大会延期・中止に選手たちが熱いコメント。松田詩野,黒川日菜子,川合美乃里,須田那月,和井田理央,上山キアヌ久里朱

「東京オリンピック2020」は新型コロナウイルスの影響により2021年に延期された。その東京オリンピックでデビューするサーフィンの代表を決める最終選考試合が2021年5月にエルサルバドルで開催されることが発表され、WSLも新しいフォーマットが発表されるなど、サーフィン界も少しづつではあるが、前に歩み始めている。

 

しかし、海外でと国内で行われる2020年度の試合は、すべてキャンセルが決定され、戦いに勝つことを目標にし、トレーニングに励んできたプロサーファー達にとっては相当ショックだったはずだ。

 

だが、この空いた時間を自分のレベルアップのために使うなどのポジティブな考え方でサーフィンを止めない選手たち。そんな彼らのコメントがマネジメント会社を通じて発表された。そんな注目の選手たちの熱いメッセージを紹介したい。

 

 

黒川 日菜子(24歳)

・強化指定A選手/2018年日本代表

 

「今年、試合が開催されないことは、とても残念でもありますが、新型コロナウイルスが世界中で大変な状況の中、みんなの安全を考えたら最良の選択だと思います。この時間を“レベルアップ”のために使えるとポジティブに捉えて、自分の出来ることを行っています。ツアー参戦してから出来なかった、自分のサーフィンを基礎から見直し、身体能力をアップを目指しています!」

 

 

川合 美乃里(19歳)

・強化指定A選手/2018年日本代表/2018年U-18日本代表

 

「2020年は、試合が中止になってしまったからこそ、たくさん練習やトレーニングが出来、更なるレベルアップできる時期だと思って毎日生活しています。再開された時にしっかり自分サーフィンを試合で出来る様に成長あるのみ!!写真は千葉県の市原ぞうの国に隣接している、さゆりワールド(https://sayuriworld.com)のキリンとのショット。新型コロナウイルスの影響で来場者が激減し、餌が貰えてない動物たちのために、友人達とご飯をあげに行った。」

 

 

須田 那月(24歳)

・強化指定B選手/JPSA2019グランドチャンピオン

 

「2020年は、3月までの大会後、新型コロナウイルスの影響で試合が中止・延期となり、いつ始まるのかな、今年はどうなるのかな?と最初は思いました。私は、今年から再挑戦するワールドツアー、そして国内ツアーも全てキャンセルになった今、自分のサーフィンのレベルを上げるすごい良い機会だと捉えてます。ゆっくりトレーナーさんやコーチと話し合いながら練習したり、英語の勉強をしたりできています。自分の目標は変わらないので、それに向けて毎日精進するのみだと思ってます。」

 

 

上山 キアヌ 久里朱(19歳)

・強化指定B選手/2019年U-18日本代表

 

「正直に・・・今年試合が無かったことがすごく悔しかったです。世界の状況は、理解していますが、19〜20歳という1番成長出来るタイミングで試合に挑みたかったという気持ちが本音です。しかし、試合が開催されない分、いつも取り組んでいない技やフィジカルトレーニングの大切さを改めて感じ、ポジティブに捉えて、挑戦しています!!」

 

 

和井田 理央(20歳)

・インドネシア代表

※インドネシア人の父・日本人の母ハーフ選手としてバリ島で生活している

 

2020年のシーズン初戦、WSL中国大会で3位になり、ISAワールドゲームズ 2020に向けても準備も着々と進め、気持ちもとても乗っていました。しかし、そんな中の2020年シーズンのキャンセル。とても残念に 思いましたが、すぐに気持ちを切り替えました。

 

 

ここ数年、大会のために世界を廻り続けていて、大会で勝つためのサーフィンの練習や小波などのBADコンディションでの練習、怪我をしないように思いっきりできなかったりと、 楽しむのためのサーフィンをすることができず、息詰まっていたこともありました。

 

なので自分にとって、この1年は、全ての想いを一度クリアし、いい波だけを求めて、レベル アップのためにチャレンジし続けようと考えています。いまは、世界一の波があるインドネシアでレベルアップのためにトレーニングを積んでいます。

 

その結果、心の中で失いかけていた、サーフィンの楽しさを改めて実感することができて嬉しいです。新たに ISA ワールドサーフィンゲームズが来年2021年5月に開催されるとこが決まり、今は開催される日がいまから楽しみです。」

 

 

 

 

松田 詩野(17歳)

強化指定A選手/2020年・2019年日本代表/2019年U-18日本代表

 

8月で18歳を迎える松田詩野が、17歳を振り返ってどんな1年であったかのコメントをくれた。

 

「この1年は、これから先、なりたい自分がイメージ出来たり、目標・夢についてしっかりと考えることができた1年間でした。試合やそれ以外の生活の中でも“自分で考えて行動する”事が出来ました。18歳になる1年では、更に成長し、より夢に近づいて行ける様に課題や目標を明確にして更に頑張ります!!」