azuchi_j0883usopen18rowland_mm__large — ジュニアで５位となった安室丈　PHOTO: © WSL / Rowland

ハンティントン・ビーチ、カリフォルニア/USA（2018年7月31日火曜日）「2018 VANS ＵＳオープン・オブ・サーフィン presented by Swatch」は、メンズ・クオリファイング・シリーズ（QS）10,000のラウンド２のヒート9-16とメンズ・プロ・ジュニア・クォーターファイナルとセミファイナルが行われた。

ピーターソン・クリサント（BRA）　PHOTO: © WSL / Rowland

スモール・コンディションでも圧倒的なパフォーマンスが光るブラジリアンたち。現在の世界No.4であるイタロ・フェレイラ（BRA）をはじめ、デイヴッド・シルヴァ（BRA）、元CTコンペティターのミゲル・プポ（BRA）。そして、現在のQS No.1ピーターソン・クリサント（BRA）がイベントのハイエスト・シングルスコア8.77をスコアした。

安室、大原、新井は惜しくもラウンドアップならず。

本日はメンズQSラウンド2から再開、ラウンド１を勝ち上がった安室丈が、フレデリコ・モライス、デイヴッド・シルヴァ、ビクター・ベルナルドと朝一のH9で対戦。

今日もかなり波数が少ない厳しいコンディション。ヒートはベルナルドとシルヴァのブラジリアンペアがヒートをリードする中、3.67しかスコアを持っていなかった安室は、残り１０分を切って、素晴らしいレイバックスナップを披露。6.37をスコアするも逆転ならず。３位で惜しくもここで敗退となった。

2015年のUSオープン・チャンピオンである大原洋人がH13に登場。ブラジルのCTサーファーであるイタロ・フェレイラが圧倒的なフォアハンドのテールハイ・リバースをメイクしてヒートを完全にコントロール。

フラビオ・ナカジマもイタロに刺激されてエアマニューバーで高得点を叩き出す。ヒート中盤に大原は5.53をスコアするも４位を強いられ残り時間１０分。ヒート終盤にバックハンドの２発のリエントリーで6.70をスコアして３位に浮上するもニード6.41と追い込まれ、惜しくもここで敗退となった。

H14の新井洋人は、ジョアン・ドゥルー、ジャドソン・アンドレ、ゴニー・スビサレッタと対戦。フォアハンド、バックハンドでシャープなサーフィンを見せる新井。エアリバースを決めたドゥルーは6.43を5.70でバックアップ。僅差の激しいバトルで一馬身リードを見せる。ヒート終盤にバックハンドの３発のビッグリエントリーで6.40をスコア。３位に浮上する新井だったがそこまで。惜しくも敗退となった。