WSLニアス・プロQS6000で高得点続出!男女ベスト8が決定、松田詩野、鈴木仁、須田喬士郎が準々決勝進出

須田喬士郎©Federico-Vanno-Liquid-Barre

ラグンドリ・ベイ、ニアス / インドネシア(2025年6月24日火曜日 – 2025年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ニアス・プロ・クオリファイ・シリーズ(QS)6,000は、ラウンドオブ32とラウンドオブ16が終了し、男子と女子のクオーターファイナル進出者が決定した。4~6フィートの波は、エクセレントスコアやバレルライドのチャンスに満ちたコンディションだった。

 

ニアス・プロスケジュール 5日目:6月25日(水)
現地時間の午前8時(日本時間10時)開始。
スケジュール
•⁠ ⁠女子 QS クオーターファイナルから
•⁠ ⁠男子 QS クオーターファイナルまで。
30分ヒートで行われます。ライブ中継はこちら。

https://www.worldsurfleague.com/posts/544449/its-on-day-4-of-the-nias-pro?roundId=25444

 

女子では、昨年の覇者エラ・マカフレイ(アメリカ)と、地元インドネシアの16歳キア・ホイヤーが好調を維持し、それぞれ高得点を叩き出して準々決勝へ進出。

 

エラ・マカフレイ(USA)が、ニアス・プロ QS 6,000 でラグンドリ・ベイとシンクロ。 WSL / Tim Hain

 

ニアス・プロのディフェンディング・チャンピオン、エラ・マカフレイ(USA)は、8.17(10点満点)というエクセレントなスコアでスタート。素早くバレルをキャッチしたマカフレイのリズムとラグンドリ・ベイとの相性は抜群だ。彼女はその後、クオーターファイナルに進出し、アメリー・バーク(AUS)と対戦することになった。

 

 

「ニアスに来るのは今年で 4 年目になるんですが、私が滞在している家族はとても親切で、地元の人たちとも親しくなれました。ここは素晴らしいコミュニティで、その一員であることにとても幸せです」とマカフレイ。

 

メンタワイのローカル、キア・ホイヤー(INA)は、ラウンドオブ16でもその素晴らしいパフォーマンスを継続し、ディープでテクニカルなバレルで8.67をスコアして、パワーの源へと飛び込むようなラップバックで決定的なリードを奪った。

 

彼女はすぐに別のバレルでバックアップし、7.00をスコアして、2ウェイブ・トータル15.67(最高スコア20)でヒートを勝ち抜いた。

 

日本女子選手では、松田詩野が唯一勝ち上がり、準々決勝でチャーリー・ヘイトリー(オーストラリア)と対戦する。

 

ニアス・プロ QS 6,000 でチューブライディングの技を披露するベン・ロレンソン(AUS)。:WSL / Tim Hain

 

男子のラウンドではエクセレントスコアが連発。ベン・ロレンソン(オーストラリア)がほぼパーフェクトに近い9.93点を記録するなど、圧巻のパフォーマンスを披露した。

 

エリオット・パエラタ・リード WSL / Tim Hain

 

エリオット・パエラタ・リード(ニュージーランド)も、ラウンドオブ16で圧勝し、クオーターファイナルへのスポットを確保した。長く深いバレルを見つけ、堂々と立ち、パエラタ・リードはエクセレントな9.67を記録した。

 

鈴木仁 WSL / Tim Hain

 

日本男子選手では鈴木仁(JPN)が、QS 6,000 レベルでの自己最高の結果を目指している。先月、日本で開催されたQS 2,000の浜松オープンで5位に入った鈴木は、クオーターファイナルでディラン・ウィルコクセン(INA)と対戦する。須田喬士郎も2位でラウンドアップを決めてQF進出。

 

須田喬士郎©Federico-Vanno-Liquid-Barr

 

一方で、9.67という高得点を出しながらも敗退することとなった矢作紋之丞。バックアップのスコアを確保しておくことが非常に重要だということを身をもって示した。

 

男子クオーターファイナルのH 1で須田喬士郎はエリオット・パエラタ・リードと対戦。H2で鈴木仁はディラン・ウィルコクセンと対戦。

女子クオーターファイナルH4で松田詩野はチャーリー・ヘイトリーと対戦する。

 

 

2025年のニアス・プロQS 6,000&プロ・ジュニア・アット・ラグンドリ・ベイは、2025年6月21日から28日まで開催される。

WorldSurfLeague.com、WSL YouTube、または無料のWSLアプリでライブ配信をご覧いただけます。

詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。