
プライア・デ・スーパーチューボス、ペニシェ、ポルトガル(2025年3月10日、月曜日)— ワールド・サーフ・リーグ(WSL)チャンピオンシップ・ツアー(CT)は、第3戦となる2025年MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル presented by Corona Ceroに参戦するため、ヨーロッパに向かう。同大会は3月15日から25日まで開催される。
ファーストコールは日本時間2025年3月15日 4:30 PM
世界トップクラスのサーファーたちは、今度はスーパーチューボスで、いつもとは異なる環境に挑む。舞台は、サーフ・アブダビのテクノロジーが生み出すパーフェクトなウェイブプールから、ペニシェのダイナミックなコンディションへと移行。

現在世界ランキング1位のケイトリン・シマーズ(USA)とイタロ・フェレイラ(BRA)は、サーフ・アブダビ・プロで歴史的な勝利を収め、イエロージャージを着用することになる。シマーズはファイナルでモリー・ピックラム(AUS)に勝利し、フェレイラはウェイブプールで和井田リオ(INA)と対戦し、自身10回目のCT勝利をスコアした。
舞台は砂漠からポルトガルのスーパーチューボスへ

MEOリップ・カール・プロ・ポルトガルは、ミッドシーズン・カット・ラインを上回るために貴重なポイントを獲得しようとする選手たちにとって重要な大会となる。スーパーチューボスは、シャローウォーター、パワフル・リップといったハイパフォーマンスなアクションで知られている。サーファーたちは、大西洋の潮がアップ・アンド・ダウンするサンドバーのコンディションに適応しなければならない。

過去のイベント勝者には、オリンピックメダリストや世界チャンピオンが含まれ、昨年の勝者で銅メダリストのジョアン・ディフェイ(FRA)、現世界チャンピオンのケイティ・シマーズ(USA)、銀メダリストのタティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA)、金メダリストで2023年世界チャンピオンのキャロライン・マークス(USA)などがいる。

今シーズンワイルドカードで出場するジョアオ・チアンカ(BRA)は、2023年にこのイベントで優勝し、成功を収めている。同様に、グリフィン・コラピント(USA)は2022年と2024年にポルトガルでCT初優勝をスコアしている。イベント優勝から間もない2019年世界チャンピオンのイタロ・フェレイラ(BRA)は、2018年と2019年に連続優勝を果たしており、MEOリップ・カール・プロ・ポルトガルで3度目の優勝を獲得するチャンスがある。
イベントワイルドカードと怪我人代役が発表された
MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル・プレゼンテッド・バイ・コロナ・セロの3名のイベントワイルドカードには、ヨランダ・ホプキンス(POR)、フレデリコ・モライス(POR)、ガティエン・デラヘイ(FRA)が選ばれた。

2023年、ヨランダ・ホプキンス(POR)は、MEOリップ・カール・プロ・ポルトガルでワイルドカードとしてCTに初出場し、ラウンド・オブ・16で5度のワールドチャンピオンに輝くカリッサ・ムーア(HAW)を破り、クオーターファイナルへのスポットをスコアした。今回のワイルドカードにより、ホプキンスはCTに2度目の出場を果たす。

フレデリコ・モライス(ポルトガル)にとっては、ポルトガルCTイベントへの出場は今回で10回目となる。2013年のデビュー戦で、モライスは11度のワールドチャンピオンに輝いたケリー・スレーターを破っている。スーパーチューボスを熟知した元CT選手であるモライスは、常に手ごわい対戦相手であり、侮れない存在である。
ガティエン・デラヘイ(FRA)は、MEOリップ・カール・プロ・ポルトガルでCTデビューを果たす。デラヘイは、チャレンジャー・シリーズのヨーロッパ地域で最高ランクのサーファーとして、このイベントのワイルドカードを獲得した。
イアン・ジェンティル(HAW)は、ガブリエル・メディーナ(BRA)の代役として出場を続ける。メディーナは、このイベント終了後に自身のステータスを見直す予定である。
五十嵐カノアはH11、コナー・オレアリーはH9
2戦が終了した時点でコナー・オレアリー(JPN)は、現在世界ランキング16位。パイプで17位アブダビで9位と調子を上げて生きている。今回のポルトガルのオープニングラウンドでは、H 9でジェイク・マーシャル(USA)アレホ・ムニーツ(BRA)と対戦。

