カリフォルニア州ハンティントンビーチ(2025年7月28日 月曜日)ハンティントンビーチでは、ワールド・ロングボード・タイトル争いの早期の候補者たちに最高のパフォーマンスを引き出し、レクサス US オープン・オブ・サーフィン・プレゼンテッド・バイ・パシフィコ・ファイナルデーのスポットを決定する戦いが繰り広げられた。
ハンティントンビーチは、不安定な天候の朝から、典型的な夏の日に変わったが、レクサス US オープン・オブ・サーフィン プレゼンテッド・バイ・パシフィコに参加した世界トップクラスのロングボーダーたちにとっては、厳しいコンディションとなった。

マジックモーメントが、スローなコンディションの中で最初のエクセレントなパフォーマンスを生み出したが、その状況に適応できた選手たちが、その場での実力を発揮した。
超高速でスタイリッシュなフットワーク、波が許す限り長いノーズライドなど、ファイナルデーのスポット、そしてハンティントンビーチのサーフィン史に名を残すチャンスを勝ち取るにふさわしい選手たちが、その実力を存分に発揮した。
7月29日(火)に、USオープン・オブ・サーフィンのロングボード部門の栄冠を勝ち取るのは誰になるか、その結末を見届けよう。
この厳しい 1 日は、さらなる番狂わせ、激しい対決、そして素晴らしいパフォーマンスが繰り広げられ、アクションに満ちたものとなった。
ソレイユ・エリコとロングボードツアーのシーズンワイルドカード、クロエ・コールマンが女子ラウンドオブ16の幕開けを飾ったが、2024年のイベントで 2 位となったエリコが、世界チャンピオンとしての実力を発揮した。
ファイナルデーの対戦カードが決定し、おなじみの顔ぶれに加え、ツアーの新顔も登場する。


ロジェリオ・ジェイ・アール・エスキヴェルは、フィリピンからのサポートクルーの応援を受け、14.60 のヒートトータルを記録して、復帰戦を見事な形で飾った。

明日予定されているロングボードツアーの第 1 戦目を締めくくるファイナルデーも、ほぼ同じスウェルが予想されており、さらに素晴らしい瞬間が生まれるだろう。
男子ではロングボードツアーのベテラン、ベン・スキナーを、その経験で下したコール・ロビンスなどがQFに名を連ねている。


クロエ・カルモンは、ワールド・ロングボード・タイトル争いのライバル、アリス・リモインに圧倒的なリードを築いた。


カイ・エリス・フリントが、このイベントで最初のエクセレント・ウェーブをキャッチし、午前中のハイライトを飾った。


ワールド・ロングボード・チャンピオンで US オープン・オブ・サーフィンの優勝者であるレイチェル・ティリーとテイラー・ジェンセンが、3 日目をトップ 2 で締めくくった。
7 月 29 日(火)午前 7 時 5 分(現地時間の 2025年7月29日7時5分 は、日本時間の 2025年7月29日23時5分)から、ファイナルデーがスタート予定。ハンティントンビーチのサーフィン史に名を刻むエリートたちに加わるのは誰になるか、その結末が待たれる。
田岡なつみ、吉川広夏、井上鷹、井上楓は9位。


井上鷹は、ハワイのカニエラ・スチュワートと対戦。両者とも2本のライドのみで波のハイライなる厳しい戦いとなり、惜しくも井上はラウンドアップならず。


女子オープニングラウンドを1位で勝ち上がった吉川広夏は、ハワイのソフィア・カルヘインと対戦。吉川が5点台を2本揃えて前半をリード。しかし後半にソフィアは6.27をスコアして逆転。さらに6.87とスコアを重ねてリードを広げて勝利。吉川も6.47をスコアするもここで敗退となった。



田岡なつみはアヴァロン・ガルと対戦。オンショアが強まってトリッキーなコンディションとなる中、田岡はしっかりとスコアリングウェイブを見つけてリードをとった。しかし、アヴァロンが終了間際に2本のスコアをまとめて最後の最後に逆転。惜しくも田岡もここで敗退となった。

井上楓はハワイのケリス・カレオパアと対戦。ハンティントンでは2度優勝しているケリスがフローのあるライディングを披露しリード。井上もバックハンドでピアボウルを攻めるも惜しくも敗退。
厳しいコンディションの中、ここで日本人選手は全員敗退となった。
女子クオーターファイナル・マッチアップ
ヒート 1
ソレイユ・エリコ
ナタリア・ワンダーリッチ
ヒート 2
クロエ・カルモン
ソフィア・カルヘイン
ヒート 3
レイチェル・ティリー
マリア・イラガン
ヒート 4
アヴァロン・ガル
ケリス・カレオパア
男子クオーターファイナル
ヒート 1
カイ・エリス・フリント
スティーブン・ソイヤー
ヒート 2
ジョン・マイケル・ヴァン・ホーエンスタイン
コール・ロビンス
ヒート 3
テイラー・ジェンセン
デクラン・ワイトン
ヒート 4
ロジェリオ・ジェイ・アール・エスキヴェル
カニエラ・スチュワート
2度のUSオープン王者の五十嵐カノアが出場。

ロングボードツアーが終わると、チャレンジャー・シリーズがスタートとなる。このイベントには2度のUSオープン勝者でCTサーファーであり、現在の世界3位の五十嵐カノアが出場。ラウンドオブ64H8にクレジットされている。
そして男子ラウンドオブ80からH4安室丈、H6加藤翔平、田中大貴、H8岩見天獅、男子ラウンドオブ64 H8五十嵐カノア、西慶司郎、H10大原洋人、H12伊東李安琉。
女子ラウンドオブ48からはH4都筑有夢路、松岡亜音、中塩佳那、H6都築虹帆、H7池田美来がクレジットされて出場予定。
今回も日本サーフィン連盟強化部からコーチや撮影・分析のためのカメラマンを派遣し、現場で指導を行う。
がんばれ!日本!
今年のレクサス US オープン・オブ・サーフィンのすべてのイベントの詳細については、WorldSurfLeague.com をご覧ください。
ライブ視聴
レクサスUSオープン・オブ・サーフィン・プレゼンテッド・バイ・パシフィコは、2025年7月26日から8月3日まで開催されます。




