ニアス・プロ・ジュニアが3~4フィートのコンディションでスタート。明日がファイナルデイ。

ディラン・ウィルコクセン(INA) はW優勝なるか WSL / Tim Hain

ラグンドリ・ベイ、ニアス/インドネシア(2025年6月27日金曜日) – 2025年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ニアス・プロ・ジュニアが、ラグンドリ・ベイの3~4フィートのコンディションの中、本日スタートした。次世代のサーフィン・タレントたちが、その実力を存分に発揮して、見ごたえのあるパフォーマンスを披露している。

 

昨日まで素晴らしいコンディションで行われた、WSLアジアとオーストラリア/オセアニアの2つのリージョンの共催イベントとなる「ニアス・プロ」。本日からプロジュニアがスタート。ジュニアは共催でなくWSLアジアイベントとなる。

 

スケジュール 7日目の6月27日(金)は現地時間の午前8時に男子ラウンドオブ40から開始。続けて⁠女子ラウンドオブ10、⁠男子ラウンドオブ32が25分ヒートで行われた。

 

ウェステン・ハースト(INA) WSL / Tim Hain

 

注目選手ウェステン・ハースト(INA)は、ヒート中に2つの素晴らしいセットを掴み、正確なバックハンドサーフィンを披露した。クリティカルなスナップの連発で 7.00(10 点満点)を獲得し、さらに 2 つの爆発的なバーティカルターンで、この日の最高スコアである 7.50 をマークした。

 

「ヒートでは 2 セットしかなかったのですが、その両方をキャッチすることができました」とハースト。「とても興奮しています。ボードの調子もすごくいいです。誰よりもこのタイトルが欲しいです。ディラン・ウィルコクセンが QS 6,000 で優勝したことは、とても特別で、本当に刺激になりました。」

 

ディラン・ウィルコクセン(INA) WSL / Tim Hain

 

昨日、136 人の男子選手を制して QS 6,000 で初優勝を果たした 16 歳のディラン・ウィルコクセン(INA)は、再び競技モードに戻り、この日のコンディションで最高の波を見つけ、次のラウンドに進んだ。

 

長沢侑磨 WSL / Tim Hain

 

前回のクルイ・プロ・ジュニアで 2 位となった日本の長沢侑磨も、ニアスでその勢いを維持した。クリーンなラインと鋭い判断力を見せ、長沢はオープニングヒートを順当に勝ち抜き、明日のクオーターファイナルに進出。

 

松永健新
松永健新 WSL / Tim Hain

 

プロジュニア男子ラウンドオブ40のH4ではQSでも活躍した松永健新が6.67 と6.17をスコアしてトップ通過。

 

 

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森大斗 WSL / Tim Hain
佐藤利希 WSL / Tim Hain

 

⁠男子ラウンドオブ32では、H2で森大斗が1位通過、H3では長沢侑磨がバックハンドで好調な7.33 と 5.00をスコアして1位通過、佐藤利希も2位で勝ち上がった。

 

長沢侑磨
酒井仙太郎
酒井仙太郎 WSL / Tim Hain

 

クルイのプロジュニアで優勝した渡邉壱孔はH4でエクセレントな7.23 を4.07でバックアップし2位通過、酒井仙太郎はH5をトップで勝ち上がった。H6友重リキもアップ。

 

渡邉壱孔 WSL / Tim Hain
友重リキ WSL / Tim Hain

 

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小濃来波 WSL / Tim Hain
白井翔 WSL / Tim Hain

 

オールジャパニーズのヒート7では白井翔、金沢太規、野中秀馬がラウンドアップしてきた松永健新と対戦。好調な松永健新が再びトップ、白井も2位でアップ。H8では小濃来波、小栗碧壬が登場。小濃が2位で勝ち上がった。

 

石井有紗 WSL / Tim Hain
松山黎音 WSL / Tim Hain

 

明日のファイナルデイは日本時間10時開始予定。

 

男子クオーターファイナルでは、H1佐藤利希、渡邉壱孔、森大斗、H2長沢侑磨、H3酒井仙太郎、白井翔、小濃来波、H4松永健新、友重リキ。

 

女子のセミファイナルには、H1佐藤李、清水ひなのが、QSで3位となったケヤ・ホイヤー(INA)らと対戦、H2では清水ひなたが、ジャスミン・スチューダー(INA)、ハナスリ・ジャブリック(INA)と対戦する。

 

下記のオフィシャルサイトではライブ中継も行われます。

Nias Pro

Nias Pro Junior