ワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、2026年のチャンピオンシップ・ツアーの女子選手枠を増員することを発表

ロサンゼルス、カリフォルニア、USA(2024年11月13日水曜日)– 本日、ワールド・サーフ・リーグ(WSL)は、2026年のチャンピオンシップ・ツアー(CT)の女子選手枠を拡大し、24人に増員すると発表した。

 

女子選手のパフォーマンスを原動力とし、その進歩を支援するというコミットメントのもと、選手枠の拡大により、女子選手が最高レベルで競い合う機会がさらに増えることになる。

 

新しいフォーマットでは、2026年の女子ツアーには、
CTのトップ14名
チャレンジャー・シリーズのトップ7名
WSLシーズン・ワイルドカード2名
イベント・ワイルドカード1名
が参加することになる。

 

現在世界ランキング1位のケイトリン・シマーズ(USA)© WSL / Beatriz Ryder

「参加人数が増えるのは嬉しいです」と、2024年の世界チャンピオンのケイティ・シマーズは語った。「女子サーフィンは特別なもの。もっと見たいし、他の多くの人もそう思っているはず。ツアーに仲間が増えるのが本当に楽しみです。彼女たちのサーフィンがどれほど素晴らしいか、どれほど一生懸命にチャージしているか、世界が知るべきだと思う。彼らにチャンスが増えるのは本当に嬉しいです」

 

ステファニー・ギルモア © WSL / Andrew-Shield

 

「これは素晴らしいニュースです!時代の流れであり、女子サーフィンの才能の深さを反映しています」と、8度のワールドチャンピオンに輝いたステファニー・ギルモアは語った。「世界中でサーフィンに参加する女子の増加と進歩には、常に驚かされる。未来は明るい!」

 

キャロライン・マークス(USA) © WSL / Diz

 

「CTに参戦する女子選手が増えると聞いて、とてもワクワクしている」と語ったのは、2023年の世界チャンピオンでオリンピック金メダリストのキャロライン・マークスだ。

「私が初めて優勝した大会は、賞金が平等に分配された最初の大会でもあり、それは大きな前進だった。男女同額の賞金について心配せずにキャリアを追求できたように、将来の女子選手たちも、ツアーに参加して夢を叶えるチャンスがより多く与えられるようになると思うと、とても素晴らしいことですね。」

 

サリー・フィッツギボンズ(AUS)© WSL / Beatriz Ryder

 

「女子サーフィンのレベルが現在、これほどまでに高まっていることに、これ以上ないほどの誇りを感じている」と語ったのは、15年もの間CTで活躍しているサリー・フィッツギボンズだ。

「ツアーの拡大は、自然な流れの中で次に起こるべき論理的なステップです。世界中で、女子サーファーたちは海に出るたびにレベルアップしています。ツアーでは、ヒートごとに激しい戦いが繰り広げられ、ライバル同士の熾烈な争いも見られます。誰もがそれを観たいと思っているのです。それが実現するなんて、本当にワクワクします。」

 

 

2013年の新体制以降、WSLは女子サーフィンの各レベルにおけるイベント開催地の改善と増加、2019年の賞金総額の平等化、2022年の統合スケジュール実施など、女子サーフィンの大きな進歩を支援してきた。

今回の最新変更は、WSLが女子サーフィンの才能を育成し、機会を増やすことに専念していることを裏付けるものである。

 

2025年のCTは、1月27日にオアフ島ノースショアの世界的に有名なバンサイ・パイプラインで開幕する。パイプラインでの女子サーフィンは、世代を超えた進歩の上に成り立っている。そして、毎シーズンの大会開催は、道を切り開き、次の世代の才能あるサーファーたちにインスピレーションを与えたパイオニアたちを称えるものとなっている。

 

2025年チャンピオンシップツアーのスケジュールの全容と、2025年CTの選手についての詳細は、WorldSurfLeague.comをご覧ください。