ケープ・ウーラマイに戻りエクセレントなコンディションで再開。QS3000フィリップ・アイランド・プロ2日目

タネ・ドビン(AUS)© WSL / HS

フィリップ・アイランド、ビクトリア州 / オーストラリア(2025年3月18日火曜日) – ワールド・サーフ・リーグ(WSL)クオリファイ・シリーズ(QS)3,000イベントフィリップ・アイランド・プロの2日目は、メイン会場のケープ・ウーラマイに戻り、昨日とは劇的に異なるコンディションとなった。

メイン会場に戻り素晴らしいコンディションで開催。© WSL / HS

 

男子ラウンドオブ96とラウンドオブ64の最初の8ヒートに出場した選手たちは、4~6フィートというスーパークリーンでパンプアップした波を堪能した。

 

タネ・ドビン(AUS)© WSL / HS

 

バーレーヘッズ出身のタネ・ドビン(AUS)は、ウーラマイで夢のようなヒートを経験した。深いチューブを何度も成功させ、このイベント最初のエクセレントなライドを披露した。

 

ドビンはその後も力強いカーヴィングを披露し、エクセレントな2ウェイブ・トータルをスコアして、このヒートを勝利した。そのスコアは16.35(20点満点)で、これは今大会最高得点である。

 

「夢にまで見たようなヒートでしたね」とドビンは言った。「とにかく良い波ばかり見つけ続けていました。他の選手たちに申し訳ない気持ちにもなったけど、でも、自分にとって過去にも同じようなことがあったと気づいたので、とにかく楽しもうと思いました。とても楽しかった」

 

しかしドビンは、好調のリーフ・ヘイズルウッド(AUS)とフィリピン期待のジョン・マーク・トコン(PHL)に敗退し、ラウンドオブ32に進むこととはできなかった。

 

 

 

元ワールド・ジュニア・チャンピオンのジャービス・アール(AUS)は、ケープ・ウーラマイで提供される最高の波を最大限に活用し、力強くプログレッシブなターンを披露した。アールはラウンドオブ64にシードされ、エクセレントなコンディションにすっかり馴染んでいるようだった。

 

「コンテストには、このようなきちんとした波があるのが最高ですね」とアールは語った。「本当に楽しい波がたくさんあったけど、今はかなり疲れています。

波が多いということは、パドリングも多いということですからね。フィリップ・アイランドに来るのは初めてですが、サーフィンができる場所がたくさんあって、やることがたくさんあって、とても楽しいですね。」

 

リーフ・ヘイズルウッド(AUS)は、ラウンドオブ64の対戦で圧勝し、フィリピン出身のサーファー、ジョン・マーク・トコンとともにラウンドオブ32に進出した。

 

現在17位のヘイズルウッドは、このイベントで大きな結果を残そうとしている。また、このイベントで初の出場を果たしたことで、他の選手たちにメッセージを送った。

 

「最近結婚したばかりで、妻と一緒にここに来たのですが、とても楽しいです」と、ヘイズルウッドは言った。「良いヒートができましたが、あまり先のことは考えず、自分の仕事をこなしてサーフィンをし、妻と一緒に楽しい旅をしようと思っています。」

ブロンソン・メイディ(INA)© WSL / HS

 

男子ラウンドオブ64のヒート3と4では、アジア地域でトップ2のサーファーであるブロンソン・メイディ(INA)と加藤翔平(JPN)が共に敗退した。

この2人は、クオリファイ・ブラケットに残るのに十分なポイントを獲得しているように見えるが、彼らの敗退で他の数人の選手が、より高いシードやクオリファイ争いに食い込むチャンスが生まれる可能性もある。

 

ウィリス・ドゥーマー(AUS)

 

ビクトリア州出身の有望な選手であるカール・ライト(AUS)とウィリス・ドゥーマー(AUS)は、選手たちを退け、フィリップ・アイランドでタリー・ワイリー(AUS)とともにラウンドオブ32へのスポットをそれぞれ確保した。

 

フィリップ・アイランド出身のライトは、WSLが開催されている間、ソリッドな結果を残したいと考えている。一方、トーケイ出身の新鋭ドゥーマーは、QSでのキャリアをスタートしたばかりだ。

 

his instagram

 

この投稿をInstagramで見る

 

西 慶司郎(@keijironishi2)がシェアした投稿

本日は男子R96のH7三輪紘也、H10田中透生、H14黒川楓海都が登場するもラウンドアップならず。

R64から出場の小濃来波は敗れたものの、H7の西慶司郎はラストウェイブで6.75をスコア。バックアップ5.50を揃え、ジョシュ・カーラを抑えて堂々の1位でラウンドアップを決めた。

 

明日は男子R64から再開予定で、H10田中大貴、H11伊東李安琉、新井洋人、H12安室丈、H15岩見天獅、鈴木仁が登場。

女子R48には、H3大村奈央、H6高橋花音、H7馬庭彩、R32はH3脇田紗良、中塩佳那、H4松田詩野、H7都築虹帆、H8佐藤李。がんばれ!日本!

 

スケジュール 3日目:3月19日(水
ケープ・ウラマイ

現地時間7:00amに集合、7:30amに開始予定。

男子QS RD64 ヒート9~16

その後は全ディビジョン・スタンバイ

 

2025年フィリップ・アイランド・プロ QS 3,000は、2025年3月17日から22日まで、ビクトリア州バス・コースト・シャイアのフィリップ・アイランド、ケープ・ウーラマイで開催される。 詳細については、 WorldSurfLeague.comをご覧ください。