ワールド・サーフ・リーグ(WSL)ウイメンズ・クオリファイ・シリーズ (QS)6000イベント「Los Cabos Open of Surf(ロス・カボス・オープン・オブ・サーフィン)」が、バハ・カリフォルニア半島先端にあるリゾート地、サン・ホセ・デル・カボのジッパーズ・ビーチで、2018年6月13日から17日までのウエイティング期間で開催される。
現地時間13日は、女子ジュニアがファイナルまで行われ、QS6000のラウンド1がヒート7まで行われたが、接近する巨大なハリケーン「Bud」を考量して、本日の予定をキャンセルとした。
このストームはバハ・カリフォルニア半島先端にあるリゾート地を直撃する恐れがあり、木曜日の午後または夕方にロス・カボスに最も接近すると見られている。そのため明日木曜日14日もコンテストはオフが決定。イベント主催者はコンディションを見て金曜日に再びコールするとしている。
このイベントはQS6000というワールド・サーフ・リーグ(WSL)ウイメンズ・クオリファイ・シリーズ (QS)の中で最高グレードの大会。今年QS6000はフロリダ、ニューカッスル、マンリーに続く4戦目。その後カリフォルニア、スペイン、最終戦のオーストラリアが開催予定。年間に7試合しか行われない。それだけにランキングのためにポイントを稼ぎたい選手にとって非常に重要な一戦となる。
毎年チャンピオンシップ・ツアー(CT)コンペティターが多く参加するイベントは、今年も昨年のイベント勝者であるシルヴァナ・リマをはじめ、優勝経験のあるココ・ホーやニッキ・ヴァン・ダイク、タティアナ・ウエストン-ウェッブ、キャロライン・マークスらも参加。かなりのハイレベルな戦いとなる。また今回は、元祖セクシーサーファーで昨年12月に第一子を出産したアラナ・ブランチャード(HAW)が出場予定だ。
日本から8名のサーファーがエントリー
そんなハイグレードな今回のイベントには、日本から8名のガールズが参戦。ラウンド1からH12に脇田紗良、ラウンド2からH2橋本恋、H5黒川日菜子、H6都筑有夢路、H10西元エミリー、H12田代凪沙、ラウンド3からH11に前田マヒナ、そしてトップシードのラウンド4からはH1に川合美乃里がクレジットされている。
世界を目指して戦い続ける彼女たちにエールを送りたい。頑張れ!日本!
今年も同時開催の男女プロジュニアがソリッドなコンディションでスタート。男子ジュニアではクロスビー・コラピントが女子ジュニアではキラ・ピンカートンが優勝。
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