マイキー・ライト(AUS)SF進出。男子のベスト4、女子のファイナリスト2名が決定。コロナ・バリ7日目

マイキー・ライト(AUS)Credit: © WSL / Sloane

クラマス、バリ/インドネシア(2018年6月2日土曜日)-WSLチャンピオンシップ・ツアー(CT)男女第5戦「Corona Bali Protected presented by Hurley」は大会7日目。本日はクリーンな3-5フィートのコンディションで女子のクオーター&セミファイナル、男子のクオーターファイナルが終了し、男子のベスト4、女子のファイナリスト2名が決定した。

ウィリアン・カルドゾ(BRA)Credit: © WSL / Sloane
ウィリアン・カルドゾ(BRA)Credit: © WSL / Sloane

 

ジャイアントキラーのWSLワイルドカードで出場のマイキー・ライト(AUS)は、今日もその強さを見せつけ、スリリングなクォーターファイナルで、ブラジリアン・パワーハウスのウィリアン・カルドゾ(BRA)を破り、セミファイナル進出を決めた。

 

土壇場の大逆転を決めたマイキー・ライト(AUS)Credit: © WSL / Sloane
土壇場の大逆転を決めたマイキー・ライト(AUS)Credit: © WSL / Sloane

 

そのバトルはスロースタートだったが、クライマックスのフィニッシュは何度もリードが入れ替わる激しいシーソーゲームとなった。土壇場でカルドゾはバレルをメイクをして逆転に成功。勝利を確認したかのようにガッツポーズした。しかし、その直後にライトが更に深いディープバレルをメイク。激しいパワーハックで締めくくり、再び大逆転でセミファイナル進出を決めた。ライトの勝利はわずか0.07ポイント差であった。

 

「それはウィリアンに対する本当にタフなヒートでしたね。彼は本当に良いサーフィンをしていた。」と、ライトは言った。

 

 

 

「最後のスコアがコールされるまで凄く長く感じられました。自分はビーチにいたんですが、逆転出来たことが分かってホッとしました。波は素晴らしかったし、このイベントではサーフィンがとても好調だったので、セミファイナルまで残っていることが本当に信じられないです。」

 

Credit: © WSL / Sloane
ミシェル・ボレーズ(PYF)Credit: © WSL / Sloane

 

ミシェル・ボレーズ(PYF)は、メンズ・クォーターファイナルで大活躍を続けるルーキーのグリフィン・コラピント(USA)と対戦した。ヒートは予想通りの激しいデッドヒートとなり、ルーキーとベテランによるチューブ・ライド&ハック合戦で常にトップが入れ替わった。

 

際どいマニューバーを仕掛けるコラピントに対して、じっくりと波を見定めて責めるボレーズ。両者ともエクセレントの8.50をスコアしたが、ビッグなバックアップ・スコアを持って、セミファイナルに進むことができたのはボレーズだった。

 

 

グリフィン・コラピント(USA)Credit: © WSL / Sloane
グリフィン・コラピント(USA)Credit: © WSL / Sloane

 

「この波は小さいときのハレイワを思い出しますね。だから、ハレイワで2度優勝した自分のサーフィンにフィットしている気がします」と、ボレーズは言った。「グリフィンとのヒートはとても楽しいものでした。我々はお互いがパーフェクト・ウェイブをスコアするのを見ていた。

 

彼が8.50をゲットするのを見たとき、僕はチューブの中を見ていたんですが、そのポジションは見えないほど深く、彼はそこから出てきて信じられませんでしたね。そのあと自分も良い波を掴めたんです。セミファイナルまで勝ち上がれて最高です明日が本当に楽しみです。」

 

また、ジョーディ・スミス(ZAF)はQFのファーストウェイブで、ディープなバレルライドをメイクして、メンズ・イベントのハイエスト・シングル・ウェイブ・スコア9.57をスコア。フィリーペ・トレード(BRA)を破りセミファイナル進出。

 

2度目の優勝も夢ではないイタロ・フェレイラ(BRA)PHOTO: © WSL / Cestari
2度目の優勝も夢ではないイタロ・フェレイラ(BRA)PHOTO: © WSL / Cestari

 

イタロ・フェレイラ(BRA)は、バックハンドでジェレミー・フローレンス(FRA)を下し、最後のメンズ・セミファイナル・スポットを手に入れた。

 

レイキー・ピーターソン(USA)Credit: © WSL / Sloane
レイキー・ピーターソン(USA)Credit: © WSL / Sloane

 

ウイメンズでは、タイラー・ライト(AUS)がタティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)を破り、
レイキー・ピーターソン(USA)がサリー・フィッツギボンズ(AUS)を下して、それぞれファイナル進出を決めている。

 

更なる情報は、WorldSurfLeague.comをチェック。

 

Corona Bali Protected Women’s Quarterfinal Results:

ヒート1:タイラー・ライト(AUS)12.94 def.シルヴァナ・リマ(BRA)12.00
ヒート2:タティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)9.93 def.ステファニー・ギルモア(AUS)6.90
ヒート3:レイキー・ピーターソン(USA)12.10 def.マリア・マニュエル(HAW)9.84
ヒート4:サリー・フィッツギボンズ(AUS)15.00 def.キャロライン・マークス(USA)12.00

Corona Bali Protected Women’s Semifinal Results:

ヒート1:タイラー・ライト(AUS)15.00 def.タティアナ・ウエストン-ウェッブ(BRA)14.80
ヒート2:レイキー・ピーターソン(USA)15.00 def.サリー・フィッツギボンズ(AUS)10.83

Corona Bali Protected Women’s Final Matchup:

ファイナル:タイラー・ライト(AUS)対レイキー・ピーターソン(USA)

Corona Bali Protected Men’s Quarterfinal Results:

ヒート1:ミシェル・ボレーズ(PYF)16.17 def.グリフィン・コラピント(USA)14.43
ヒート2:マイキー・ライト(AUS)14.93 def.ウィリアン・カルドゾ(BRA)14.86
ヒート3:ジョーディ・スミス(ZAF)15.34 def.フィリーペ・トレード(BRA)14.40
ヒート4:イタロ・フェレイラ(BRA)16.20 def.ジェレミー・フローレス(FRA)15.73

Corona Bali Protected Men’s Semifinal Matchups:

ヒート1:ミシェル・ボレーズ(PYF)対マイキー・ライト(AUS)
ヒート2:ジョーディ・スミス(ZAF)対イタロ・フェレイラ(BRA)