ジンズン・ハーバー、台東/台湾(2018年12月2日日曜日)台湾オープン・ワールド・ロングボード・チャンピオンシップが本日終了し、今シーズンのWSLジュニア世界チャンピオンを決定する、WJCワールド・ジュニア・チャンピオンシップが、いよいよ明日の12月3日から9日までのウエイティング期間で、台湾の台東ジンズンハーバーで開催される。
日本チームは早くから現地入りして会場で調整して開幕を待つばかりだ。ヒート表も発表されて対戦相手も明らかになっている。今回のWJCで注意しなければならない選手は、ブラジルのマテウス・ハーディ(BRA)が一番に名前が上がるだろう。彼は先日ハレイワで行われたハワイアンプロで準優勝するなど、今回一番勢いのある選手でトリッキーなエアマニューバーには注意が必要。
そして、ハワイのイーライ・ハイネマン。マウイの神童と言われる彼は今年10月にタートルベイで行われたのリージョナルのプロジュニアで優勝。確実に試合のタクティクスが上がっていることが感じられる。
また、アメリカのケイド・マトソン、クロスビー・コラピント、イーサン・オズボーン、そしてISAジュニアで男子U-18で4位のコール・ハウシュマンドなどカリフォルニアで行われたISAジュニアで活躍した選手の名前も多く見受けられる。
女子もカリフォルニアで行われたISAジュニア世界選手権で活躍したメンツが目立つ。アメリカのサマンサ・シブリー、カラ・ピンカートン、アリッサ・スペンサー、ハワイのガブリエラ・ブライアン、女子U-18銀メダルのケアラ・トモダ-バナートなど、そのあたりの選手はマークが必要だ。
日本チームもカリフォルニアのISAジュニア世界選手権のメンバーが占める。女子は3名全員がメダルを獲得した選手であり、男子では昨年のWJCで準優勝した安室丈がISAでも銀メダル。金沢呂偉も男子U16で11位になるなど、活躍が期待される。
また昨年のWJCで3位と大健闘した西優司は兄の西修司とともに早く現地入りして気合十分。今回初代表となった田中透生はオーストラリア仕込みのサーフィンを見せてくれることだろう。
世界を目指しチャージを続ける彼らの活躍を期待しエールを送り続けたい! 頑張れ!日本!
アジア・ランキング6位の古川海夕は、今回のWJCに自主参加。WJCにオートネーはないが、欠場が出た場合のチャンスが少しでもあるならと、経験のために今回、代表選手たちとともに台湾入りしている。
2018年度 WSL-WJC アジア代表
男子:和井田理央、西優司、金沢呂偉、 安室丈、田中透生
女子:松田詩野、野中美波、脇田紗良
男子ラウンド1では、 H2金沢呂偉、H5西優司、H6安室丈、H7和井田理央、田中透生。女子ラウンド1は、 H-1 松田詩野、H-6 野中美波、脇田紗良。
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mjun/2861/world-junior-championships
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/wjun/2862/taiwan-open-world-junior-championships-womens