
世界レベルの泳力を持つ、日本屈指のサーフィン・ウォーター・フォトグラファー、神尾光輝。今回サーフメディアの企画として立ち上がった「THE REAL 魂のサーフィン〜ザ・ノースショア」では、神尾光輝がライフワークの場と考えるサーファーの聖地であるハワイ・オアフ島ノースショア。その波の虜となり、毎年ノース行脚を続ける日本人サーファー達にフォーカス。神尾光輝の目線でサーファーを選び、彼の言葉でインタビューする。

その記念すべき第一回のサーファーは浜瀬海。昨年はJPSAのロングボード・ツアー1年目にしてルーキー・オブ・ザ・イヤーとグランドチャンピオンを同時に獲得するという偉業を達成。ショートボードでは、2011年からプロ選手として活動。師匠の添田博道氏の影響で、子供の頃からノースに通い、毎シーズン自分のサーフィンと向き合いながら成長を続けている。

ノースショアに初めて行ったのは?!
ノースショアに初めて行ったのは6年生の時、それが初めての海外でもありました。添田博道さんに連れて行ってあげると言われたのがきっかけでノースショアに行くことができました。
初めてサーフィンしたポイントは?!その時の感想は?!
初サーフしたポイントはフレディーです。進藤晃さんに連れてってもらい、初の海外でのサーフィンでめちゃくちゃ興奮したのを覚えてます!晃さんにポイントの入り方、ポイント名などを沢山教えてもらいました。
初めてのノースショアはどうだった?!
初めてのノースショアの思い出は、とにかく波のパワーがすごいなと思いました!
今までのノースショアで印象に残ってる波やセッションは?!
今までのノースショアで1番印象に残ってる波は、初めてサンセットに添田博道さんとパドルアウトし、博道さんにGOと言って頂けた波は一生忘れませんね。何とも言えない恐怖と行かなきゃいけないというプレッシャー。そして絶対にこけない、それを決めた瞬間めちゃくちゃ嬉しかったです。「サーフ・ファースト」という雑誌があった時に、その写真が見開きになりました!木本さんにとっていただいた写真です!その一本は忘れません。
ノースショアでのサーフィンする上で気をつけていることは?!
ノースショアでのサーフィンで、ずっと気をつけているのは怪我をするのは、もちろん気をつけてるのですが、ローカルをリスペクトし、ハワイのポイントの全てで入れてることに感謝し、ルールを守って邪魔にならないようにサーフィンするのを心がけています!ローカル・リスペクトですね。
ノースショア用に用意しているサーフボードは?!
サーフボードはハワイの前田さんハウス(前田マヒナの父)にガンだけは置かさせてもらってます!日本から持って行くボードはノーマルボードのみです! 7’6くらいのボードはサンセットで使い、6’6はバックドアやオフザのバレルの波で使います! 6’6以下のサイズのボードはバックドアやロッキーなどで使ってます!
ノースショア用のサーフボードでこだわっていることは?!
サーフボードにこだわってる部分はとくにありません!
ノースショアで怖い思いをしたことはある?!
ノースショアのパイプで8ftくらいの波を真下でくらい、リーシュが切れてしまい、そのセットを続けて4本食らったとき本当に死にそうでした。それからパイプラインで入るのはトラウマになってしまい、なかなか行けなくなってしまいました。
ノースショアから学べることは?!
ノースショアから学べることは<、とにかく自分が小さいんだなと分からされる場所だと思います。サーファーはみんな上手いし、日本みたいにいっぱい波乗れないし、自分がちっぽけにみえるんですよね。ノースショアでのサーフィンは修行だと思います。
ノースショアでサーフィンする上で影響された人は?!
影響されたサーファー、尊敬しているサーファーはロックダンスの先輩でもある脇田さんですね。ノースショアに名を刻んでいるのも滅茶苦茶スゴイことですし、あのパイプラインにずっといられるのは半端じゃないことだと思います。
ノースショアでの今後の目標は?!
ノースショアでの目標は、とにかく自分のペースで自分のサーフィンを写真で残したいです

カイは趣味で写真を撮って頻繁にポストしてるけど、写真撮影に関してはどんな感じ?
自分にとって写真は綺麗な写真をとって一人でも多くの人に綺麗な写真を見て欲しいので毎回綺麗な写真を撮れたなぁと思ったらSNSでアップしています!写真を撮るのは凄く楽しいです!
ノースショアに来る日本人サーファーにアドバイスある?!
ノースショアにくる人には、なるべくメジャーなポイントでサーフィンするのをお勧めします!あとはとにかくサーフィンするなら無茶はしないように海ではおとなしくサーフィンするのをお勧めします!
浜瀬海オフィシャルサイト:kai-hamase-surfing.com/