たして栄冠を手にするのは誰なのか。明日も見逃せない!

 

 

池田美来
窪田怜

 

ライブはこちらから。
https://www.omaezakipro.com/live/

大会 HP
https://www.omaezakipro.com/

WSL HP

QS2000
https://www.worldsurfleague.com/events/2025/qs/431/midas-capital-omaezaki-pro-qs-2000/main

Pro Jr
https://www.worldsurfleague.com/events/2025/jun/432/midas-capital-omaezaki-pro-junior/main

 

足立海世
足立海世
矢作紋乃丞
ジョシュア・リヴィ
岡野 漣

 

WSL Asia / Men‘s &Women’s QS2000 & Pro Jr「MIDAS CAPITAL OMAEZAKI Pro 2025」

・日 程:2025 年9月3日(水)~7日(日)
・ 主 催:WSL 御前崎プロ実行委員会
・ 共 催:WSL/ASIA(APAC)
・ 特別協賛:株式会社MIDAS CAPITAL
・ 後 援:静岡県/御前崎市/御前崎市商工会/御前崎市観光協会(予定も含む)
・ 協 力:日本サーフィン連盟静岡2 区支部/御前崎ローカルサーフコミュニティ/御前崎スマイルプロジェクト

[ 駐車場およびシャトルバスのご案内 ]

大会会場周辺の一般駐車スペースには限りがあります。
お車でお越しの方は、下記いずれかの駐車場にお停めいただき、シャトルバス(平日:1台運行/土日:2台運行)をご利用ください。(各日8:30マリンパーク運行開始)

①マリンパーク御前崎
利用可能日:9/3(火)~9/7(日)
https://maps.app.goo.gl/PtpA9zxLyW9oJvZi6

②臨時駐車場(御前崎渚の交番 横)
利用可能日:9/3(火)~9/7(日)
https://maps.app.goo.gl/2APRknrs6ubVHSQq5

 

 


歩行者天国には特設ステージが設けられ、「URBAN SPORTS CAMP in OMAEZAKI」が開催された。「ストリートカルチャーを世界に」をテーマに結成されたチーム F.B.D は、
Freestyle Football × Freestyle Basketball × Double Dutch の頭文字から名付けられた。

会場ではそれぞれのパフォーマンスが披露され、Double Dutch、Freestyle Football、Freestyle Basketball に大きな歓声が集まった。

Double Dutch

Freestyle Football

Freestyle Basketball

体験会には多くの子どもたちが参加。

元日本代表の大野均氏と小野澤宏時氏を講師に迎えたラグビー教室も行われた。


体験会にはボールを使った鬼ごっこから始まり、子どもや大人も楽しみながらラグビーに親しんだ。

階段がそのまま観客席に

会場は土曜日ということもあり、多くの来場者が詰めかけた。

今大会では初めて道路を通行止め( 8:00~16:00)にして、歩行者天国とした。

歩行者天国にはフードトラックの出店も並び会場を彩った。

JIROのライブペイントも完成間近。

「おまえざき痛みのクリニック」では姿勢評価などのプログラムを用意。

今年も学生ボランティアが受付インフォメーションを担当し、来場者を温かく迎えた。