五十嵐カノアがケリーとイタロのトップ選手を下して3回戦進出。パーコに続きケリーも来シーズンで引退発言

 

ジェフリーズ・ベイ、サウス・アフリカ(2018年7月2日月曜日)WSLチャンピオンシップ・ツアー第6戦「コロナ・オープンJ-ベイ」がスーパー チューブスの3-4フィートのコンディションで本日からスタート。男子のラウンド1とラウンド2のヒート2までが終了。

 

今年のコロナ・オープンJベイの男子が7月2日から13日まで、初めてJベイで行われる女子は7月6日〜16日に予定されている。Facebookで毎日ライブストリーミングされる。

 

引退を表明したパーコ。PHOTO: © WSL / Tostee
引退を表明したパーコ。PHOTO: © WSL / Tostee

今回のJベイは、ビッグ・アナウンスと共にスタート。既にニュースでお伝えしたように2012WSLチャンピオンで2度のイベント勝者であるジョエル・パーキンソン(AUS)が今シーズン限りでツアーを引退することを発表。

ジョエル・パーキンソン(AUS)PHOTO: © WSL / Cestari
ジョエル・パーキンソン(AUS)PHOTO: © WSL / Cestari

 

「引退の考えは、ちょっとの間、自分の心の中にはあった。何も心配することがない状態で自分の最初のヒートをサーフィン出来てよかったよ。ワイルドカードとして、ここに戻ってきたように感じた。円を一周して元の位置に戻た様な気分だよ。」

 

2012WSLチャンピオンのジョエル・パーキンソンが、チャンピオンシップ・ツアーからの引退を表明。

 

また、ケリー・スレーターもヒート後のインタビューで「来年がツアーでの自分の最後の年になる」と発言。正式な声明ではないにしろ業界に衝撃が走った。

 

ケリー・スレーターPHOTO: © WSL / Cestari
ケリー・スレーターPHOTO: © WSL / Cestari

 

ちょうど一年前のジェフリーズベイでのフリーサーフィン中に足を負傷し、正式に試合に復帰したスレーター。復帰後初のヒートはカノア五十嵐(JPN)とイタロ・フェレイラ(BRA)と対戦。そのヒートは、五十嵐がアグレッシブ・サーフィンを披露し、2つのトップ・シードに対する勝利を収めた。スレーターは、はコンペティションが再開するとき、ラウンド2でジョーディ・スミス(ZAF)と対戦する。

 

五十嵐カノア PHOTO: © WSL / Cestari
五十嵐カノア PHOTO: © WSL / Cestari

 

 

「いつでもケリー(スレーター)を破ることは物凄く名誉なことです。そして、彼と試合で戦えることが光栄の至りなのです」と、五十嵐は言った。

 

「ケリーとイタロ(フェレイラ)とのヒートは、多くの人にとって重要なヒートだったと思います。自分は自分のガンにこだわって、自分が何をすべきかを分かっていました。風も強くてサーフィンするのが難しくベスト・ヒートでなかったですね。波もメローでイージーでした。僕は20歳ですし、ツアーも3年目。とても楽しいですが、何かをしなければって思っています。今シーズンも後半戦、自分のサーフィンを見せて良い結果を残したいと思います。」

 

ガブリエル・メディーナ(BRA)PHOTO: © WSL / Cestari
ガブリエル・メディーナ(BRA)PHOTO: © WSL / Cestari

 

ガブリエル・メディーナ(BRA)フィリーペ・トレード(BRA)コナー・コフィン(USA)グリフィン・コラピント(USA)らもラウンド1を1位通過してラウンド3へ勝ち上がっている。

 

ジュリアン・ウィルソン(AUS)PHOTO: © WSL / Tostee
ジュリアン・ウィルソン(AUS)PHOTO: © WSL / Tostee

ラウンド2を強いられたジュリアン・ウィルソン(AUS)は、ワイルドカードのマシュー・マギリヴレイ(ZAF)をラウンド2で下してラウンド3へ勝ち上がっている。

 

 

http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mct/2747/corona-open-j-bay

 

