
五十嵐カノアのワールド・チャンピオンシップツアーでの舞台裏を記録したシリーズ「EYE OF THE STORM」のエピソード17が公開された。この映像では、ドリーム、モーメント、そしてメモリーを追い求めるカノアの1年の軌跡を描く。
エピソード 17 の「WEST WASN’T THE BEST…」は、ワールドツアーの第 7 戦が開催される西オーストラリア州が舞台。
この地は、その手つかずの自然の美しさに誰もが驚嘆し、パワフルなサーフィンが繰り広げられ、ツアー最大の波が打ち寄せる場所。
コンテストまでの準備は順調でした 。波も最高。サーフィンに没頭しすぎないように注意が必要ですね。自分の中のサーファーは一日中サーフィンしたいのですが、あまり疲れすぎないようにしています。
ここの波はかなりパワフルなので1時間のセッションは、他の場所では3時間のセッションと同じくらい疲れるからです。
ボードの感触も、体の調子も、気分も、すべて最高です。明日は間違いなくコンテストが始まるようです。
ウェイティング期間の初日、コンテストのファーストラウンドです。波の予報はかなりハードで予測が難しいです。
ウェイティング期間の半ばに大きなストームが接近しているので、早めに仕事を済ませておかないと、ただ待つだけになってしまうでしょう。ここではストームが過ぎるまで、屋内にこもって待機します。でも、どちらにしても、西海岸は素晴らしい場所なので、長く滞在できることを願っています。
ボックスで行われることとなった、今回の最終ヒートのコナーとのヒート後、ステイ先のテレビでコンテストを観戦したがらカノアは
「ジョーディとグリフィンはまだ勝ち上がっているとけど、何が起こっても、それはそれでしょう。」オージートレブルで勝てば車がもらえるよねと言われると「車はすごいですね。でも、あの連中は本当にすごいから、そういうものなんだよね。自分も何かできる力があればいいんだけど。今朝はちょっとショックでした。また、トレッスルズに向けて準備をしなおしだね」と笑顔でコメントした。
制作:ベルナルド・カロ・デ・ソウザ、五十嵐カノア