撮影:佐原健司 アマチュアレディースのみのサーフィンコンテスト!!ホットでキュートなガールズサーファー大集合の「第9回 千葉レディースクリニック Beach Girl CLUB cup 2018」が11月4日(日)に千葉県一宮町サンライズ・ポイントで開催された。
大会当日の天候は曇りから午後から雨。波はサイド・オンショアの腰腹サイズ、潮の干いている時間帯はアウトで胸サイズのセットがブレイクする大会には十分なコンディションで、ダブルバンクでヒートは行われた。
今回のイベントではショート、ロング、BBの3つの各カテゴリーに、スペシャル、オープン、ビギナーの3クラスが設けられ、今年もショートにママさんクラスが増設。幅広い層のアマチュア・ガールズたちがサンライズで熱戦を繰り広げた。
この女子プロサーファーが大会運営するガールズ・サーフィン・コンテストは、8年間でプロへ合格転向した選手が40人以上となり、国内サーフィンの女性トップアマチュアの登竜門としても、その役割と地位を築いている。
毎年しのぎを削る熱い戦いが繰り広げられるショートスペシャルのファイナルでは、一昨年と昨年の大会で3位となった12歳にしてトップアマの松岡亜音ちゃんが、NSAでは6度の優勝記録を持つ清永亜希子、茅ヶ崎の小林麻衣子と千葉東の大野智子といったトップ選手を抑え、圧倒的なサーフィンで見事大会初優勝。
また、昨年の大会で注目を集めた御前崎の池田姉妹、小学5年生の池田美来(ミライ)ちゃんと妹の真央ちゃんが今年も参加。お姉ちゃんの美来ちゃんは今年はオープンに出場し、昨年のサーフィンからワンランク上げた素晴らしいパフォーマンスでダントツ優勝。来年はスペシャル優勝を目指せ!
池田美来ちゃんは将来が本当に楽しみなサーファーだ。今回のISA世界ジュニアで大活躍の松田詩野や野中美波といったサーファーも、このガールズサーキットでの活躍を見て、そう感じていたのを思い出した。彼女の名前は覚えておいたほうが良さそうだ。
妹の真央ちゃんは今年もビギナークラスで4位。彼女は表彰台で悔し涙を見せていた。あの涙が、彼女をさらに強くすることだろう。
今回MCで活躍したプロボディボーダーの大原沙莉と船山直子
最後は毎回恒例の大会の中で最も盛り上がるジャンケン大会。出場選手たちは協賛各社から提供していただいた商品をゲットして大喜びだった。
協賛のBEWETやWESTスーツからウエットスーツがプレゼント。
ショートボードママさん優勝:清水陽子
ボディボードビギナー優勝:飯島和己
ロングボードビギナー優勝:稲川ちえ
ショートボードビギナー優勝:相川智美
ボディボードオープン優勝:大澤瑞穂
ロングボードオープン優勝:細田晴子
ロングボードスペシャル優勝:野上悦子
ボディボードスペシャルのファイナルは全員が中学生。インサイドのショアブレイクで、全員が元気いっぱいのパフォーマンスでを見せてくれて、最後に高得点をマークした飯村日和が優勝した。
千葉レディースクリニック
『第9回BeachGirlClubカップ』大会結果
ショートボードスペシャル
優勝:松岡亜音、2位:清永亜希子、3位:小林麻衣子、4位:大野智子
ロングボードスペシャル
優勝:野上悦子、2位:小林理砂、3位:遠藤佳子、4位:渡邊久美
ボディボードスペシャル
優勝:飯村日和、2位:大木咲桜、3位:和合美波、4位:安見春香
ショートボードオープン
優勝:池田美来、2位:松山黎音、3位:山崎恵里、4位:中沙都美
ロングボードオープン
優勝:細田晴子、2位:藤倉佳枝、3位:市川恵里香、4位:麻裕子
ボディボードオープン
優勝:大澤瑞穂、2位:鵜澤百亜菜、3位:照井由香理、4位:北川加織
ショートボードビギナー
優勝:相川智美、2位:八幡天響波、3位:松野杏莉、4位:池田真央
ロングボードビギナー
優勝:稲川ちえ、2位:湊教子、3位:宮澤抄織、4位:長井史子
ボディボードビギナー
優勝:飯島和己、2位:岡部真由子、3位:中原祐香、4位:最首裕子
ショートボードママさん
優勝:清水陽子、2位:町井紀代子、3位:池田美枝子、4位:太田有紀
大会の詳細は下記のオフィシャルサイトをご覧下さい。