JPSA「S.LEAGUE24-25」はDAY-2。本日はショートボードの男子R-3からR-4までとマスターズのR-1が行われた。会場は不安定な天候で、曇りベースで晴れたり、雨が降ったりの一日。風はサイドオンで、午後には強く吹き、面を乱した。波のサイズはコシハラからセットでムネサイズ。ただし、潮の満ち引きで、ポジショニングも大きく変わる難しいコンディションとなった。
まずはマスターズから。昨年までシニアツアーの名称だったが、この「S.LEAGUE」で新たにマスターズと名称変更。今大会から参加人数も増え、新たなリーグでの戦いに真剣モード。やはり、みんな根っからのコンペティターなので、負けたくないオーラが出まくっていました。
ヒート1では今村厚が先攻。福地孝行もサイズある波に当てこんでメイクして6.25ポイントと優位に立つ。昨年のグラチャンの牛越峰統は優先権を使い、早くからリードするも、今村、福地が2本揃えて、逆にピンチに。ここで臨戦体制になった牛越がセットを掴んで当てるとこ全て当てて、7.50ポイント出して逆転ラウンドアップ。
H-2では浦山哲也、徳田昌久がコツコツとポイント重ねて勝ち上がり、H-3は原田正規がキレたサーフィンを披露して1位通過。関谷利博が安定のサーフィンで2位につけていたものの、痛恨のインターフェアで3位に転落。代わりに2位に上がったのは遠田真央。試合終了直前まで敗退濃厚だっただけに、予想外の展開に驚きを隠せずでした。
H-4は東川泰明が現役さながらのパワーサーフィンでスプレーを飛ばしまくる演技でエクセレントの8.50ポイント、バックアップが4.90ポイントでトータル13.40ポイントでぶっち切りの1位。2位には河野正和が入って次のラウンドに進んだ。
第28回茨城サーフィンクラシック さわかみ杯
<ショートボード 男子>
続いて、ショートボード。R-3では昨日からの好調な脇田泰地、長沢侑磨、鈴木耀竣、田中大貴らは勢いそのままラウンドアップ。あとは松原渚生、金沢呂偉の特徴の縦に上がるリップで1位通過となったものの、唯一残っていた新人プロの石澤樹、ローカルAMシードの田谷幸輝は残念ながらここで敗退となった。
トップシードが登場するR-4では、まず西慶司郎が不安定な波を緩急つけた演技を見せて7.00、7.00でトータル14.00ポイントのハイエスト叩き出す。松永大輝はエアリアルをコンプリートして、エクセレント8.00ポイント。
稲葉玲王は波に手こずり試合中盤まで劣勢だったものの、張った波にパワームーブで7.00ポイントで逆転して、勝負強いところを見せた。
さらに、田中大貴は会場を右に左にスピードある演技で、今日のシングルハイスコアの8.50ポイント出して、稲葉を抑えて1位で明日へ駒を進めた。
塚本勇太に加え、松原渚生、金沢呂偉も勢いキープしてR-5へ。
ここまで勝ち進んだ脇田泰地、鈴木耀竣は今大会は25位。
長沢侑磨、藤田澪駿は37位という結果で終了となった。
明日はショートボード男女、ロングボード男女とも6時に会場集合。マスターズはオフとなる。
ライブ中継はこちらから
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特別協賛:さわかみグループ
協賛:株式会社 R.surfer
協力:I.S.U 茨城サーフィンユニオン
「S.LEAGUE」 https://sleague.jp/
「S.LEAGUE / Tour」 https://sleague.jp/tour.php
JPSA:HP
https://www.jpsa.com/
会場には1996年から2023年までの「茨城サーフィンクラシック」歴代チャンピオンの名前だけでなく、ポートレートも張り出された。
今回からプライオリティの電光掲示板には、順位の数字も入る。下には残り時間も表示されるようになった。
今回の中継ライブMCは特別ゲストで脇田貴之氏が解説、進行をNicoさんが担当。試合だけでなく、選手のバックボーンやジャッジについて詳しく話しているので、チェックしてみてください。
ビーチマーシャルは細川哲夫JPSA理事長と大澤伸幸理事が担当してくれています。
救急はCureスタッフの医師と看護師が常駐。大会を見守ってくれています。いつもありがとうございます!
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