QS6,000ニアス・プロ大会2日目は、男子のラウンドオブ128とラウンドオブ96の13ヒートまでが終了

増田来希 WSL / Tim Hain

ラグンドリ・ベイ、ニアス / インドネシア(2025年6月22日(日) – 2025年ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ニアス・プロ・クオリファイ・シリーズ(QS)6,000の大会2日目は、男子のラウンドオブ128とラウンドオブ96の13ヒートを終え、長い1日を締めくくった。

ラグンドリ・ベイは4~6フィートの波が引き続き押し寄せたが、バレルは少なく、選手たちはパワフルなターンや大きなマニューバーを駆使して戦った。

 

ニアス・プロ大会3日目は
6月23日(月)日本時間午前 9:30 スタート。

男子QS RD96のH14 – 16、
男子QS RD64のH1 – 16、
女子QS RD 32、H1 – 5までを予定。25 分ヒート。

 

テディ・ダグ・ビレ WSL / Tim Hain

 

バリのビンギンビーチで育ち、スウェーデン代表として出場しているテディ・ダグ・ビレは、本日2つのヒートで勝利を収め、ラウンドオブ64への出場権を獲得した。

ビレは、怪我からの復帰に向けて時間をかけてトレーニングに励み、ニアスでのこのイベントで最高のパフォーマンスを発揮するために努力を続けてきた。

彼は、チャンネルのキアン・マーティンなどの友人たちのサポートに支えられてきたが、今日、その努力が実を結び、ラウンドオブ128で唯一のエクセレントスコアを獲得した。

 

テクニカルなテイクオフからバレルに飛び込んだビレは、深く長いバレルをスコアし、出口では巨大なラウンドハウス・カットバックでスープに戻り、エクセレントな8.00 (10点満点中)をスコア。

リードを争うことはなかったが、ポケットで2つのクリティカルターンを決め、5.93を獲得。さらにスタイリッシュなカービングを織り交ぜて、このラウンドの最高得点である13.93(20点満点中)を獲得した。

 

「それは素晴らしかった。あの波を見て、ただ行かなければならないと思った」とビレは語った。「おそらく、人生で最高のヒートだった。このイベントは、この 1 年間、頭から離れなかったが、あまり考えすぎずにサーフィンしようと思った」

 

ビレのラウンドオブ 96 ヒートは、2 人の勝ち残りを争う激しい戦いとなった。波のクリティカルなセクションで強力なフォアハンドのアタックとスタイリッシュなカービングを駆使したビレは、11.74 の合計スコアで、11.60 のジャック・トーマス(AUS)を上回り、トップのスポットを確保した。

 

「信じられない、興奮で頭がいっぱいだ」とビレは語った。「頭は良い状態で、リズムも感じている。失うものは何もない、と自分に言い聞かせ、ただひたすら全力を尽くした。人生でこれほど強い気持ちになったことはなかった」と語った。

 

ラジュ・セラン(INA): WSL / Tim Hain

 

 

この日のローカル勢にとっては厳しい1日となり、多くの選手たちが敗退した。ラウンドオブ96では、ジェリウス・ワウ(INA)が、この日の大きな波の1つにテイクオフ、長いチューブライドをメイクし、ホワイトウォーターにカービングして8.17のスコアを獲得し、会場を熱狂させた。

 

観客の応援に後押しされ、インドネシアのイラワン・ワウラジュ・セランが、ワウとともにラウンドオブ64に進出した。

 

「他にどう言えばいいのかわからないけど、あの波はパーフェクトだった」とワウは語った。「もっとスウェルが来てくれることを願っている」

 

タネ・ドビン(AUS) WSL / Tim Hain

 

タネ・ドビン(AUS)は、最後の数秒で3位から1位に浮上し、このラウンドの最高スコアである13.77を獲得した。ドビンは、バックハンドのスナップでラウンドオブ64に進んだ。

 

「実は、スコアが必要だとは知らなかったが、バックアップを改善しようとしていただけだ」とドビンは語った。「あまりプッシュしたくなかった。ただ、完走したかっただけだ。私はゴールドコースト出身なので、この波は、故郷のライトハンドのポイントブレイクによく似ている」

 

 

ラウンドオブ64に進出したその他の注目選手は、アッシュ・ジェンナー(AUS)、エリオット・パエラタ・リード(NZL)、ハリー・オブライエン(AUS)、カレブ・タンクレッド(AUS)などだ。

 

がんばれ!日本!

 

1位で勝ち上がった松永健新
ハワイのノースショアでビッグウェイブの経験を積んできた松永健新  WSL / Tim Hain

 

大会2日目は男子QSラウンドオブ128、H6からスタート。H6井上龍一、松永健新、H8森大斗、丸山晴凪、H9友重リキ、H13田中透生、H14白井翔、H15岩瀬裕哉、小林桂、H16上山キアヌ久里朱が登場。

 

 

田中透生  WSL / Tim Hain
岩瀬裕哉 WSL / Tim Hain

 

松永健新、田中透生、岩瀬裕哉の3名がラウンドオブ128をラウンドアップ。

 

 

1位で勝ち上がった増田来希
増田来希 WSL / Tim Hain

 

ラウンドオブ96 ではH2野呂海利、仲村拓久未、H3増田来希、和氣匠太朗、H4酒井仙太郎、金沢太規、H6森友二、松永健新、岡村晃友、H8佐藤利希、H9本郷拓弥H12藤本世音、H13太田 拓杜が登場。

大会2日目はH13までで終了。

 

仲村拓久未 WSL / Tim Hain
松永健新 WSL / Tim Hain
酒井仙太郎 WSL / Tim Hain
酒井仙太郎 WSL / Tim Hain

 

仲村拓久未、増田来希、酒井仙太郎、岡村晃友、松永健新、佐藤利希、本郷拓弥がラウンドオブ96をラウンドアップ。トップシードの登場するラウンドオブ64へ勝ち進んだ。

 

野呂海利 WSL / Tim Hain
金沢太規 WSL / Tim Hain
和氣匠太朗 WSL / Tim Hain

 

 

大会3日目はラウンドオブ96 H14から再開予定で、H14田中透生、H15長沢侑磨、H16岩瀬裕哉が登場。

 

トップシードの男子ラウンドオブ64 からはH1仲村拓久未、H2須田喬士郎、H3矢作紋乃丞、増田来希、酒井仙太郎、H4渡邉壱孔、H5鈴木仁、岡村晃友、H6稲葉玲王、松永健新、H7小濃来波、佐藤利希、H9三輪紘也、本郷拓弥、H10新井洋人、H11金沢呂偉、H16大音凛太、鈴木一歩が登場。

 

⁠⁠女子もトップシードのラウンドオブ32がスタートされれば、H1脇田紗良、H2鈴木 莉珠、H3佐藤李、H5川合美乃里、H7松田詩野、清水ひなたが登場。

 

今回も世界を目指して頑張れ!日本!

 

2025年のニアス・プロQS 6,000&プロ・ジュニア・アット・ラグンドリ・ベイは、2025年6月21日から28日まで開催される。WorldSurfLeague.com、WSL YouTube、または無料のWSLアプリでライブ配信をご覧いただけます。

詳細については、WorldSurfLeague.comをご覧ください。