CT第10戦「コロナ・セロ・オープン J-ベイ」が7月11日から開幕。ヒート組発表。H2カノア、H3コナー。

ジェフリーズ・ベイ、東ケープ、南アフリカ(2025年7月7日(月)) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)が、チャンピオンシップ・ツアー(CT)の第10戦「コロナ・セロ・オープン J-ベイ」のために南アフリカの海岸に戻ってくる。

レギュラーシーズンの最終戦から2戦目となるこの大会は、9月にフィジーで開催されるレクサスWSLファイナルズへの出場権を獲得したい世界トップクラスの選手たちにとって、非常に重要なイベントとなる。

 

試合は2025年7月11日から7月20日までの期間内で開催。ファーストコールは日本時間7月11日14時30分。

 

ジェフリーズベイ© WSL / Van Gysen

 

ジョーディ・スミス、ホームで3度目のCT優勝を目指す

 

ジョーディ・スミス(RSA)WSL / Aaron Hughes

 

チャンピオンシップ・ツアーで18年の素晴らしいキャリアを積んだ南アフリカのサーフィン・ヒーロー、ジョーディ・スミスは、キャリア最高のシーズンを過ごしている。CTで2勝を挙げ、現在世界ランキング1位のスミスは、レクサスWSLファイナルズに向けて最高のポジションを確保することを目標としている。

ジェフリーズベイで2度の優勝経験を持つ彼は、家族や友人たちの前で3度目のCT優勝を目指す、スーパーチューブズでの優勝候補の一人だ。

 

ジョーディ・スミス© WSL / Bielmann

 

「J-Bay が世界最高の波のひとつであることは、誰もが知っています」とスミスは語った。「自分にとってより重要なのは、この場所で、人生で一緒に育った旧友たちと再会できることです。自分にかかるプレッシャーもはるかに少なくなります。オフシーズンはここで過ごし、ビーチに家も持っているので、自分にとってとても快適な場所であり、リラックスしてサーフィンができる。

イエロージャージを着てこの地を訪れることは、まさに凄い出来事。これは、長年の努力の証であり、私たちは引き続き努力を続け、今年の残りのシーズンがどうなるかを見守りたいと思う」と語った。

 

WSLファイナル5への争いが激化

 

グリフィン・コラピント(USA)WSL / Cait Miers

 

レギュラーシーズンの最後から2戦目となるコロナ・セロ・オープン・J-ベイは、WSLファイナル5への争いが激化する中、ワールドタイトルの夢を打ち砕くか、それとも燃え上がらせるか、大きな転機となる可能性を秘めている。

リオプロで優勝したグリフィン・コラピント(アメリカ)は、ランキングを 3 スポット上げ、ファイナル 5 に挑み、J-Bay の元優勝者であるイーサン・ユーイング(オーストラリア)は 5 位の座を死守している。

 

モリー・ピックラム(AUS)WSL / Aaron Hughes

 

モリー・ピックラム(オーストラリア)は、リオプロでの優勝により、J-ベイ でイエロージャージを着用する。ピックラムは、2023年のJ-ベイでレイキー・ピーターソン(USA)に次ぐ2位に入り、スーパートゥーブスでの強さを証明している。

2023年の世界チャンピオン、キャロライン・マークス(USA)は、J-ベイで3回のファイナルデー出場を経験しており、ファイナル5のカットオフラインに迫っている。

 

ローカルワイルドカードが大暴れして、ランキングをかき乱す

マシュー・マクギルブレイ(RSA)WSL / Aaron Hughes

 

ジョーディ・スミスに加え、さらに 3 人の南アフリカ人がコロナ・セロ・オープン J-Bay のラインナップに加わる。元 CTer で J-Bay ローカルの マシュー・マクギリヴレイがツアー&コンペティションから出場権を獲得し、チャレンジャー・シリーズの上位選手である サラ・バウムルーク・トンプソンが地域ワイルドカードスポットを獲得した。バウムは 2023 年にワイルドカードでクオーターファイナルに進出、2024 年には J-Bay Classic Specialty で優勝している。

 

サラ・バウム(RSA) © WSL / Van Gysen

 

「ワイルドカードを獲得できたことは、自分にとってとても大きな意味があることです」とバウムは語った。「私は、このチャレンジャー・シリーズに出場して、世界の舞台に立ち、自分のサーフィンを披露したいと思っている。2023年に、カリッサ・ムーアやレイキー・ピーターソンと対戦して5位になったことは、素晴らしい経験でした。今年もまた、波を掻き回せることを願っています」

