多くの日本選手が出場。シフン・ウェイブパークで開催されるシフン・コリア・オープンがQS6000にアップグレードして7月18日から開催

アジア太平洋地域から 150 人以上の新進気鋭のサーファーが、シフン・ウェイブパークに集結する。:WSL / Cait Miers

2025年7月18日(金)から20日(日)まで韓国のシフン・ウェイブ・パークでシフン・コリア・オープンが開催される。今回は男女QS6000とLQS1000イベントが開催。ショートボードのQS6000はオーストラリア・オセアニアの共催イベント。

 

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、昨年大成功を収めた「シフン・コリア・オープン」を、今年はより大規模なQS 6000イベントとして、7月18日から20日までの3日間、韓国屈指のサーフィン施設「シフン・ウェイブパーク」で開催することを発表した。

 

アジア、オーストラリア、オセアニアからトップクラスのサーファーが集結し、世界最高峰の舞台を目指す熱戦が、ウェイブプールで繰り広げられる。

 

松田詩野 WSL / Miers

 

■ 大会グレードが倍増!世界を目指すサーファーたちの重要拠点へ

 

2023年にQS 3000イベントとして華々しくデビューした本大会。その成功を受け、2025年は獲得ポイントと賞金が大幅にアップする「QS 6000」へと格上げされた。これは、翌年のチャンピオンシップツアー(CT)昇格をかけた「チャレンジャー・シリーズ」への出場権獲得を目指す選手たちにとって、極めて重要な意味を持つ。

 

アジア・パシフィック・リージョンから150名以上の有望な選手たちが参加すると見込まれており、ランキングを大きく左右するハイレベルな戦いが期待される。

 

WSL APACツアーディレクターのタイ・ソラティ氏は、「2023年の成功は、韓国がプロサーフィンを受け入れるだけでなく、世界クラスのイベントを開催する準備ができていることを証明しました。ポイントと威信が高まったこのイベントは、地域ランキングを形成する上で重要な役割を果たすでしょう」と、その期待を語る。

 

■ アジア唯一のウェイブプールQSイベント。公平なコンディションで真の実力が試される

 

コンテスト会場の波。WSL / Miers

 

会場となるシフン・ウェイブパークは、アジアで唯一、WSL公認大会が開催されるウェイブプール(人工波施設)だ。

 

天候や自然のコンディションに左右されず、常に安定した質の高い波が提供されるため、すべての選手に公平な競技環境が保証される。サーファーたちの純粋なスキル、戦略、そして精神力が試される、まさに実力勝負の舞台だ。

 

イベントパートナーであるMirunamuのジンソ社長は、「WSLを再びシフンに迎えることができ、大変光栄です。シフン・ウェイブパークの最高の波だけでなく、私たちの街の活気ある文化とおもてなしも世界に紹介できることを楽しみにしています」と、大会開催への喜びと意気込みを語った。

 

 

■ サーフィンだけじゃない!音楽フェスも同時開催

 

大会期間中は、サーフィン競技に加え、多彩なイベントが来場者を楽しませる。7月18日の開会式後には、世界トップクラスのDJや韓国の人気DJが出演する音楽フェスティバル「Party Summer Beat Festival」が開催され、会場を熱気で包み込む。

 

■ 自宅からでも観戦可能!世界へライブ配信

 

このビッグイベントの模様は、韓国国内の主要テレビ局MBCとOBSで生中継されるほか、WSL公式サイト(WorldSurfLeague.com)、公式YouTubeチャンネル、公式アプリを通じて全世界へライブ配信される。

現地に足を運べなくとも、世界トップレベルのサーフィンをリアルタイムで体感することが可能だ。

 

韓国のサーフィン史に新たな1ページを刻む「2025 シフン・コリア・オープン」。真夏のウェイブプールで繰り広げられる、トップサーファーたちの熱い戦いから目が離せない。

 

大会概要

  • イベント名: 2025 シフン・コリア・オープン QS 6000 / LQS 1000

  • 開催期間: 2025年7月18日(金)~20日(日)

  • 開催場所: シフン・ウェイブパーク(韓国・始興市)

  • 詳細情報: WorldSurfLeague.com またはWSL公式アプリにてご確認ください。

 

多くの日本選手が出場。

 

2023年大会では優勝した西 慶司郎 WSL / Miers

 

今回のアップグレードされた2025 シフン・コリア・オープンには、日本から多くの選手がエントリーしている。QS6000グレードということでWSLアジアの熾烈なランキング争いが繰り広げられる。

 

QSイベント男子には 同じ場所で行われたS.LEAGUE特別戦で優勝した小林桂、準優勝の稲葉玲王、2023年のQS大会で優勝した西慶司郎、CSサーファーの伊東李安琉、安室丈をはじめ

岡野漣、黒川楓海都、 窪田栞太、小松凛輝、上山キアヌ久里朱、井上龍一、長沢侑磨、木下波希、須田喬士郎、山中海輝、宇野雅志、岩瀬裕哉、松野太郎、鈴木仁、野中秀馬、酒井仙太郎、増田来希、本郷拓哉、堀越力、岡村晃友、金沢呂偉、金沢太規、大住唯斗、渡邉壱孔、刑部樹真、西田陽登、大音凛太、佐藤利希、小栗 碧壬、新井洋人、野呂海利、西優司、和氣匠太朗、友重リキ、藤本世音、森友二、三輪紘也、岩見天獅、萩田泰智、米山珠波瑠がエントリー。

 

中塩佳那 WSL / Miers

 

QSイベント女子は、S.LEAGUE特別戦で優勝したCSルーキーの中塩佳那、パリ五輪で活躍した松田詩野、CSサーファーの松岡亜音、池田美来、都築虹帆をはじめ、野中美波、脇田紗良、川合美乃里、松山黎音、平田咲帆、松野杏莉、畑ハイネ、清水ひなた、清水ひなの、太田 絢、鈴木莉珠、佐藤李、石井有紗、馬庭彩がエントリー。

 

2023年大会では優勝した田岡なつみ WSL / Miers

 

LQS男子は、秋本祥坪、石井ノア、田岡遼平、菊池里騎、塚本将也、女子は田岡なつみ、吉川広夏、原田來愛、山口晴菜、石橋 更紗リノ、榊原頼子がエントリー。

Siheung Korea Open オフィシャルサイト

Siheung Korea Open LQS 1000

Siheung Korea Open QS 6000