25-40フィートのナザレで行われたWSL-BWT「ナザレ・チャレンジ」のハイライト映像が公開。

Grant Baker (ZAF) IMAGE CREDIT: WSL / Masurel

ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ビッグ・ウェイブ・ツアー(BWT)「ナザレ・チャレンジ」が、現地時間の2018年11月16日金曜日に、悪名高いポルトガルのビッグウェイブ・スポットであるプライア・ド・ノルテ、ナザレの25-40フィートの波で開催。

 

2度のビッグウェイブ・ツアー・チャンピオンであるグラント‘Twiggy’ ベイカー(ZAF)が、ファイナルを制して優勝。その一部始終を収録したハイライト映像が公開された。

 

 

早朝の満潮時には25フィート・プラスのウェイブ-フェイスによるグラッシー・コンディションで試合はスタートしたが、潮が干くに連れてコンディションはどんどんヘビーになり、時折巨大セットも入る3540フィート・レンジの状況で試合は進行。

 

 

この強烈な素晴らしいコンディションにツアーコミッショナーのマイク・パーソンズは、ナザレ・チャレンジの獲得ポイントを10%アップすることを決めた。

 

優勝したグラント・ベイカー© WSL / Poullenot
優勝したグラント・ベイカー© WSL / Poullenot

 

「優勝出来たなんて信じられない。これは正気じゃないですよ。」と、ベイカーは言った。

 

「波はどんどんハードになっていって、自分がまだ海のなかにいることが信じられなかった。あの8.67の波は僕が待っていた波だった。レイト気味のテイクオフになってしまったけど、その波はクレージーなビッグセクションを持った波だった。なんて日だ!本当にパーフェクトなナザレで夢のようだ。去年の勝者であるルーカス(チアンカ)は倒すべき相手、そして、ナチョ(ゴンザレス)は準決勝において、あのクレージーなバレルをゲットしていた。何とか僕は幸運を手に入れ、トップになれたんです!」

 

2018 Nazare Challenge, Big Wave Tour – Finals

ベイカーのウイニングライド IMAGE CREDIT: WSL / Masurel
ベイカーのウイニングライド IMAGE CREDIT: WSL / Masurel

 

2013年と2016年のビッグウェイブ・ツアー・チャンピオンであるベイカーは、これまでのビッグウェイブ・プロ・サーフィン・イベントでベスト・デイと思われる試合で勝利を手にした。

 

ファイナリスト© WSL / Poullenot
ファイナリスト© WSL / Poullenot

 

2018/2019のナザレ・チャレンジ・ファイナル結果:
1-グラント・ベイカー(ZAF)25.04
2-ルーカス・チアンカ(BRA)23.31
3-ナチョ・ゴンザレス(EUK)22.71
4-アレックス・ボテリョ(PRT)22.06
5-ジョアン・デ・マセード(PRT)20.87
6-ラッセル・ビークェ(AUS)18.89

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mbwt/2886/nazare-challenge