2018年から乗ってきたシャープアイを離れ、新たなサーフボード・ブランドに移籍することになり注目されている五十嵐カノア(JPN)。
次にどのボードに乗るかは正式に発表されておらず、今回のポルトガルでどこのサーフボードで登場するのかが注目を集める。
今シーズンはパイプで9位、アブダビで5位と好調な滑り出しを見せているカノア。過去にポルトガルのCTでは、2度も3位入賞を果たしており、今回も活躍が期待されH 11でジョアオ・チアンカ(BRA)デイヴィッド・シルバ(BRA)のブラジリアン・ペアと対戦する。
MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル・プレゼンテッド・バイ・コロナ・セロは、3月15日から25日まで開催される。
詳細は、WorldSurfLeague.comをご覧ください。
MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル presented by Corona Cero
女子オープニングラウンドのマッチアップ:
HEAT 1:キャロライン・マークス(USA) vs. レイキー・ピーターソン(USA) vs. サリー・フィッツギボンズ(AUS)
HEAT 2:モリー・ピックルム(AUS) vs. エリン・ブルックス(CAN) vs. ルアナ・シルバ(BRA)
HEAT 3:ケイトリン・シマーズ(USA) vs. ジョアン・ディフェイ(FRA) vs. ヨランダ・ホプキンス(POR)
HEAT 4:ブリサ・ヘネシー(CRC) vs. ヴァヒネ・フィエロ(FRA) vs. イザベラ・ニコルズ(AUS)
HEAT 5: タイラー・ライト(AUS) vs. ガブリエラ・ブライアン(HAW) vs. ベラ・ケンワージー(USA)
HEAT 6: タティアナ・ウェストン・ウェブ(BRA) vs. ソイヤー・リンドブラッド(USA) vs. ベティルウ・サクラ・ジョンソン(HAW)
MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル presented by Corona Cero
男子オープニング・ラウンドのマッチアップ:
HEAT 1:バロン・マミヤ(HAW)vs. ジョエル・ヴォーン(AUS)vs. サミュエル・プポ(BRA)
HEAT 2:リオ・ワイダ(INA)vs. コール・ハウシュマン(USA)vs. エドガード・グロッジア(BRA)
HEAT 3:グリフィン・コラピント(USA)vs. クロスビー・コラピント(USA)vs. マルコ・ミニョ(FRA)
HEAT 4: ジャック・ロビンソン(AUS) vs. ジョージ・ピター(AUS) vs. イアン・ジェンティル(HAW)
HEAT 5: イーサン・ユーイング(AUS) vs. リアム・オブライエン(AUS) vs. ガティエン・デラヘイ(FRA)
HEAT 6: イタロ・フェレイラ(BRA) vs. セス・モニーツ(HAW) vs. フレデリコ・モライス(POR)
HEAT 7:ヤゴ・ドラ(BRA)vs. ライアン・カリナン(AUS)vs. アラン・クレランド(MEX)
HEAT 8:ジョーディ・スミス(RSA)vs. ラムジ・ブキアム(MAR)vs. イマイカラニ・デヴォルト(HAW)
HEAT 9:ジェイク・マーシャル(USA)vs. コナー・オレアリー(JPN)vs. アレホ・ムニーツ(BRA)
HEAT 10:フィリッペ・トリード(BRA)vs. イアン・ゴウベイア(BRA)vs. マシュー・マクギリヴレイ(RSA)
HEAT 11:五十嵐カノア(JPN)vs. ジョアオ・チアンカ(BRA)vs. デイヴィッド・シルバ(BRA)
HEAT 12:レオナルド・フィオラヴァンティ(ITA)vs. ミゲル・プポ(BRA)vs. ジャクソン・バンチ(HAW)
ライブ中継を視聴
コロナ・セロが提供するMEOリップ・カール・プロ・ポルトガルは、3月15日から25日まで開催される。本イベントはWorldSurfLeague.com、および無料のWSL Appにてライブ中継される。
MEOリップ・カール・プロ・ポルトガル・プレゼンテッド・バイ・コロナ・セロは、MEO、リップ・カール、ポルトガル政府観光局、コロナ・セロ、レッドブル、イエティ、ボンソイ、サーフライン、トゥルー・サーフ、I-SEA、ヴィスラ、EDP、ミレニアム、ハーツのサポートを受けている。
詳細はWorldSurfLeague.comをご覧ください。