 

 

五十嵐カノアとコナー・オレアリー

 

 

すでにヒート組は発表され、Jベイの男子オープニング・ラウンドのマッチアップで五十嵐カノア(JPN)はH2で ジョエル・ヴォーン(AUS)、アレホ・ムニーツ(BRA)と対戦。

コナー・オレアリー(JPN)はH3でヤゴ・ドラ(BRA),マシュー・マクギリヴレイ(RSA)と対戦する。

 

カノアは現在世界ランキング3位で、ファイナル5圏内を維持。コナーは15位で更なる上位を目指しツアー終盤に挑む。がんばれ!日本!

 

 

コロナ・セロ、J-ベイでビーチの伝統とサーフカルチャーの100周年を祝う

 

2025年3月にWSLの公式グローバル0.0%アルコールビールパートナーに就任して以来、コロナセロはチャンピオンシップツアーに新鮮なエネルギーをもたらしている。

コロナとビーチとのつながりが100周年を迎える今年、J-Bayにおけるブランドの進化は、体験に妥協することなく、より意識の高いリラックスと祝賀の方法への継続的なコミットメントを反映している。

 

コロナセロオープン J-Bay は、この伝統を継承するだけでなく、南アフリカの最も象徴的な海岸沿いの町で、ビーチカルチャー、サーフィン、そして意識の高いライフスタイルが融合していることを祝うイベントでもある。

 

「今年は、コロナとビーチとのつながりが 100 周年を迎える年であり、その伝統を祝うのにジェフリーズベイほどふさわしい場所はない」と、コロナ・サウスアフリカのブランド責任者、メラニー・ニコルソンは語った。

「意識の高い祝祭の新たな時代へと進化する中、ツアーの最も象徴的な会場の一つにコロナ・セロをもたらすことを誇りに思う。このイベント、コロナ・セロ・オープン・J-ベイは、サーフィンコミュニティと南アフリカの愛されるビーチカルチャーへの長年の支援を反映している」

 

 

ライブ配信

コロナ・セロ・オープン・J-ベイは、2025年7月11日から7月20日まで開催される。このイベントは、WorldSurfLeague.com および無料のWSLアプリでライブ配信される。

最新情報については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。

 

 

コロナ・セロ・オープン・J-ベイ女子オープニングラウンドのマッチアップ:

HEAT 1: ベティルー・サクラ・ジョンソン (HAW) vs. イザベラ・ニコルズ (AUS) vs. ルアナ・シルバ (BRA)

HEAT 2: モリー・ピックラム (AUS) vs. エリン・ブルックス (CAN) vs. サラ・バウム (RSA)

HEAT 3: ガブリエラ・ブライアン (HAW) vs. タイラー・ライト (AUS) vs. フランシスカ・ベセルコ (POR)

HEAT 4: ケイトリン・シマーズ (USA) vs. キャロライン・マークス (USA) vs. レイキー・ピーターソン (USA)

 

コロナ・セロ・オープン J-ベイ 男子オープニング・ラウンドのマッチアップ:

HEAT 1: イタロ・フェレイラ (BRA) vs. ジェイク・マーシャル (USA) vs. セス・モニーツ (HAW)

HEAT 2:五十嵐カノア(JPN)vs. ジョエル・ヴォーン(AUS)vs. アレホ・ムニーツ(BRA

HEAT 3:ヤゴ・ドラ(BRA)vs. コナー・オレアリー(JPN)vs. マシュー・マクギリヴレイ(RSA

HEAT 4:ジョーディ・スミス(RSA)vs. クロスビー・コラピント(USA)vs. ルーク・トンプソン(RSA

HEAT 5:イーサン・ユーイング(AUS)vs. コール・ハウシュマン(USA)vs. マルコ・ミニョ(FRA

HEAT 6:グリフィン・コラピント(USA)vs. レオナルド・フィオラバンティ(ITA)vs. 和井田リオ (INA)

HEAT 7:ジャック・ロビンソン(AUS)vs. ミゲル・プポ(BRA)vs. ジョアオ・チアンカ(BRA

HEAT 8:バロン・マミヤ(HAW)vs. フィリッペ・トリード(BRA)vs. アラン・クレランド(MEX