さわかみS.LEAGUE 24-25 ショートボード、マスターズ第2戦「さわかみIZU SHIMODA PRO」が開幕。

馬場心、大場玲遥、野呂海利

JPSA さわかみ S.LEAGUE 24-25 ショートボード、マスターズの第2戦「さわかみIZU SHIMODA PRO / TATADO」が 10/17-20の日程で静岡県下田市多々戸浜で開催。

今大会のショートボードの参加選手は男子が83名、女子が24名で合計107名がエントリー。マスターズはトライアルも入れると、総勢46名と大幅増となった。

 

 

アマチュアシードはNSAから男子が金沢太規。NSSAからは藤本世音、女子は久保杏奈。ローカルアマシードとして男子の足立海世、女子は馬場心が参戦となる。

また、この大会期間中にWSLのCS(チャレンジャーシリーズ)の最終戦がブラジルで行われていたため、前大会で準優勝した西慶司郎はスキップ。3位の稲葉玲王も今大会は不参加となっている。

 

脇田貴之もトライアルに参戦

 

今大会のマスターズについては、JPSAのプロ登録の無い選手も参加できる「マスターズトライアル多々戸浜」を併催。そのマスターズの出場条件は 2024年12月31日時点で満45歳以上、日本国籍を有する選手。元プロ、アマチュアを問わずエントリー可能となっている。今回は31名が参加し、ここから上位9名が本戦に進出できる。

 

アマチュア選手のプロ資格に関しては、ショートボード 男子がR-2、女子がR-1を勝ち上がった時点で、JPSA公認プロ資格を獲得できる。また、マスターズもR-1をラウンドアップすれば、公認マスターズプロ登録資格が与えられることになっている。

 

伊豆を拠点に現在はサーフコーチとして活躍する澤井革もトライアアル参戦

 

会場は曇り。風はオフで昼にはサイドに変わる。波はヒザモモのつながり気味のインサイドブレイク。昼前に干潮となり波はダンパーに。1時間オンホールドして試合再開するも、5点出せば安泰。2点台で逆転という厳しい試合展開に。結果、波のチョイスで勝敗が分かれた。

 

今日のスケジュールはマスターズのトライアルR-1からスタート。続けてトライアルR-2→ショートボード男子R-1→女子R-1→マスターズ本戦R-1まで行って、本日のスケジュールは終了。

 

前田淳
五来潤
山田桂司
澤井革
脇田貴之

 

まずはマスターズから。トライアルを勝ち上がったのは前田淳、五来潤、澤井革、柿内聖文、山田桂司 、宍戸健太 、佐藤千尋、脇田貴之、小林寛 の9人。本戦でもその勢いは続き、シードの杉本浩、今村大介、比嘉力夫、福地孝行 、軽部英和が僅差で敗れた。

 

R-1を勝ち上がったトライアリストは前田淳、五来潤、澤井革、山田桂司、佐藤千尋、脇田貴之の6人。これでJPSA公認マスターズプロ登録資格を獲得。明後日にはトップシードと戦う。どこまで快進撃が続くか楽しみだ。

 

佐藤千尋

マスターズでは佐藤千尋がトータルハイスコアで11.56ポイント。シングルも7.33ポイントとこれが今日の一番高いスコアとなった。

 

 

芳田花瑚
暈ななみ
清水ひなの
馬場心

続いて女子。厳しいコンディションながら、1位通過したのは芳田花瑚 、暈ななみ、清水ひなの。そして、伊豆ローカルアマシードで、NSA全日本のガールズクラスでも優勝した馬場心もトップ通過で公認プロ資格が与えられた。もう一人のNSSAシードの久保杏奈は攻め続けたものの得点は伸びず、残念ながら3位で敗退という結果。

 

足立海世
藤本世音

 

男子のアマチュア選手のR-1結果。足立海世は1位通過。藤本世音も2位で勝ち上がり、明日へつなぐ。NSAシードの金沢太規は敗退。次のR-2を勝ち上がれば、公認プロ資格がもらえるから、ガンバです。

 

小林桂
小林桂
リビィ助主亜
本郷拓弥

 

その他にR-1を1位通過したのは野呂海利、リビィ助主亜、大場玲遥、本郷拓弥に、スケジュール調整して急遽、参戦の小林桂。

 

大場玲遥
野呂海利

 

今日のトータルハイスコアは大場玲遥の9.90ポイント。シングルハイスコアも大場の5.17ポイント。セカンドが野呂海利の9.83ポイントという結果となった。

 

脇田 泰地
河谷 佐助
西村 昇馬
渡邉 壱孔

明日のDAY-2の選手集合は朝の6:30AM。ショートボード男子のみを進行する予定。女子、マスターズはオフ。

 

S.LEAGUE 24-25 ロングボード第2戦 DAY-2 ライブは、Abemaにて放送。
https://abema.app/vxiR

 


JPSA公認プロ資格獲得者
女子:馬場心

「伊豆支部の皆さんの応援で、波が来ているとか聞こえていたので、良い波にもたくさん乗れて決めれたので良かったです。」今年は、アジアチャンピオンシップでも好成績を残し、全日本で優勝後にビラボンチーム入りした馬場心は「プロ公認を得て、この調子のままホームで勝てるように頑張ります。」と語った。

 

JPSA公認マスターズプロ登録資格獲得者
男子:前田淳
JPSA公認マスターズプロ登録資格獲得者
男子:五来潤
JPSA公認マスターズプロ登録資格獲得者
男子:澤井革
JPSA公認マスターズプロ登録資格獲得者
男子:山田桂司
JPSA公認マスターズプロ登録資格獲得者
男子:佐藤千尋
JPSA公認マスターズプロ登録資格獲得者
男子:脇田貴之

 

「S.LEAGUE」
https://sleague.jp/

「S.LEAGUE / Tour」
https://sleague.jp/tour.php

JPSA:HP  https://www.jpsa.com/

 

毎回、お伝えしているとおり「チェックイン時に選手カードの提示が必要」だ。選手カードを持参しない選手は、ゼッケン受け取りに必要な選手バンドを受け取ることができないので、絶対に忘れないように。

※トライアルに参加するアマチュア選手は、チェックイン時に身分証明になるもの(運転免許証等)を持参すること。

野球の始球式のように「ファーストライドセレモニー」が行われた。松木正一郎 下田市長が大会会場の波をサーフィンして、試合がスタート。

今大会の会場レポートを宮坂莉乙子、会場MCを高橋みなと、インタビューを水野亜彩子が担当。

お昼には「On the Beach」の特製ランチも販売。美味いので会場に来たらぜひ、ご賞味あれ。

サーフィンフォトグラファーの故・土屋高弘氏の海の写真も展示。

今大会では金目鯛のあら汁も選手、関係者に無料で振る舞われた。

伊豆と言えば「温泉」。今大会でも特設温泉を用意していただけました。海上がりのかけ湯は最高です。