ブーメラン・ビーチ、NSW/AUS(2018年2月11日日曜日)オーストラリアのブーメラン・ビーチで開催中の男女QS1000「Vissla Great Lakes Pro pres by D’Blanc」大会最終日。
クリーンな3-フィートのコンディションとなったブーメラン・ビーチで、ジャクソン・ベーカー(メレウェザー、NSW)とホリー・ウォン(ニューポート、NSW)が優勝。2月19日から始まるQS6000イベントへ弾みをつけた。
前戦のマザーネスト・ツイード・コースト・プロで優勝したばかりのジャクソン・ベーカー。その勢いを止めることは誰にもできずに、9.00ポイントをバックハンドでたたき出し、13.70のヒート・トータルでクロヌラのジャレッド・ヒッケルを下して2連勝を決めた。
「これ以上のことはないと思うほど最高の気分です。」と、ベーカーは言った。「今回優勝できて本当に嬉しいです。まだ今シーズンは始まったばかりですけど、2戦連続優勝でのスタートなんて夢のようですね。ベスト・スタートで文句のつけようがありません。
トップ50を突破し、それ以上を目指したいです。よく食べてハードにトレーニングしてきたことが実を結んだんだと思います。次のニューカッスルでの今年初のQS6,000イベントに気合が入りますね。自分のホームですからプレッシャーもありますけど、考えすぎずに挑みたいです。ここまでの結果が自分に自信を与えてくれると思います。」
ウイメンズの決勝は、カリフォルニアのアリッサ・スペンサー(USA)に対して、イベントを通して圧倒的なストロング・パフォーマンスを見せていたホリー・ウォンのワンサイドゲームとなった。
ウォンはヒート前半に美しいレフトハンダーを見つけ出して、2つの巨大なバックハンド・ハックで9.50を記録。さらに駄目押しの9.90をスコアして19.40の驚くべきヒート・トータルをマーク。そのスコアは、全イベントのハイエスト・トータルとなった。
今回は良い結果を残せなかった日本チーム。次回は2月19日から25日まで、ニューカッスルで行われるQS6000イベント「Burton Automotive Pro」に参戦。
こちらには大原洋人、新井洋人、仲村拓久未、村上舜、稲葉玲王、大橋海人、西修司、安室丈、西優司が参戦予定。Alternates/Trialistsには、加藤嵐、西慶司郎、田中大貴、山中海輝、都筑百斗。
女子では、川合美乃里、前田マヒナ、大村奈央、橋本恋、黒川日菜子、都筑有夢路、西元エミリー、田代凪沙、松田詩野が参戦予定。Alternates/Trialistsには、北沢麗奈、西元ジュリ。
世界を目指して戦い続ける、日本のサーフ・アスリートたちの活躍を期待し、エールを送り続けたい。がんばれ!日本!
http://www.worldsurfleague.com/events/2018/mqs/2613/vissla-great-lakes-pro-pres-by-dblanc
2018年のVissla NSWプロ・サーフ・シリーズ
Event 1: Carve Pro
Location: マルーブラ・ビーチ
Date: 1月18日 – 21日
Event 2: Mothernest Tweed Coast Pro
Location: キャバリタ・ビーチ
Date: 1月 31日 – 2月4日
Event 3: Vissla Great Lakes Pro pres by D’Blanc
Location: ブーメラン・ビーチ
Date: 2月 7日 – 11日
Event 4: Vissla Central Coast Pro pres by Slimes
Location: アボカ・ビーチ
Date:3月7日 – 11日