稲葉玲王、安室丈、堀越力、大原洋人がQFへ勝ち上がりベスト16進出。QS3000「VANSプロ」4日

稲葉玲王

ヴァージニアビーチ、ヴァージニア、アメリカ(2018年8月24日金曜日):アメリカ東海岸のヴァージニアビーチで開催されているWSLメンズQS 3000「VANSプロ」は大会4日目。厳しいスモールコンディションが続く中で、QSはトップシードが登場するラウンド3から再開。続けてラウンド4が行われてクオーターを戦うベスト16が決定した。

 

チョーンシイ・ロビンソンWSL / John Ferguson 
チョーンシイ・ロビンソンWSL / John Ferguson

 

ラウンド3からはトップシードか登場。H2ではラウンド2を1位で勝ち上がった太田拓杜が、アメリカの渡部太郎に次いで2位でラウンドアップ、H8の稲葉玲王は、ヒート後半にエクセレントの8.33をスコア。ラストウェイブではバックアップを6.93に塗り替えて、トップでラウンド4に進出。

 

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H9の安室丈は、ラストウェイブで逆転し2位に滑り込んでラウンドアップ。H12の大原洋人と小林桂は、スタートから大原洋人が7.00 をスコア。セカンドウェイブでも6.17を叩き出して、完全ヒートをコントロール。小林はヒート中盤に6.53 をスコア。4位から2位に浮上。更にヒート後半にはトップスコアを6.60に塗り替えて、大原と小林がワンツーでラウンドアップを決めた。

 

H15の堀越力は、スローな展開の中でスタートから6.17をスコア。セカンドウェイブで5.33となるバックアップスコアをたたき出して、ビクター・ベルナルドを抑えてトップに躍り出て、そのまま1位でラウンドアップを決めた。

 

デイヴッド・シルヴァ WSL / John Ferguson 
デイヴッド・シルヴァ WSL / John Ferguson

 

H16の古川海夕のヒートは、スタートからデイヴッド・シルヴァが6.83をスコアしてヒートをリード。古川も5.20をスコアして2位に付ける。シルヴァはバックアップを5.83ヘ塗り替えてリードを広げる。ヒート後半に3位を強いられた古川は、7.73という高得点をスコアしてトップへジャンプアップ。そのまま逃げ切りトップでラウンド4へ勝ち上がった。

 

エヴァン・ガイゼルマン WSL / John Ferguson
エヴァン・ガイゼルマン WSL / John Ferguson

 

新井洋人はヒート前半にベスト2をまとめ、3位から一気にトップへ躍り出る。ヒート後半までリードをキープしたがナカジマが5.93をスコアして逆転。さらに終盤4位でったジェット・シリングが8.17をスコアしてトップへ。3位に押し出された新井は惜しくも敗退となった。田中大貴、仲村拓久未、西慶司郎もラウンド3で惜しくも敗退。

稲葉玲王、安室丈、堀越力、大原洋人がQFへ勝ち上がりベスト16進出。


続けてラウンド4がスタート。H4で稲葉玲王は、ヒート終盤に7.33をスコアしてトップでラウンドアップ。H6では安室丈と大原洋人が同じヒートで対戦。スタートから安室が7.17で独走。大原が8.17のエクセレントで好調な滑り出しを見せる。安室はバックアップも7.17、逆にバックアップを見つけられなかった大原は苦しんだが4.70をスコアして、1位の安室とワンツーでラウンドアップ。

 

H8の堀越力は6.00のトップスコアでバックアップを塗り替えていたが、最後に7.90をスコアしてトップでラウンドアップ。一方、今回好調だった太田拓杜、古川海夕、小林桂の3名とも僅差のクロスヒートに敗れて、惜しくもここで敗退となった。

 

クオーターファイナルの組み合わせ。
クオーターファイナルの組み合わせ。

 

クオーターファイナルでは、H2で稲葉玲王がルーク・ゴードン、リーフ・ヘーゼルウッド、リューイル・フェリペと対戦。H3で安室丈は、タナー・グダスカス、サンチァゴ・ムニーツ、フラビオ・ナカジマと。H4で堀越力と大原洋人が同じヒートでデイヴッド・シルヴァ、アレホ・ムニーツと対戦する。

世界を目指す、彼らの活躍を期待しエールを送りたい。がんばれ!日本!

 

ネクストコールは、日本時間の20時30分です。

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2784/vans-pro