世界で最も権威のあるサーフィンコンテストとして知られるエディ・アイカウ・ビッグウェーブ・インビテーショナルが、現地時間12月22日(日)、ハワイ・オアフ島ノースショアのワイメア・ベイで開催された。波の高さは40フィート以上に達し、これは史上11回目の大会となった。
大会では記憶に残るライディングはもちろんのこと、驚愕のワイプアウトの連続となり、ハラハラドキドキの1日となった。
そんな中で女性サーファーによる史上最大の波に乗りギネス記録を持つローラ・エネバーは、ワイメア・ベイに40フィートを超えるスウェルが押し寄せる中で開催されたエディで、数名の犠牲者のうちの1人となった。
ギネス世界記録保持者であり、女子の招待選手として出場したローラ・エネバーはワイプアウトで病院に搬送されることとなった。現在も入院して療養中のローラ・エネバーは、自身の状態について最新情報を提供し、何が起こったのかを語った。ローラはソーシャルメディアで次のように語った。
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「愛と応援のメッセージを途切れることなくいただいています。 私も近況を報告しようと思います。 私は今も病院で、太ももにひどいフィンチョップ(サーフボードのフィンが足に当たること)を負って療養中です。 サーフィン後にショアブレイクにいたときに起きた不慮の事故です。 ボードが不意に不自然な形で私にぶつかり、フィンが足にめり込みました。
「動脈が傷ついたかと思うと、恐ろしい状況でした。手術のために急いで病院に運ばれたけど、動脈は数ミリのところで助かったみたいです。その日は最悪の一日となってしまったけど、もっとひどいことにならなかったのは幸運だったと思います。
そして、ビーチや病院で助けてくれたすべての人にとても感謝しています。本当に人生最高の朝だった。エディの一員として、あの日のリプレイを観て、みんなのパフォーマンスを観るのが待ちきれない。 」
ローラは、病室からの近況報告と写真に加えて、エディ・アイカウ・ビッグウェーブ・インビテーショナルでのライディングをシェアしてくれた。彼女は、物凄いスティープ・ドロップを決め、ボトムで体を安定させ、水の山に飲み込まれた。ローラの早期回復を祈りたい。