写真、リポート:山本貞彦
本日よりJPSAジャパンプロサーフィンツアー2017ロングボード第4戦「Tickety ALL JAPAN PRO 鵠沼」が、神奈川県藤沢市鵠沼海岸で開幕。
大会初日、9月に入ったとは言え、夏のような賑わいを見せる鵠沼海岸。会場の波はヒザモモ、セットでコシ。それでも朝はオフショアで面はクリーンでグッド。
しかし、潮が引く昼にはオンショアが吹き出し、サイズもダウン。選手はポジショニングで右へ左へ。ヒートによってはスウェルが入らず、プライオリティーのミスが勝負の分かれ目に。
今日は男子、女子ともラウンド3まで消化。これで、女子はベスト8が決まった。
湘南の波はパワーがない。自分でスピードをつけないとノーズまで行けない。面がガタガタならば重い板で抑えることもできるが、反面、リエントリーが難しい。なので、やはり板のチョイスが大事。
浜瀬海
潮が引き切る前の一番難しいコンデイション。EPSの軽い板をチョイス。ショートで培ったボードコントロールでノーズ、リップと浜瀬流の演技でラウンドアップ。
小山みなみ
ヒート前の不安そうな表情が全く想像できないヒートでの演技。優先権があろうが、なかろうが一度、波を掴むとリズムよく軽やか。
吉川広夏
厳しいコンデイションでの戦いでも一人別格。波を見極め、波を作り出すが如く右に左に。今シーズンはロングボードだけでなく、海を楽しむことを心がけて世界を転戦。その余裕がなせる技か。
田岡なつみ
今シーズンのテーマは「挑む」。日本だけでなく世界も積極的に転戦。優勝という実績を残すだけでなく、ショートボードのプロトライアルにも挑戦。やはり、この経験が自信となったか。どんな状況でも自分の演技ができるのが、強くなった証拠。
河村正美
今大会はMCのサポートとして参加。元JPSAグランドチャンピオンであり、ここ鵠沼を知り尽くすマミさん。わかりやすい解説は、さすがです。
牛越理事長、自らプライオリティーのパネルを担当。
2011年のグランドチャンピオン小熊明美、クオーターファイナル進出。
林未来はラウンド3で敗退。
佐久間真美はクオーターファイナル進出。
現在ランキング3位の鈴木由貴がラウンド3で敗退。
日本のトップが集結する注目のロングボード第4戦。サーフメディアは現地から最新情報をお伝えする予定です。お楽しみに!
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