メンズ・コロナ・オープンJ-ベイ:ラウンド1の結果
ヒート1:フレデリコ・モライス(PRT)11.93、ジョーディ・スミス(ZAF)10.17、マイケル・フェブラリー(ZAF)7.24
ヒート2:セバスチャン・ジーツ(HAW)14.03、ミシェル・ボレーズ(PYF)13.67、イアン・ゴウベイア(BRA)6.66
ヒート3:カノア五十嵐(JPN)13.50、イタロ・フェレイラ(BRA)11.94、ケリー・スレーター(USA)8.73
ヒート4:ガブリエル・メディーナ(BRA)11.83、トーマス・ヘルメス(BRA)7.83、ミゲル・プポ(BRA)6.73
ヒート5:フィリーペ・トレード(BRA)13.84、マット・ウィルキンソン(AUS)12.14、ウィゴリー・ダンタス(BRA)10.67
ヒート6:ジョエル・パーキンソン(AUS)10.10、ジュリアン・ウィルソン(AUS)9.90、マシュー・マギリヴレイ(ZAF)9.86
ヒート7:ウィリアン・カルドゾ(BRA)12.30、キアヌ・アシン(HAW)11.76、イズキール・ラウ(HAW)11.06
ヒート8:コナー・コフィン(USA)16.14、ジョアン・ドゥルー(FRA)15.67、オーウェン・ライト(AUS)12.73
ヒート9:コロへ・アンディーノ(USA)14.87、マイキー・ライト(AUS)13.26、パトリック・グダスカス(USA)6.00
ヒート10:ヤゴ・ドラ(BRA)13.23、エイドリアン・バカン(AUS)11.67、エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)11.23
ヒート11:グリフィン・コラピント(USA)13.63、ウェイド・カーマイケル(AUS)12.23、ジェシー・メンデス(BRA)10.94
ヒート12:ジェレミー・フローレス(FRA)15.80、コナー・オリアリー(AUS)15.07、マイケル・ロドリゲス(BRA)10.96

 

メンズ・コロナ・オープンJ-ベイ:ラウンド2(H1-2)結果
ヒート1:ジュリアン・ウィルソン(AUS)14.43 def.マシュー・マギリヴレイ(ZAF)13.50
ヒート2:ウィゴリー・ダンタス(BRA)11.77 def.イタロ・フェレイラ(BRA)9.73

 

メンズ・コロナ・オープンJ-ベイ・ラウンド2のH3-12の組合せ:
ヒート3:ミシェル・ボレーズ(PYF)対ミゲル・プポ(BRA)
ヒート4:ジョーディ・スミス(ZAF)対ケリー・スレーター(USA)
ヒート5:オーウェン・ライト(AUS)対イアン・ゴウベイア(BRA)
ヒート6:エイドリアン・バカン(AUS)対マイケル・フェブラリー(ZAF)
ヒート7:マイケル・ロドリゲス(BRA)対キアヌ・アシン(HAW)
ヒート8:ウェイド・カーマイケル(AUS)対ジョアン・ドゥルー(FRA)
ヒート9:エイドリアーノ・デ・スーザ(BRA)対パトリック・グダスカス(USA)
ヒート10:マイキー・ライト(AUS)対ジェシー・メンデス(BRA)
ヒート11:イズキール・ラウ(HAW)対コナー・オリアリー(AUS)
ヒート12:トーマス・ヘルメス(BRA)対マット・ウィルキンソン(AUS)

 

ウイメンズ・コロナ・オープンJ-ベイ:ラウンド1の組合せ
ヒート1:ジョアン・ディフェイ(FRA)、サリー・フィッツギボンズ(AUS)、セージ・エリクソン(USA)
ヒート2:タイラー・ライト(AUS)、シルヴァナ・リマ(BRA)、ブロンテ・マコーレー(AUS)
ヒート3:レイキー・ピーターソン(USA)、マリア・マニュエル(HAW)、ビアンカ・ブイティンダッグ(ZAF)
ヒート4:ステファニー・ギルモア(AUS)、ニッキ・ヴァン・ダイク(AUS)、メイシー・キャラハン(AUS)
ヒート5:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)、キーリー・アンドリュー(AUS)、コートニー・コンローグ(USA)
ヒート6:カリッサ・ムーア(HAW)、キャロライン・マークス(USA)、ココ・ホー(HAW)

 

詳細な情報については、WorldSurfLeague.comをチェック。