ルーキーのマルコ・ミニョがジョーディ・スミスを撃破。ヤゴ・ドラ快進撃。男子ベスト8決定。J-ベイ3日

南アフリカ、東ケープ州ジェフリーズベイ(7月13日(日)) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)2025チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第10戦コロナ・セロ・オープン・J-ベイは、本日も3~5フィートの波がスーパーチューブスに打ち寄せる中、男子ラウンドオブ16が終了。

スウェルが弱ま理、コンディションがスローダウンしたために主催者は本日、女子クオーターファイナルの開催を見送った。

 

 

現地時間の明日7月14日(月)と7月15日(火)の競技は中止となり、ネクストコールは7月16日(水)午前7時45分(GMT+1)に、午前8時3分スタートの可能性で決定される。(ネクストコール日本時間7月16日(水)14時45分)

 

ルーキーのマルコ・ミニョが世界ランキング1位のジョーディ・スミスを撃破

マルコ・ミニョ(FRA)WSL / Kody McGregor

 

ルーキーのマルコ・ミニョ(FRA)が、ホームの観客の前でジョーディ・スミス(RSA)に衝撃的な一撃を与え、イエロー・リーダー・ジャージを奪った。

ミニョは、ソリッドなスコアを積み重ねるために忙しく動き回ったのに対し、スミスはより大きなセットを待つことを選んだが、その波は決して来なかった。

スミスは、残り数分でほぼエクセレントスコアを必要とする状況まで追い込まれ、ミニョが CT での 2 度目のクオーターファイナル進出を決めた。

 

マルコ・ミニョ(FRA)
マルコ・ミニョ(FRA)

 

「No.1と対戦して、その相手を打ち負かしたら、そのリワードはより大きくなります」とミニョは語った。「僕は常に最高の選手たちと対戦し、自分自身をプッシュしたいと思っています。

J-Bayの王様であるジョーディとこの瞬間を共有できることは特別ですが、勝利できて本当に嬉しいです。ここに来る前に、ジョーディの映像を見ていました。彼はこのエリアで最高の選手だと思いますから」。

 

 

グリフィン・コラピント、コール・ハウシュマンに壮絶なリマッチでリベンジ

 

 

グリフィン・コラピント(USA)WSL / Kody McGregor

 

異なる大陸で再び対戦することになったグリフィン・コラピント(USA)とコール・ハウシュマン(USA)は、1週間ほど前にVIVOリオプロのファイナルで対戦した後、スーパーチューブスでリマッチを果たした。

 

コラピントは、すぐにスコアを積み上げ、J-Bay の大きなウォールでパワフルなターンと大きな弧を描くカービングで 7.50(10 点満点)を獲得して、試合を締めくくった。

コラピントは WSL ファイナル 5 入りをかけた重要な時期にあり、南アフリカでソリッドな結果を残せば、世界タイトル争いに加わることができる。

 

グリフィン・コラピント(USA)

「最高の気分ですね。」とコラピントは語った。「ファイナル5入りを目指しているので、自分にとって重要な試合だった。彼はブラジルで優勝した後、僕のことを応援してくれていて、自分にとっては兄のような存在なんです。しかし、今はヒートごとに重要な試合が続く状況にある」と語った。

 

ヤゴ・ドラ、J-ベイで快進撃を続け、クオーターファイナル進出

 

ヤゴ・ドラ(BRA)WSL / Kody McGregor

 

ラウンドオブ16のファーストラウンドでジョアオ・チアンカ(BRA)にプレッシャーをかけられた世界ランキング2位のヤゴ・ドラ(BRA)は、後手に回ってスタートした。

しかし、ボードを素早く交換したドラは、大きなスコアを稼ぐ必要があることを理解していた。エアの技を駆使してダウンザライン、朝の日差しに照らされた波でランディングも完璧に決め、エクセレントスコアの9.00を獲得した。

 

ヤゴ・ドラ(BRA)
ヤゴ・ドラ(BRA)

 

「フィンの先端が折れてしまいました。それは私のマジックボードでした」とドラは語った。「ボードを変えたくなかったので、フィンを交換するために波に乗りました。長い間波がなかったため、辛抱強くチャンスを待ちました。

それはちょっと奇妙な波だったので、また大技をやらなければならないと直感しました。サーフィンで 2 番目に素晴らしい感覚は、空を飛び、フラットにランディングすることです。とても怖いですが、成功したときの喜びは、何にも代えがたいものです。」

 

 

五十嵐カノア(JPN)にイエローリーダージャージ

 

五十嵐カノア WSL / Kody McGregor

 

ランキング1位だったスミスが大会から敗退したことで、ヤゴ・ドラは 1 位に浮上したが、現在ランキング3位の五十嵐カノア(JPN)もクオーターファイナルに進出しており、J-Bay でイエローリーダージャージを争うチャンスは残っている。

 

クオーターファイナルで五十嵐カノア(JPN)はH2でグリフィン・コラピント(USA)、コナー・オレアリー(JPN)はH4でイーサン・ユーイング(AUSと戦う。

 

 

 

今日のコロナセロオープン J-Bay のハイライトや詳細については、WorldSurfLeague.com

 

 

コロナ・セロ・オープン J-ベイ 男子ラウンドオブ16の結果

HEAT 1: ヤゴ・ドラ(BRA) 14.57 DEF. ジョアオ・チアンカ(BRA) 13.67

HEAT 2: レオナルド・フィオラバンティ(ITA) 13.34 DEF. ジャック・ロビンソン(AUS) 9.76

HEAT 3:五十嵐カノア(JPN) 13.50 DEF. クロスビー・コラピント(USA) 9.33

HEAT 4:グリフィン・コラピント(USA) 14.37 DEF. コール・ハウシュマン(USA) 12.57

HEAT 5:マルコ・ミニョ(FRA) 14.57 DEF. ジョーディ・スミス(RSA) 11.17

HEAT 6:フィリッペ・トリード(BRA) 14.97 DEF. バロン・マミヤ(HAW) 10.60

HEAT 7:コナー・オレアリー(JPN) 12.83 DEF. イタロ・フェレイラ(BRA) 12.33

HEAT 8:イーサン・ユーイング(AUS) 12.00 DEF. ジェイク・マーシャル(USA) 10.00

コロナ・セロ・オープン J-ベイ男子クオーターファイナル マッチアップ:

HEAT 1:ヤゴ・ドラ(BRA)vs. レオナルド・フィオラバンティ(ITA

HEAT 2:五十嵐カノア(JPN) vs. グリフィン・コラピント(USA

HEAT 3:マルコ・ミニョ(FRA) vs. フィリッペ・トリード(BRA

HEAT 4:コナー・オレアリー(JPN)vs. イーサン・ユーイング(AUS

コロナ・セロ・オープン J-ベイ女子クオーターファイナルマッチアップ:

HEAT 1:ガブリエラ・ブライアン(HAW)vs. タイラー・ライト(AUS

HEAT 2:ケイトリン・シマーズ(USA)vs. キャロライン・マークス(USA

HEAT 3:モリー・ピックラム(AUS)vs. レイキー・ピーターソン(USA

HEAT 4:ベティルー・サクラ・ジョンソン(HAW)vs. イザベラ・ニコルズ(AUS

 

ライブで観る

コロナ・セロ・オープン J-ベイは、2025年7月20日(日)まで開催される。このイベントは、WorldSurfLeague.comおよび無料のWSLアプリでライブ放送される。

詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。